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【イギリス留学記】46日目(Wed) 結局のところアジア人なんです

またもやギリギリの登校になった。ロンドンの地下鉄は誰かが自殺したわけでもないのにちょくちょく止まる。9時少しすぎに学校についた。だいたい皆そこにいたが、僕より後に来る人もいた。違和感を感じたのは最初にClassに入った時である。

 

皆が黙っていて教室はシーンとしていた。先生はみんな君のことを見ているね、と笑った。ああ、もっと早くくれば良かったかな、と思った。

 

前半の授業はListening中心の授業でスピーカーから流れる文章を聞いて、利用された形容詞を当てるとか、内容について話し合うとかだった。僕は明らかに集中していなかった。内容がかなり聞き取れていなかったのだ。いや、聞き取れているんだけど細かいところでわからん。問題なのは日本というのが国のテーマに入っていたことだ。

 

クラスの日本人は僕だけ。ああやばいな、絶対何か聞いてくるやつだと思った。内容は地方に住んでいる人口はかつて何%で今はどれくらいになっているかとこで、ウガンダやらアメリカやら日本を例に上げていた。自然の中で歩いたりするとWhite Blood Cellが増えるとかなんとかだとか、日本は植林を進めているとかそういうことが話されていた。要するに地方と自然の多さと、自然の中で過ごす時間についてのお話なわけだが、イギリスの教科書にはやたらと日本の話が出て来る。何かの比較対象にするときに中国や韓国よりも日本の比率が高い気がする。

 

そのテーマで森林浴がそのままの日本語で出てきた。Shin - rin - yokuである。トルコ人のエンジニアが日本では木を植えているというのが驚きだと言った。トルコでは切りまくっているらしい。

 

僕が気を抜いた時に、先生は Japaneseという単語を発言に混ぜてきた。皆はくすっと笑ったが僕は聞き取れなかった。先生は気にしないで的なことを言ったが、気になった。悪口ではないだろうが。

 

2時間目は映画について。どんな映画が好きか、そこでよく使われる形容詞や表現などをホワイトボードに書いて解説してくれた。僕は結構知らない単語がいっぱいあって困った。席を変えて、映画についてペアで話し合うということをした。僕はイタリア人の大柄な男の隣についた。セバスチャンかジョバンニだとか言った気がするが、名前を忘れてしまった。イタリア人が多すぎてわからなくなる。シンドラーのリストを一番好きな映画だと言ったら、彼は知っていて10歳の時に見た。その時はわからなかったがとてもいい映画だという話で盛り上がった。他にもGod Fatherやニコラスケイジやらの話もした。

 

以前も別のイタリア人とGod Fatherについて話したが、イタリア人にFatherと言っても何だそれはという顔をされる。今日で2度目だった。Fatherの発音がだんだんとわからなくなってきた。

 

そこまでの授業は楽しくできた。最後の30分ぐらいで眠気とイライラが爆発しそうになった。教室全体で2つのグループにわける。各グループでさらに3つのペアに分ける。ペアに一枚ずつ紙を渡して、そこに書かれてある俳優の情報を読み上げる。それぞれ誰かを当てるというゲームだ。先生の説明はやったら長かった。Jay先生に比べて冗長でわかりずらい説明もするし、話も長い。紙を渡す前に説明するから要領を得なかった。こちらのチームにいるイタリア人の短気で下品な女性がいるが、やることなんなのかわからないと言った。

 

さてスペイン人のパブロが文章を読み上げる。皆わからない。何度もゆっくり読み上げるがわからない。普段自分の頭で考える英語は上手い人でも、文章を読むのは難しいのだ。どこで区切っていいかがわからないからだ。ここで気になったのは国による発音の違いである。イタリア人比率が高く彼らは自分たちの英語がわかる。スペイン訛の英語は聞き取るのが難しいように思うが、スペイン語圏同士だとわかるらしい。

 

最後に自分の番が回ってきたが、みんなやたらと興奮していた。僕が読み上げても理解できない、と何度も言われた。ただでさえ文章を読むのは難しいのに下品な女性に食ってかかられてはイライラする。そうしているとペアを組んだイタリア人が君の発音はJapanese的だみたいなことを言ったのだが、あたりまえだろこちらは日本人だと思った。まいったね僕の番なのに彼が読み上げたりしていた。

 

時折彼らの見せる傲慢さみたいなのがたまらなくなる。しかしそれは英語の発音よりもイタリア人が多いから来る内輪ノリである。語学学校の嫌なところだがやはり国と文化が近い者同士で集まったりする傾向がある。そうするとそのグループと当たった時にすごく孤独を感じる。残念ながら僕のクラスには東アジアどころか東南アジアもいない。いるのはドバイのモハメドぐらいだ。

 

Jay先生とpre-intermediateクラスにいるときの皆下手くそで同じ立場という空気感はまったくなかった。もっと上達せねばならないようだ。この締め上げるよなクラスの中で。

 

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