透析患者へのバッシングを記事にした長谷川氏が大炎上している中、
下記の増田が悲しみの声を上げています。
増田氏は透析患者ではなく特定疾患の難病患者のようですが。
透析患者への批判もそうなのですが、増田氏のおっしゃるように
完全に日本の貧困化問題なんですよね。
日本の将来は暗いという意識から来る、誰かを切り捨てたい思想。
日本に蔓延しているコスパ思想にも影響してそうです。
足を引っ張っている人間がいなければもっと未来は明るい、日本は素晴らしい国になるといったところでしょうか。
とにかくコスパの良さを追求した結果、ありとあらゆるものが追い詰められている。
余裕がない。
少しの予算で最大効果を、少しの労力で最大効果を。
そのような思想が蔓延した結果、何も提供できない人間は不要だと。
ディストピアを住民が望む構造というのは小説より奇なりといったとこですか。
ただどうも世界的にそのような流れがあるようです。
伝聞によればスウェーデンのような北欧では個人の自由を限りなく尊重し、弱者へのヘイトスピーチを取り締まっているようです。
ただ日本では弱者への風当たりが強い。非常に強い。弱者自身が弱者自身を許せない国家になりつつある。
上級市民はそれはそれで弱者に興味を持たないでしょう。弱者側にいる人は、生活保護や難病患者じゃなくたって、普通のサラリーマンでも世界を変えるほどのことをできるわけじゃない。汲々とした人生を生きるしかない。結局、日本に残された手段は個人防衛しかないわけですよ。生活保護をもらえたから本当に素晴らしい生活ができるわけでもないし。だから英語を覚えてなんとか、日本を脱出するか、日本国内でも優位にたつしかない。悲しいかなゆとりのある暮らしというのは自分で掴むしかない時代になってしまったのでしょう。スウェーデンとかフィンランドあたりで暮していたいですねえ。どんなものなんでしょうか