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書評:「テコンダー朴」は右も左もぶん殴るマジキチ漫画 (原作:白正男 作画:山戸大輔) 【ネタバレあり】

最近、にわかに話題らしいマジキチ漫画を購入いたしました。

 

 

ざっくり言ってしまえばアジア風刺漫画なのですが前方方位平等にケンカを売るスタイルが一部のチョッパリ(日本人野郎)にバカウケしております(笑)

 

チョッパリとは韓国人が日本人に向けて放つ罵倒用語ですが、この言葉の意味がむしろ自称したくなるほど、おもしろい使い回しをしております。差別用語を圧倒的な名言に変えてしまう魔力がこの漫画にはあります。

 

ムダヅモ無き改革という漫画が流行ったときがありますが、雰囲気はそれに近いところがありますが、ムダヅモよりも日本人にも韓国・朝鮮・中国にもシビアな風刺を展開しております。

 

 

「アンタ、背中がチョッパリだぜ」

「テコンドー半万年の起源は明らかである」

「思い知るがいい日本の罪深さを、そして我ら大韓民族の偉大な歴史を」

「ヒャッハーーー在日狩りだぁぁあ」

 

軽いノリで差別用語を連発しますが、韓国にも日本に対しても(そしてとばっちりのタイ王国にも)風刺が効いており、日本アゲでも韓国アゲでもない、どちらも馬鹿にした内容がとても素晴らしい。

 

格闘漫画の皮をかぶったシュールギャグ。

作者のツイッターも徹底していて面白いです。

原作者が「作画担当のチョッパリ」とツイッターで呼んだりするあたりがクレイジーです。

 

極端な世界観、例えば日本の在日地区がスラムのように書かれていたり、日本の警察が全く機能していなかったり、借金取りに江南ファイナンス(PSYのそっくりさんが悪徳金融業者として出て来る)とか、リアルな有名人や組織(しばき隊や在特会の似たやつ)がでてきたりとか、現実を拡大解釈した社会が面白さのポイントです。

 

出て来る韓国人たちが差別を許さないといいつつ、タイ王国のことはナチュラルに後進国と呼んだりする矛盾や、1つのセリフで差別批判と差別を同時に行うのは職人芸だと思います。

 

「いきなり差別かよ。チョッパリらしいな」

「この糞チョソン人。すごいこというな、それはヘイトスピーチだぜ」

「これだからタイ人みたいな無識な未開民族は」

 

狂おしいほど矛盾だらけのキャラクターが山ほど出てきて、少しだけ出てきた中国人の格闘家がまともに見えたりします。

 

ムダヅモ無き改革は日本人美化傾向がありましたが、テコンダー朴はとりあえず何でも風刺するスタイルが斬新です。

 

これを見て笑えるかどうかで、中道かどうかを判断できそうです(笑)

 

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