こうして僕らは腐る

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ヨッピーアンチを忖度する

超盛り上がってます。

okayasu.hatenablog.jp

かくいう僕もヨッピーさんのファンでありアンチであります。

彼の書く観光記事なんかは素晴らしいので、淡々と無言ブクマをしていたりします。そういう意味ではファンです。ですがアンチなところもあります。彼の書く議論系の記事とかは好きじゃないし、言語化は難しいんだけどイラっとするところがあります。

 

 

PR広告問題でそのところが言語化できそうになったので書いておきたい。

 

まとめ

1.PR広告問題は古い時代の「自治ルール・自治厨」と同じ

2.ネットの歴史を振り返るとPR問題と似ている問題が解決されている

3.ヨッピーさんにアンチ意見がドンドンくるのはいわゆる「自治厨(死語)」への反発

4.PR問題で出た意見は「デジタル・ネイティブ」的でなく「TV・電通」的

 

では1つずつ見ていきましょう。

 

 

1.PR広告問題は古い時代の「自治ルール・自治厨」と同じ

僕が初めてインターネットを利用し始めたのは2002年ごろです。

パソコン通信時代はしりません。その当時は個人サイトと有象無象の掲示板、2ch全盛期の始まり頃で、いまほどテクノロジーが発展していませんでした。

 

掲示板や2chでは色々な議論が盛んでしたが、特に話題になるテーマでは今では死語となった自治ルールというのがありました。

1.増田さん@はてブ

  はてブについて議論するスレッドです。

  初めて来た方は>>2->>10のテンプレ必読  

  荒らしは厳禁

  脱糞はほどほどに

 

2.増田さん@はてブ

  公式関係のURLはこち

  ・・・・

  ID強さ議論は専用スレでお願いします

 

 

とまあこんな感じで、その議論をするスレッド(今の若い人に通じるかな?場所のようなもの)に対して、先行者達がループする話題やよくある質問なんかをまとめて最初に通知していたりしていました。

 

なぜそんなことがあったかというとNGワード機能(あぼーん機能とか呼ばれた)とかが未整備・未発達でなんせ荒らしや改行ばかりの書き込みを延々と見せられるということがよくあったので、節度を守って掲示板を利用しましょうというような呼びかけは普通でした。

我々はテクノロジー未発達の原始インターネッツに生きてきたわけです。

その名残は今でも時折インターネットで見かけます。それが今回の「PR問題」

ヨッピーさんを中心とする話題の方々を見てください。

みんなおっさんでしょ?

彼らは原始インターネット時代から生きているのでレスバトルと自治ルールの取り決めみたいなんを今でもナチュラルにやりはじめるのです。

ぬるぽぬるぽぬるぽーーーー!

と来たら

ガッ!なわけ。わかる?

 

2.ネットの歴史を振り返るとPR問題と似ている問題が解決されている

ようは

「お金貰って書いてる記事のタイトルにPRとかけや、カスども」

という人たちに対して

自治厨乙wwwwそんなん言い出したらきりねえからwwww」

みたいな煽り愛を、すこしだけ今風かつ高度に話題にしているわけです。

 

実は似たような問題が過去にあって、すでに8割ぐらい解決しております。

何か?

「グロ画像」問題です。

 

原始時代のインターネットでは、無意味に相手をいたぶるのが好きな、頭ホモ・サピエンスが山ほどいたので、掲示板なんかを荒らしまくっておりました。

355.増田さん@はてブ

>>1さんスレ立て乙!

お礼のエロ画像です。

http://guroguro.kyohu_gazo.virus.clash.saiaku_gazo.hasukora.jpg

 

356.増田さん@はてブ

>>355

 頭のhとれやカス

357.増田さん@はてブ

>>355

 死ね

358.増田さん@はてブ

 PCがブッ壊れた

 

とまあこんな感じで、エロ画像と言いながら血まみれの女の人が叫びまくるURLを貼り付けたりしていたわけです。

ピュアで性欲猿な10代の僕は、食いついてはヒエッってなった経験が幾度もあります。最近は時代が進み人権意識なども向上したのでそういったものは見なくなりました。

 

さて、こういう行為はやめましょうね、ということも含めて自治ルールを呼びかけてはお互い警戒をしていたわけです。

「グロ画像にはグロってかけや」

「PR記事にはPRってかけや」

似てますよね。

 

騙されて怒り心頭の僕は、発狂してグロ画像はってんじゃねえーよと思っておりましたが原始時代にはそんな人権意識がございません。なんで人殺しちゃいけないの?て聞く小学生レベルの世界です。

 

この「グロ画像問題」はすでにある程度解決済みです。どのようにして解決に向かったか?

ヨッピーさんや清水さんのような聖人君子が過去にいて議論の結果、ネットの猿どもを指導し丸く収めた!というわけではない。

 

実際にはテクノロジーの進歩によって、グロ画像を貼る荒らしどもが駆逐されたのです。

 

例えば、2chだと専用ブラウザがあり、画像にはサムネイル画像を表示デキる機能はもはやデフォルトと言って良い。おまけに「全ての画像をタップで読み込むか」「読み込んだ画像にモザイクをかけるか」「グロとレスされた画像は表示しないか」などのオプションまでつけれる優れもの。他にもFirefoxChromeなどのアドオンでは画像リンクを別タブで開くとか、カーソルを合わせることで小さい画像を表示させるとかいう機能が出てきました。

 

その結果グロ画像を見たくない人は事前にそれが最小のダメージでわかるようになり、昔の僕みたいにあと一歩で叫ぶ寸前という経験をしないですむようになりました。

 

ようするにそれよりは難しいかもしれませんが、PR広告問題も同じように少し複雑だがテクノロジーの進歩が解決すると確信しております。

GoogleでさえChromeにアドブロックを標準搭載する計画を立てているので、広告記事かどうかの判断もその内できるようになるでしょう。

 

 

3.ヨッピーさんにアンチ意見がドンドンくるのはいわゆる「自治厨(死語)」への反発

ヨッピーさんを昔の掲示板風にいうと、毎回スレ立ててくれる古参コテハン(わかるかな?固定のハンドルネームをもったユーザー。匿名掲示板で名前欄にあえてオリジナルの名前を書き自己主張する)といったところでしょうか。

 

当然自治ルールをどんどん提案してスレを私物化するので、コテハンをつけて自己主張するような人間は叩かれやすくなるというわけです。

 

ヨッピーさんに半ば突っかかる人たちというのは「自治厨乙www」みたいなレス(わかるかな?今風にいうとリプ)を複雑かつ巧妙に長ったらしくかいてお互い議論した気になっているみたいなもんです。

 

原始時代は「自治厨は失せろカス」しかレスすることができなかった頭モナーだった人達が理論武装を覚えて長いクソレスを書くようになったわけです。

 

4.PR問題で出た意見は「デジタル・ネイティブ」的でなく「TV・電通」的

はっきり言うと僕のようなある程度古いネット時代からの参加者は中学生ぐらいからスマホを持っているデジタル・ネイティブとは少々生態系が異なっております。区分けをあえてするなら

 

1.1990年代にはすでにネットに参加していた世代

2.2000年代初頭からPCとガラケーをメインに使っていた世代

3.2000年代後半のスマホから参入したデジタル・ネイティブ

 

ぐらいにわかれます。僕は2で、ヨッピーさん方は1の人が多いかもです。1の世代はポケベルを触ったりしたことがあります。僕はないです。

皆様は気づいたかどうかわかりませんが、PR問題で絡み合っている人たちって年食った人が多いなあっておもったんじゃないでしょうか。

 

実際のところ過去に殺伐として糞レスの応酬をしていた人たちが久しく沸騰していた感じがしますね。

僕ら2の世代は1,3のどちらの雰囲気もわかるところがあります。

1の世代はネットにいてもテレビ世代的な考えを持っていて、「ルールというのは人が決めるものだ」みたいなことを無意識に実践していたりします。

 

テレビや電通広告って偉い人たちや大御所芸能人なんかを中心に物事が決まっている感じがしますが、それをネットに持ち込んでいるんですね。

 

で、「拙者の意見もwww聞くでござるwwww」って言う人たちが盛り上がると。

ぶっちゃけこういうのって古臭い「TV・電通的価値観」なんだと思います。

その世界で有名になった人たちが統治に乗り出すみたいな。

 

彼らがあんまり考慮していないのは

「デジタル・ネイティブ」は議論などせず、テクノロジーをナチュラルに使うということです。

 

PR広告?Adblock入れたらその内消えるんじゃない?

うざい広告?URLをブロックリストに入れたら消えるらしーよ

めんどい記者の記事だ。非表示にしとこ。

キモいおっさんだぁ、未読スルーしてNGしよ。

 

とまあこんな感じです。そしてGoogleFacebookはそれらの空気感を敏感に感じ取ってます。彼らのための技術を提供してくる。

 

なんとなく、電通やTV業界よりっぽい古臭い人たちって議論しまくってあーでもないこーでもないというのは業界人達の井戸端会議ですが、現実はITの大御所企業がネットルールを決めているし、決めるきっかけは大勢のユーザー行動の統計であって有名記者や広告業界の意見じゃないです。

 

広告業界の著名人や社長達が何をいっても意見を提供しても、結局は多数の人が統計的にうざいと思ったことは排除されるというのが、ネット最大の特徴といっていいでしょう。

 

僕は広告業界の人が吹き上がって、やっぱりいい記事を提供しよう!みたいにブコメとかでもなっているけど、個別の感情や意識が通じる世界じゃないよね。と僕は思う。

 

彼らがどうあれ、おそらく広告は知らない間に消されていくし、IT大企業はそれをスムーズにしてくれるだろうと期待しております。

 

なのでグロ画像釣り荒らしが過去にめちゃくちゃ流行したみたいに、淡々と広告記事を書けばよろしいのではないかと思います。PRをつけるかどうかは些細なことで、そこに誠実さがあってもなくても、広告記事を読みたくない人のためのテクノロジーは将来的に提供されるでしょう。

 

そして気づいたら、グロ画像やめてー><と書き込んでいた僕は思い出の1ページとして、不意に思い出される程度の記憶になっていくのです。

 

自分涙いいすか?