こうして僕らは腐る

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【イギリス留学記】42日目(Sat) 雨が降る。故郷を思う

父の誕生日だった。実はまったく忘れていて母親からLINEで誕生日のおめでとうぐらい言ってあげろとメッセージが来てようやく気づいた。もともと誕生日なんて気にしないタチなもんで大抵は忘れている。父にメッセージを送ったらいたく喜んでいた。母親の気遣いに感謝だ。

 

今日ロンドンは雨が降っている。

傘を買うのも惜しいのでロンドン中心地を雨の中散歩した。

 

ここ10年以上も家族関係はスムーズに行っている。色々と問題もあるがそれは世間のほとんどの家庭が同じだろう。父親はずいぶん前から尊敬される父親へとなった。自営業を始めてから今までで一番お金を稼ぐようになり母親を遊ばせておくぐらいの甲斐性を持つに至った。母は怒ると止まらないところがあるが、貧困状態にあるよりは良い状態である。父は尻上がりの人生だった。多分今が最も自由な日々を過ごしているだろう。

 

姉との関係もいい感じだ。昔を思い出せば、よくわからないマウントの取り方をされていた。僕の通った高校はいわゆる底辺高校だった。姉はそれよりははるかに良いと呼ばれる中の上ぐらいの高校へ通った。僕は姉が高校に入った後、その程度の高校には入れると豪語したらしい。覚えていないが。まあ昔から傲慢な上昇志向持ちの僕ならそんなことを吐くこともありそうだ。根に持った姉は僕の底辺高校卒という学歴を馬鹿にすることがしばしばあった。僕は忘れっぽく根に持たないので、過去を振り返ってそういうこともあったなあと思うぐらいだ。

 

世間からみれば別に高校の序列はあまり大した意味をもたないだろう。超有名進学校以外は学歴としてみれば同じ価値しかもたない。僕らの家族はあまりにも狭い世間感覚なのでそんなことでショボい争いをしていたのだ。今思えば懐かしく甘酸っぱい感じがする。

 

そういったつまらない価値観をぶつけてこなくなったのはここ数年だろうか。とくに僕が独立してからというもの金の稼ぎが明らかに良くなって、家族に食事をおごったり、両親に旅行をプレゼントしたり、今年の妹の誕生日プレゼントにはCHANELの化粧品を渡した。そういったことができる甲斐性を手に入れたからというもの、僕を不機嫌にさせてやろうとするようなことは誰もしなくなった。母は昔から僕に甘いと姉妹から言われていたが、それも加速している気がする。姉は会社で雇ってくれなんてことも言ってくる。

 

反抗期の頃は父親を馬鹿にする感じだった姉妹たちも父が母親を支える力を手に入れてからは批判するようなことはなくなっている。なんだかんだ尊敬される父親になっていた。僕も尊敬している。人生はわからないものだが、男は甲斐性というのは本当のところなんだろう。家族の中で年老いた両親を支えられそうなのは自分だけだと自覚するようになった。

 

僕は父親から尻上がりの人生を受け継いだのかもしれない。初めて働いた会社での手取り16万だったが、その生活に戻るようなことはきっとないだろう。というような予感のような確信のようなものがある。ここまで前へ前へ進んだんだから極端に貧困には陥らないはずだ。来年にロンドンの大学に進学すればそれは世界レベルとしても勝ち続ける人間になれるはずだ。

 

世界中で不況と格差がたくさんの人達を苦しめている。政治がどうにかしてくれればいいが、そんなこともなさそうだ。自分と家族を守るのは平均よりも上の知識と行動力のみとなりつつある。本当に厳しい時代だ。冷静に怒らず絶え間ない努力と投資を行うことが最大の人生防御だ。悲しいかな妹と姉はおそらくそれができない。結婚もしていない。父が亡くなれば母親も生活が苦しくなる。絶対に大丈夫という状態にしなければならない。

 

日本がとりわけダメとは思えないが、株なんかと同様リスクヘッジは必要だ。日本がどうなるかは人口減少時代がどうなるかによる。これは日本が最先端となっている問題だから、先例は存在しない。どこで人生をやっていくのかという点で究極的にはどこでも選べるという状態を保っていかなければなるまい。

 

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