こうして僕らは腐る

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【イギリス留学記】13日目 とても良い先生が来た。午後には良きイタリア男フランシスとスピーキング

あっという間に週末がやってきた。TGIFである。

TGIFとはThanks God It's Fridayの略で日本風に言えば華の金曜日。

 

午前の授業に新しい先生がやってきた。かなり若い30代かもしくは20後半にも見える男の先生だ。見た目はインド系にも見えるし、眉毛の濃い堀が深い白人とも見える。

 

この先生はとにかくわかりやすい。中国から来たパトはドナ先生が辞めた日に、「どんな先生が来るかわからないし授業を変えるかもしれない。」みたいなことを言っていたが、授業が終わった後彼女は大絶賛していた。

 

英語で説明しているがすごくわかるのだ。何度も丁寧に説明をしてくれるし、ドナ先生が実技中心だったのに対して、ジェイ先生は説明と理解中心のスタイルだ。わかるまでじっくり説明しようとしてくれるのでこちらも質問しやすい。発音についても練習をさせてくれるのもグッドだ。この先生が場末の語学学校にいて良いわけがないような気もするが、僕にとってはありがたい。

 

これは期待できそうだと思えた。

 

その後は午後のスピーキングクラスに参加した。これがまた素晴らしい。午後いちのスピーキングは参加している学生が多かった。先生は年を取った女性だが今時めずらしい三角形のメガネ(漫画に出てくるような厳しい母親で、語尾が~ざますみたいなキャラがつけてるやつ)をかけていて高い声の人だった。

 

授業は渡された道具をネタに隣の人と話すというもの。おそらく日本好きなのだろう、扇子とかペコちゃんがプリントされた足袋なんかが回された。

 

一つ目の道具は葉巻保管の丸い入れ物。隣に座っていたのはイタリアからきたフランシスという若い男でおそらく20代だと思う。これがまたジョニー・デップにそっくりでイケメンだ。英語もとてもうまかった。声もいい。どうやら葉巻には知識があるらしく、というのもキューバに2週間ほど行ったことがあるんだと言っていた。

 

「葉巻がいくらかしっているか?」

「5ポンドくらいかな」

「いやもっと高い。」

「20ポンドとか?」

「それぐらいだな。もっと高いのもあるけど。」

 

そんな会話をしていた。葉巻は1本で1時間ぐらいは吸えるらしい。その後日本のアイテムが来たので僕は喜々として説明した。

「これはセンスといって扇ぐための道具だ。」

「これは足袋で、昔の日本の靴下みたいなやつだ。」

 

そんなことを言っていると、彼はカバンから何かを取り出した。

「これは何か知っているか」

日本のコインだった。しかもかなり古いタイプ。年代はわからないが和同開珎とかそういう系の銭だった。真ん中の穴が四角で感じが刻まれている。本物かどうかはわからないが、汚れていて本物っぽく見える。

 

「日本の古いコインだなあ。」

先生が話を聞いていて、そういうときはアンティークと表現するのよという。

「なんて書いているかわかるか」と彼が言うので、1つずつかいつまんで説明した。

「これは統という文字で、controllという意味だ」

「自分自身のことをか」

「それも言えるけど、国とか他人とか組織とか」

実際に統一とか統べるとかにはそういう意味があることを思い出しながら言った。

「こっちは通だな。ThroughとかAcross,Goとかそういう色々な意味でつかえるね」

 

他にも過去の彼女の話をした。

「俺はトルコ人と付き合ったことがあった」というと

「どうやって話をするんだ??」と興味津々だった。

「彼女は留学生で日本語が流暢だったんだ」というと

「彼女はそんなに早く覚えたのか」

「子供の頃から10年ぐらいトルコで勉強していたらしい。アンタはイタリア人以外と付き合ったりはしないか」

「俺はノルウェー人とかアイルランド人がいいかな」

金髪碧眼がいいらしい笑

 

彼は

「結婚はしているのか」

と聞いてきたから

「いやしてない」

「したいと思うか」

「今はまだその予定はないよ」

「結婚なんて考えないほうがいい」

そういったのが印象的だった。

 

なんというか欧州人って感じのかれは本当に最近の世代だなあと思った。

落ち着くことなくいろいろな地域を見て回って結婚は後でいいさ、という雰囲気。

 

イタリアに留まろうとしない彼になんとなく、生き方の手本の一つを見た気がする

 

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