こうして僕らは腐る

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部下に高圧的で、上にへりくだる上司の有用性について

炎上案件も落ち着き、今はほぼ残業なしで帰宅できております。

仕様変更がないということがこれほどまでに作業時間に影響するかということを実感できた日々もないでしょう。

 

僕はこの炎上案件で勉強したことがいくつかあります。

それがタイトルなのですが、要件定義を客としてきて、僕に指示する役割の人について語りたい。

 

その方は元プログラマ、おそらく出来るタイプだった模様で、年はまあ40台後半以上でしょう。今はプロマネ的ポジションで案件を複数持っている様子。その一つが今回の案権だったのです。

 

とにかく話し方が高圧的であたりが強い人でした。

 

誰に対してもそんな感じらしいのですが、それは使われる側の人に対してだけのようです。「こんな程度もすぐできないのか」的なことをズケズケ言うのですが、僕のストレスは半ばその人によって与えられたもののようでした。

 

最初はひでえおっさんだなあぐらいに思っていたのですが、エンドユーザーと会議を一度だけしたときに、あまりにもヘーコラして、相手の要求を飲み続け、いつもの高圧的な部分をおくびもださないのだから唖然としてしまいました。

 

そりゃ仕様変更が延々と続くわけだわ、と納得しましたが、以降僕のストレスは倍増したように思います。プログラマに高圧的に出る姿勢の10分の1でもエンドユーザーに出せたなら多少はシンプルなシステムでいい感じの予定を立てられたんじゃあないかと思わずにはいられませんでした。

 

プロマネは出来ることや出来ないことを明確にして、出来る限り作業実装を減らしつつも相手に満足を与えなければならない重要な役割です。相手の言うことをへーへー聞いて丸投げするだけなら猿にでも出来るわけです。

 

実装や工数を減らしつつ満足させるというのは非常に重要な考え方です。商売は相手に満足感を与えることが重要ですが、無意味に奴隷になることじゃあない。労力少なくして、益多ければそれで良いわけです。

 

中間管理職としての彼のストレスは半端ではなかったでしょう。どのレベルのプログラマだったかはわかりませんが、とにかく受ける要求に対して「俺なら出来る」感をすごくだしていました。

 

だが僕に言わせればプロマネとしてはクソすぎてお話にならない。と言えども、出世している理由はそれなりにわからんくもないです。大企業らしく外注を大量に使うだけあって有象無象のプログラマ達に会ってきたと思います。

 

その中で彼の高圧的な態度はコミュ障ぎみのプログラマ達には有意に働いたに違いありません。プログラマの中には超効率主義もいて、炎上しようがなにしようが残業は最低限にするぞという人もいて、それは正しいのですがリリース前なんかはやらざるを得ない時があります。そういう時に強気の態度に出れば、大声で怒鳴られたりすることが苦手な理系の人をある程度は、働かせることができるでしょう。

 

ですが、それをせざるを得ないのはエンドユーザーの言うことを無条件に受け入れていくというそのやり方が問題だと思う。本人はおそらく変わらないでしょうけども。上に強気に出るというのは、結構先天的な特性だと僕は思っていて、出来ない人は本当に出来ない。

 

そういう人が客と折衝を行うというのは、最も恐ろしい結果を招くでしょう。だがそれでも、弱気な人達や隙きあれば悪い意味でサボろうとするプログラマ達に詰め寄ることができるというのは、僕の経験上まあまあ役立つことがあり、客にも主張できず部下にも主張出来ない人に比べれば、最悪よりは1つ手前に位置するといったところではないか。

 

日本では企業を訴える人はアメリカなんかに比べて少なく、日本人の風潮として怖い人には文句言わないみたいなところがあり、ブラック企業がのさばる要因の一つになっていると思います。

 

そういう特徴がタイトルのような上司を生み出し、さらにはそういう上司とも戦わず精神をすり減らす末端労働者を生み出すのではないでしょうか。