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【イギリス留学記】14日目 イタリア人元モデルとデート。大英博物館に行く

甘酸っぺえなあ。

 

金曜日に同じクラスのイタリア人、元モデルであるエリザベッタにフィッシュ・アンド・チップスを食べに行きたいと誘っていた。そこで土曜のランチならOKって話になった。彼女はフィッシュ・アンド・チップスが食べれる店を探しておくから、あとで知らせるとメッセージを送ってきた。

 

そうして夜中の12時に彼女からメッセージが届いていて、13時に待ち合わせて行くことになった。僕はもう寝ていたけれど、朝起きて確認してさすが女性だなあと思ったのは、ロンドン中心地から離れたお店を指定してきたこと。

 

ロンドン中心のお店が高いことはまあわかる。でもイタリア人でちゃんと中心から外してリーズナブルなお店を探すことができるってのは調べられる人ってことよな。

 

さて当日は朝ダラダラと起き、13時に間に合うように11:30頃にを出た。お店は僕のフラットから1時間ぐらいのようだけど、だいたい乗り換えがある時点で間違えたりすることを考慮して早めにでた。Victoria LineからDistrict Lineに乗り換えるだけなのだけど油断は禁物だ。

 

やっぱり予感は的中した。District Lineから目的の駅に行くまでに乗り間違えてしまった。District Lineは枝分かれする駅などもあり、自分の行きたい駅に向かう電車かどうかの確認が必要だ。分岐先を間違えて乗ったのでいったん戻り、再度乗り直すことになった。こういうことが昔からよくあるので僕は肝心なときは警戒してなんでも早めに行動を起こすことにしている。

 

乗り間違えたけれど、それでも早く目的地に到着した。ほどなくして彼女もやってきた。なんせロンドンの中心街から離れているし、電車から見える景色からして田舎感が出ていた。なんというか欧州風の住宅ばかりで緑が溢れている感じの。

 

降りた駅もそのような住宅ばかりの地域でかなり静かだった。土曜日とは思えないほどの静けさでこういうところで生きるのもわるくないんじゃないかと思えるほど。大丈夫かなと不安になった。日本でも中心地から外れた地域にある居酒屋なんかは常連感が強く家族経営だったりして、一見さんお断りみたいな雰囲気を醸し出しているところがあったりする。

 

あまりにも静かすぎて、のどかすぎて。何を行っても仕方ないので目的のレストランに向かう。そのレストランはカウンター10席ぐらいの小さな店だった。料理を作る店員は4人もいる。ということはそれなりに忙しいのかもしれない。

 

メニューを見ながら二人で決めあぐねていると、店長らしい人がランチタイムメニューがあるよと小さなカードを見せてきた。6.5ポンドでフィッシュ・アンド・チップスが食べれるらしい。いや、しかし、他のメニューもたくさんあって試してみたい。うーむと思っていると彼女はそれでいいよと言った。なので僕もそれを頼んだ。今思えば僕が他のメニューを頼めば二人で楽しめたなあと少し後悔。

 

出てきたフィッシュ・アンド・チップスはなかなか食べごたえのある多さであった。窓際の席についてビネガーをかけて食べる。イギリスで食べたあれこれの中で一番おいしいんじゃないかと思った。値段もそんなに高くない。10ポンドもしたShake Shackよりは遥かに良いように思えた。

 

彼女と二人で写真を撮って色々とお話しながら食べる。至高の時間だ。僕は棚に並んでいたジンジャービールとやらをオーダーした。これがめちゃくちゃうまい。というかただのジュースにも思える。

 

二人で話したことはなんだっただろうか。

「金沢の兼六園の写真を見せて、これは日本の真ん中から北の方にある地域だ」

「きれいなところね」

彼女は兼六園でお抹茶をいただいた時の写真のスイーツに興味津々だった。

 

「この写真はベニスよ。」

シェイクスピアベニスの商人のところかー。」

「そうそう」

「この川泳げるの」

「もちろん」

ベニスの川はゴミはないけど透明度の低いグリーンだたので、なんとなく汚く見えた。

 

「イタリアの名産品ってなに?」

「ワインかな」

トスカーナ??」

「まあそれもあるけど、色んな所のワインが美味しい。」

「そうなんだ、後はオリーブとかかな?」

「そうね」

 

目の前に雷神というスポーツ用品店があって、Raijinと書かれた看板とその横に雷神という漢字も書いてあった。

「あれは日本語だねえ。God of Thunderって意味だよ」

「隣の漢字はRaijinって読むの」

「うん」

 

「家は一人で住んでいるの?」

「ホームステイで住んでいるよ。イギリス人家族がいる。そっちは」

「一人フラットだ。エアコンはないけど。」

「いいなあ」

「料理は出してくれるの?」

「自分で作らないといけない。でもかまわない。ファミリーの料理はまずいだろうから」

「食べた?」

「食べてないけど、見ればわかる」

 

イタリア人っぽく料理に自信があるというわけだ。

 

彼女はアルコールを飲まなかった。ビールなどが特に好きでないらしい。それどころか水も飲まないで食べていた。そんなことが可能なのかと疑った。

 

食べ終えて、支払い(僕が全部支払った。なんとなくイタリアと日本の経済格差を考えてしまった。)店を出た。

 

ひとまずカフェに行こう行こうという話をして、近くにカフェがないかを探した。Google Mapは便利だ。2つほど選択肢があった。僕らは点数が高い方(4.5だとかの高得点)の店に入り、彼女はエスプレッソを、僕は抹茶アーモンドラッテを頼んだ。

 

イタリアでも食後はエスプレッソらしい。僕は日本人らしくイギリスの抹茶の実力を見ようと思った。テラス席に座りお互い注文の品物をテイスティングする。

彼女は渋い顔をした。

「イタリアとは違っているね」

僕も抹茶アーモンドラッテを飲んだ。

あ、これ水やないか。

 

「薄い。なんて表現するんだっけ、ああweakだ。」

濃い味はstrong taste 薄い味は weak tasteだ。

なんてこったマジで薄い。ほのかに抹茶の風味がするだけ。実質水じゃないか。

 

エスプレッソを試しに飲んだけど、濃いなあと思った。もし僕だけならそんなに悪くないと思ったかもしれない。これで高得点のカッフェなのか!雰囲気はいいがそれだけじゃないか。

 

「トマトソースもパスタもコーヒーもフルーツも全然違う」

イタリアとイギリスは食事の質が違うらしい。彼女は農業国でも有名なイタリア出身だから食事には一家言あるらしい。多分彼女が正しいのだろう。こちらは冷凍食品の国である。

 

 

それから僕は予定通り大英博物館に行くと言った。彼女も誘った。

彼女はOKだった。そのまま二人で大英博物館へと向かった。

 

まず僕らはそこに行くまで、電車を間違ってしまった。何故か僕らは適当に行けるだろう的にどちらも何も調べず乗って、おかしな方向に電車が行き始めた。慌てて検索してさっきの駅で降りれば良かったんだと、一駅戻った。

 

電車の中では明らかに若い女の子集団が大騒ぎしていた。

「彼女たちは若いねえ。イタリアでもあんな感じ?」

「うん。多分14-15歳ぐらいね。一番ハッピーな時期じゃないかな」

そんなことを言った。女子中高生ははしゃぎまくるのは万国共通らしい。

 

大英博物館について。正面玄関は閉まっていて裏から入れと指示している職員がいた。僕らは裏側に向かい、そこで長蛇の列を見つけた。今日は土曜日だからか。観光客でごった返していた。

 

ああたまらん。これはたまらん。だが荷物検査は以外とスムーズに行き予想よりも早く中に入れた。さすが大英の名だけあってとても広い。なかなかにして立派なものだ。これは文化資産に触れられるから大都市は素晴らしいという人たちの意見にもうなずける。

 

彼女は中東コーナーを以前に見たと言ったので、ひとまずアジアコーナーに向かった。朝鮮、日本、中国とそれなりに充実しているが、特に陶器関係は中なか見応えがある。僕としては巻物や日露戦争ごろの漫画などが興味深く見れた。

 

だが何と言っても古代エジプトである。圧巻の展示物だ。ミイラや棺を置いている一角では観光客が集まっていて写真を撮っている。アジアコーナーよりも遥かに人気だし遺物も豊富だ。

 

彼女は1時間ほどして帰ることにした。料理を作る時間などを考えたら勉強時間がなくなるからだと。僕はもう少しここにいるからまた月曜日に、と言って彼女を見送った。彼女はイタリア式の頬を重ねる仕草の挨拶をしてそのまま帰った。

 

僕はその後も古代ギリシャを中心に博物館を楽しんだ。売店でついつい15ポンドもする大英博物館A-Zという本まで買ってしまった。

 

今日は随分と楽しい休日だった。

イタリア人とローマの休日ならぬロンドンの休日を楽しめた。

 

 

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