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ヒトラー以外の独裁者が日本であまり支持されない理由

ネオナチだったり、日本のtwitterあたりでヒトラーを好意的に評価する人を度々みかける。自分の観測範囲ではヒトラー礼賛している人がでてきては、史学に造詣のある人が反論していたりするのをチラホラ見ます。

 

いつも思うんだけど、スターリンやレーニン、毛沢東ポル・ポトみたいなのを評価している人を見かけない。ヒトラーだけがガチな感じで礼賛している人を見ることがある。スターリンに至っては「なるほど、シベリア送りだ。」のネタで使われていたりはするけども。

 

そんなことを考え始めたら止まらなくなって、むしろ有名な独裁者が指示されない理由を思いついたので、あまり意味は無いけどアウトプットしたくなった。

 

 

レーニンが指示されない理由

皇帝がいたロシアを革命でぶっ倒し、独裁ロシアを作った人物。近代ロシアの基礎を作った独裁者であり、今のロシアのほとんどはこの人の時代から継続性があると言っていいんだけど、日本ではマイナー独裁者ではないか。マルクス・レーニン主義とかいう言葉もあって社会主義国家の代名詞とも言えるソ連を作った歴史的人間です。

 

このソ連を作ったというだけでも、独裁者としては規格外ですが、日本人の中でレーニンの政策などを評価しているワナビーイッタラーなどはみかけません。

 

理由は至ってシンプルで「何をした人物か理解されていない」「政策にキャッチーさがない」ソ連事態が貧乏臭い」的なところが挙げられるかと思います。

 

 ヒトラーには「アウトバーンを作った!」(実際には色々異論があるようです。ヒトラーの政策ではないという視点で)みたいな露骨にキャッチーな政策がありますが、ロシアの政策名はわかりづらく「ネップ!コルホーズソフホーズ!」とロシア語のわかりづらさを発揮していると思います。

 

虐殺もしている立派な独裁者ではありますが、独裁者的インパクトに欠ける、というかスターリンインパクトの全てを持っていかれるなあというところはありますね。いずれにせよ、わかりやすさを好む日本では指示されない類の人物ではあります。

 

毛沢東が指示されない理由

聖書の次に売れている「毛沢東語録」を世に出したベストセラー作家でもあります(笑)読んだことはありませんが。

この御仁があんまり指示されたり評価されない理由は「わりかし最近の中国人だから」「禿げているから」「マヌケな政策で自国民を餓死させまくった」という点につきるでしょう。つまりこれ↓。

 

http://articleimage.nicoblomaga.jp/image/164/2017/d/d/dd12d5ebea7d5b0137f03fe10006cdbcd73961bc1486262830.jpg

 

なんだかんだで中国に対しては三国志時代ぐらいに遡らないと、日本人は素直に評価してくれないでしょう。何故かヒトラー礼賛もネトウヨな人々と相性がいいので、独裁者を求めるのがそういった人々なら、中国人は避けられるでしょうねえ。

さらにルックスの特徴がなんせハゲだし、その辺のおっさん感が強いのもマイナスポイントですね。さらに言えばキャッチーな政策のほとんどが超マヌケ感が強いのも無能感をだしててつらい。「大躍進」「文化大革命」と名前だけ見ればわかりやすいし、日本人にも馴染みやすい語感なのはさすが中国ですが、中身は失敗の上にわりと無関係な貧農が死にまくったのもダメダメ感がする。

ヒトラーのように「敵を虐殺した」のではなく「予想外に国民が死んじゃった」ってのはかっこ悪いクソ政策味がするので今後も支持は広がらないでしょう。

 

ポル・ポトが支持されない理由

能力を虐殺特化に全振りした、アヘアヘキリング叔父さんことポル・ポト毛沢東はネタになりますが、ポル・ポトは生理的に無理な感じが半端ない。

指示されない理由は「見た目が冴えないおっさん」カンボジアが今でも貧乏だから」「虐殺以外に何したかわからない」「細かいエピソードがダサい」

日本人というのは、貧乏な人に対して徹底的に冷たいところがありますが、国家イメージにもあるような気がします。貧困でもすごいところのある中国、に対してカンボジアは貧乏なだけ的なイメージを持っていませんか?僕もアンコール・ワット以外わかりません。ネットなんかを見ても貧乏国家に対してはナチュラルに軽蔑的な人っていますよね。差別しようとしているんじゃなくて、「なんやこの貧乏ダメ国家は」みたいな。

 

なんせポル・ポト後というか、このおじさんの責任もあってカンボジアは今でもド貧困国家なのであんまり尊敬を受けませんよね。ドイツはなんだかんだヒトラー後に強国としての立場を築いているので、その点チョビヒゲ野郎は得しているところがあります。

 

ポル・ポトのフランス留学でうまく行かなくてルサンチマンとコンプレックスを抱えて帰ってきたエピソードなんかは、日本人にもよくあることなのでネタにすらならないでしょう。なんというか、アジア人的なダメおっさんがまかり間違って天下を取ってしまった感があり、軽蔑というよりツラミがある。

 

彼の名言はすごくサイコパス感が出てて良いです。

泣いてはいけない。泣くのは今の生活を嫌がっているからだ。 笑ってはいけない。笑うのは昔の生活を懐かしんでいるからだ。

 

さらに「クメール・ルージュ」などところどころクールな語感の関連用語があるにも関わらず、そこまで評価されないのは、やっぱり自分勝手なダメおっさん感があって、カリスマ的な側面が醸し出されてないからでしょう。

 

メガネかけてるヤツはインテリだから殺す

子供しか信頼しない

みたいなところも短絡的で自信のないヤツ的なイメージを増強しています。

 

見た目通りの冴えない感じなので、偉大さのかけらもないので支持されることはないでしょう。

 

スターリンが支持されない理由

色んな意味でネタ感が強い。

http://livedoor.blogimg.jp/nuchan2/imgs/2/b/2b1bce38.jpg

 

政策面での印象はあまりなく、日本人的にはシベリア抑留が最も知られている政策かもしれません。他には粛清の印象が強い。見た目的には独裁者4人の中では最もハンサムかもしれません。実際にはアバタだらけの顔だったそうですが、特に若い頃の造形はなかなか素敵なガイです。

http://chikyu-jack.com/wp-content/uploads/2016/03/stalin-e1458899141645.jpg

 

特徴的で渋いルックスに恵まれても、それだけで信者が後に続くわけではなさそうです。指示されていない理由はソ連という貧乏臭い国家の指導者」「暗殺を恐れて引きこもったあげく死んだ」「粛清以外のインパクトがない」「日本人がけっこう被害を受けた」といったところでしょうか。やはり日本人に多大な被害を与えたり、今に続く北方領土問題も同志の責任なので、褒めるだけでも売国奴扱いされそうな雰囲気があります。ドイツと日本は当時同盟国家という前提がありますが(機能していたとは言わない)ソ連は完全敵国ですし、領土取られているしね。

レーニンよりは印象のつよい指導者であることは間違いない。

 

まとめ

日本人の貧乏やしみったれた雰囲気の嫌いさって、色んな所で思想に影響与えている気がする。中国やカンボジアは今でも貧乏だったり、格差がひどかったりするので国家イメージがそのまま独裁者のイメージにつながっていたりするのではないか。よく考えれば列挙して4人の国家は「先進国」みたいなイメージが今でもなかったりして近代指導者があまり評価を受けないところの遠因じゃないかな。

 

にしてもドイツのチョビヒゲだけがやたら評価されているのは、先進的で経済大国でEUの中心にいるみたいな国家イメージの影響があるのではなかろうか。もちろんそれはヒトラーの手柄ではないが。ソ連指導者の低評価は同時期のアメリカが凄すぎて、貧乏なソ連を徹底的に西側に印象づけたところもあるんだろうね。

 

追記

Google日本語入力で礼賛を「れいさん」と入力したら「らいさん」ではないかと提案し、造詣を「ぞうし」で変換できると思いこんでたら「ぞうけい」だよ、と教えてくれたりしてくれた。恥をかかずにすんで嬉しい。本当にGoogleは優秀だな。