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「ファイト・クラブ」:映画レビュー【ネタバレあり】

なんていうかNetFlix契約しているから

見ないと勿体無い気持ちにかられる。

 

そんなわけで昨日みたのはブラピが出演している映画

ファイト・クラブ

これは賞とかは取っていないけど、めちゃくちゃカルト的人気がある作品だ。

 

タイラー・ダーデンというブラピのキャラが特に今でも人気だ。

キャラ作りという意味では

カッコーの巣の上で」の主人公マクマーフィー(ジャック・ニコルソン)と

双璧をなすと個人的に思っている。

 

これを見たのは昨日で2回めになる。

2回目だからストーリーもだいたいわかってたし

なんていうか一歩引いて鑑賞できたんだけど

やっぱ最高に素晴らしい作品だわ。

 

人生でトップクラスに好きな作品と言える。

 

 

例えば、最後のオチというか、主人公が気づく事実のため

「主人公の名前は出てこない」という演出だ。

主人公の独白的に映画が進むので全然気にならなかった。

 

タイラー・ダーデンと主人公の同棲生活の中で出てきた

本のキャラクターから拝借して、ジャックと名乗る時があるが

このジャックという名前の使い方もおしゃれだ。

「僕は裏切られたジャックの怒りです。」みたいな

 

そう、この映画はめちゃくちゃおしゃれなんだ。

しかも男性的なおしゃれさなんだ。

もうめっちゃ男男しい。

出てくるブラピもそうだけど、めっちゃマッチョ。

思想もマッチョだ。

だからこの映画を評価している女性は見たことがない。

 

人生と物質社会に疲れた主人公が金融社会をぶっ壊す

っていう、ある種のテロリズム推奨みたいな映画だし。

 

タイラー・ダーデンと二人で始めた

地下室で殴り合いをするファイト・クラブが大きくなり

いろんな参加者が増えたときのタイラー・ダーデンの演説もかっこいい。

やっぱりマッチョ男的な「演説」なんだよね。

 

「みんな若いころは色々夢見て、自分が特別だとか

ハリウッドスターみたいに成功者になれると思うけど

年くって冴えない生活してる。

ここにいる誰もがウェイターやガソリンスタンドで働いている。」

みたいなことを言っているんだけど

この演説の記憶は全然なかったのね。

 

もう高校生とかそれぐらいのときに見たから多分実感がなかったんだと思う。

でも30になった今、そこの演説にぐっと来てしまった。

今見直すと随分、底辺男どもの悲哀的なものを考えさせられる。

主人公はめちゃめちゃホワイトカラーで

買いたいものはたいてい買える男だけど。

 (IKEAの家具にハマっているって設定だ)

 

唯一の女性キャラも何ていうか、振り回される役割で

他のハリウッド映画みたいに、女性も活躍できるのよって演出がない。

もうホント主人公に振り回されっぱなしで、

本筋の計画にはほとんど絡まないし、セックスだけです~的な。

重要な役割というか、添え物としての重要さみたいなのはあるんだけど。

これ、アメリカの女性は嫌いなんじゃないかなって映画になってる。

 

全体を通して見ても。殴り合い、社会への攻撃

レール通りの人生への反発とかが表現されていて

(例えばタイラー・ダーデンと主人公の会話で

高校行ったら大学いって、大学卒業したら働いて、

働き始めてしばらくしたら親父に結婚を勧められた

みたいな話がある)

 

結局ホワイトカラーの主人公は結婚もしてないし子供もいない。

とにもかくにも男の人生中心主義が漂う作品です。

 

でもこの映画見た後はすごく滾る(たぎる)んだよね。

人生を生きてやろうじゃないか、みたいな。

最近ジムに行きはじめているけど、

やっぱタイラー・ダーデンみたいな体いいよなあって思えるし。

 

もしあなたが男だったらとにかく見てみることをオススメします。

女性からみたら不愉快かもしれない。

 

20前に一度見て、30代に入ったらまた見て欲しい

40代になったり家庭ができたら僕もまた見ようと思う。

とんでもなくいい映画だと言い切れます。

 

9.5点/10点