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書評:「騎士団長殺し」著者 村上春樹【ネタバレあり】

ゴールデンウィークも終盤ですね。僕は少し前に買った村上春樹御大の「騎士団長殺し」をようやく読み終えました。村上春樹の作品については「風の歌を聴け」「1Q84」「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」そして最新作の「騎士団長殺し」を読み終えたことになります。

 

内容については以下の記事にまとまっているので、詳細は語りません。

toyokeizai.net

一番有名な「ノルウェイの森」は家に上下巻ありますが、まだ読んでません。5月中には読むでしょう。イギリスに行く前に消化していない本を潰す予定です。

 

さて、今回の作品は8年ぶりだかの長編ということです。長編を読むときは何であれ外で読むことが多いのですが、珈琲館やミスドマクドと渡り歩いて読んだ結果、ミスドマクドは読書にふさわしくないことがわかりました。意図的なのでしょうが、テーブルが低すぎて本を置いて読むとめちゃくちゃ肩と首が痛くなりました。やっぱり喫茶店の方が長居するのに向いていますね。

 

まあぶっちゃけると娯楽作品としてはおもしろくない、というのが感想です。今作でちょっと思ったんですが、僕は村上春樹に向いてない人間だ。1Q84はおもしろく読めた記憶があるけれど、wikiを見ないといけないぐらい内容を覚えてませんでした。

 

村上春樹の作品で印象に残るのは、何気ない記述やキャラクターです。1Q84のときは牛河というキャラクターが凄惨な死に方をするということがやたら記憶に残っていて、本筋の宗教団体に関連する話はwiki見直すまで思い出せなかった(笑)

 

今回の「騎士団長殺し」ではキャラクターの会話中に出てくる表現が目につきました。騎士団長がいう「〜〜〜はあらない」という言い回し、「あらない」とは「ない」という意味ですが、やたら連呼するもんだから笑いをとっているのかな?って思いました。「それしか方法はあらない」みたいな使い方をしています。

 

他にも主人公の友人・政彦が言う、父親認知症状態の表現

「卵と金玉の違いもわからない」

「親父の脳みそはゆでたカリフラワーと違いはない」

みたいなのとか

 

それにヒロインとも言うべき13歳の少女・秋川まりえが終盤特に、おっぱいにやたらこだわりまくるとことか。秋川まりえは自分の胸が膨らむまで死にたくないとか、他人の胸がどんなものかとか、とにかくおっぱいに執着があります。

 

1Q84の時もそうだったんだけど、未成年の少女がでてきてはセクシャルなことを言ったり、そういう展開になるのはお決まりなのかな?

 

僕が読んでて展開が気になったのは、秋川まりえはいつセックスするんだろう、ということでした。1Q84で17歳の少女が主人公とセックスする描写があったと思うんですが、作者の願望を投影してんじゃねーか的なバッシングがネット上であったような記憶があります。

 

それなので今回も13歳相手のセックス描写とかあるんじゃね?的な読み進めをしていたら、まったくそんなことはなかったぜ。さすがに13歳は低年齢すぎてアウトだからかな。

 

村上春樹作品を全て読んだわけではないですし、特に名作と名高い作品は未読なので偉そうには言えないですが、作品のストーリー事態は平凡なんじゃないかな。ただところどころ印象に残るシーンや描写があり、そういった部分を楽しむ作風なのかなあと思ったのであります。

 

けっこう読むのに時間をかけましたが、なんか「得るもの」があったかというと全くないです。娯楽作品として優れているか?と言われればそうでもないと思います。

 

ただミーハーとして生きることをモットーにしているので、流行っている作品などは一通り手をつけるようにしているので読みましたが、今後は春樹作品に手を出していくかは迷うところですね。

 

 

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

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騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

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