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【イギリス留学記】77日目(Sat) ロンドンで初めての散髪

日本から出発するギリギリのタイミングで散髪をしていた。もうここ5年以上同じ人に切ってもらっている。初めて切ってもらったのは僕が20代半ばのころだし、その人も独立していなかった。

 

色々な場所で適当に切ってもらったが、要望に答えれたのはその人ぐらいだった気がする。ロンドンで髪切ってもらうの不安だから伸ばしっぱなしでも良いような感じでお願いしますと言った。

 

実際にロンドンでは髪を切らないで帰国しようと思っていた。が、さすがに2ヶ月半もするともうもっさり感が半端なく、暑苦しいやらなんやらで嫌になっていた。

 

昨日、リー君からロンドンで髪切ったかと聞かれてたのは、いかにも伸び放題に見えますよと言われた気がしたのだ。

 

さて髪を切るには散髪屋に行かなければならない。そこでGoogle MapでBarberと検索して出てきたところを適当にピックアップしていたのだが、ロンドン中心地は高そうなので今住んでいるところの近くで探してみた。

 

そうすると1駅離れたところに星5評価のメンズサロンがあったのだ。ホームページを見ると14ポンドと安い。ここでいっか、近いし。何故か僕はこういうとき調査を全然しないで行く癖がある。だいたい新しいことをするのに調査しないでやる。

 

だって調べ尽くしたってうまくいくかわからんしな。

 

サロンの最寄り駅であるSeven Sisters Stationに行く。駅近くの雰囲気からして怪しさ満点だった。完全に移民街という雰囲気で、イギリスというよりアメリカっぽい。黒人が主体の地域みたいな感じだ。サロンは駅から少し離れているので、歩いて向かう。

 

ボロっちい建物が立ち並んでいて、いかにも個人経営な商店がたくさんあった。道も小汚いし、下町って感じだ。僕が住んでいるTottenham Haleが郊外って感じがするけど、1駅しか離れていないSeven Sistersはなんていうか治安悪そう感が半端ない。

 

道路をずっと歩いていくと、何件も散髪屋があった。ここかな、と思ったら女性用のサロンだったりする。しばらく歩いて店の前につく。カウンターだけの狭い店だ。

 

予約とかはしていないからそのまま扉のとこで声をかけた。

 

3つしかない席の真ん中に座らされた。担当者は若い兄ちゃんだ。白人だが、中東っぽくも見えるしトルコとかの方面にも見える。店の経営は3人でやっているっぽい。明らかに移民の南米系のおっさんと、白人のおっさん。そして若い兄ちゃん。

 

若い兄ちゃん自体は整った今風の髪型だった。といっても坊主に近いが。おしゃれ坊主だし大丈夫だろうと、事前に用意した写真を見せた。

 

兄ちゃんは見ながら、早速切り始めた。何ていうかまず最初に髪の毛を洗わないんだな、と思った。日本での行きつけの美容師もたまにドライカットするけど、基本は髪を洗ってからカットし始める。僕の見せた写真はよくあるツーブロックのトップスやや長めと行ったところの髪型だった。

 

僕はもっと短くしようかと思ったが、経験からどうせ勝手に短くされるだろうと思って想定より長めの髪型の写真を見せたのだ。

 

ツーブロックにする作業から始められたので、途中で桃太郎みたいな感じになったあたりで不安がました。全般的に髪の扱いが雑い。

 

途中で店の入り口に知り合いが来たらしく、喋り始める。そして言葉から移民だということがわかった。多分だが南米系のようだ。スペイン語ポルトガル語をしゃべっている。まあこんだけ安いとそうなるわな。

 

やっぱりというかなんとうか値段相応だ。あらかた終わった後、彼がモアショーと言った。なんだそれは、僕はいつもどおりイェー作戦で乗り切ろうと思ったが、何度も聞くのでそれが疑問系だということがわかった。more shortと聞いていたのだ。

 

もっと短くするか?って意味か。確かに少し長い気がした。だがこれ以上切るかは微妙なラインだ。だがどうせ散髪にはあまり行きたくないしなんて迷った末、さらに切ってもらうことにした。

 

完全に失敗だった気がする。30分ぐらい切ってもらって、最終の仕上がりを奥のおっさん二人がチェックした。僕の持ってきた写真を見て、これは君の写真かと聞いてきた。僕は違うと答えた。全く同じだ、うまくやったな、グッジョブだ的なことを兄ちゃんに言っていた。僕は死にたくなった。

 

だがここで不満を言ったところでどうなるというのか。そう思うとありがとうとしか言えなくなった。クレカが使えなかったので現金を下ろしにいったが引き出し手数料は1.5ポンドもしたのでツラミがあった。

 

仕上がりは完全に日本にいる中国人観光客みたいな感じになった。別のところでさらに切ってもらおうかとさえ思ったが、どうしようもないし僕の髪はやたら伸びるのが早いから気にしないことにした。どうせ金もないからデートしたりいい感じにする必要もないだろう。

 

帰り際にワックスを買って帰った。それなしでは流石にひどいだろうから。

 

帰ってからイギリス散髪体験なんかで検索して日本人が切る美容院があることに気づいた。少し高いがそこにすればよかった。

 

ちゃんと調べないとひどい目にあう。教訓だね。

 

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