こうして僕らは腐る

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【イギリス留学記】95日目(Wed) 親友が死にロンドンを離れる。

こんな日が来るとはまったく想像していなかった。いつも通り授業を受けていると、LINE通話がなりだした。

 

親友の一人から緊急だから連絡をくれとメッセージがあった。気になって外に出て電話をかけた。

 

彼は泣いていた。いつも日本で飲みに行くヤツらがいる。LINEグループも作っていて、もう20年以上の付き合いの友人かばりだ。

 

「交通事故でTが死んだ」

 

彼はそう言った。何言ってるんだろうと思った。

 

トラックに跳ねられて死んだんだと。

 

何度も名前や理由を聞き返した。何言ってるのかわからなかったからだ。

 

電話をかけてきたHは出張中だったが、大阪に戻ると言った。お前は帰ってこれないだろうけど、伝えようと思った、と。

 

運動神経が良くて、ガタイのいい酒飲みのTが死んだ。同じ学年でまだ30だ。

 

まったく想像できない。電話はでチケット取れないかもみたいな曖昧なことを言ったが、すぐに帰る決意をした。

 

休憩中に先生にその事を伝えて、日本にいったん帰ると言った。先生は慌てないで事故に気をつけるだぞ、と言ってくれた。

 

すぐに家に帰ったが、まったく何も注意が向かなかった。二度も乗る電車を間違えた。

 

 とにかく、飯を食べながら航空チケットを探した。比較サイトで安いところを探した。実は帰ることがあるとは思っていなかった。

 

ロンドンに来る前、ばぁちゃんが死んでも帰らないから、と親には伝えていた。

 

だが親友が死ぬなんて考えもしなかった。

 

手持ちはあまりないが、クレジットカードがあるので、それで対処した。

 

エミレーツ空港2時半発。それならギリギリ葬式に間に合う。すぐにチケットを買うと、メールを受け取り最低限の荷物をまとめた。フラットを出る前に電話がかかってきた。イギリス国内からだ。

 

エミレーツ航空の人からだった。その時はあまり理解できていなかったが、実は予約完了できなかったという連絡だったのだ。決済に問題があったらしい。僕は適当にあしらった。

 

Gatwick空港に向かった。ロンドンブリッジから10ポンドほどで着くが、ここで僕は快速に乗らなかったのでめちゃくちゃ時間がかかった。

 

それも後から考えればもっと早い便があったな、と思ったことだ。

その時は必死だった。

 

 結局2時手前に空港に着いて、エミレーツの受付に予約できてませんと言われたのだ。メールを見せても取り合ってくれず、そこにかかれた電話にかけろと。

 

電話をすぐさまかけて、クレジットカード決済に問題があったということを伝えられた。僕は怒り気味で色々と言ったが、結局は諦めた。そんなことをせずにその場でチケットを買えば間に合ったはずだった。

 

その便を諦めた後、別の便の購入をできるのかと聞いたら、できると返されたのでわかったことだ。

 

バカみたいに電話をせずともそこで買えば良かった。経験が不足しているから頭が回らなかったのだ。

 

冷静になって、ひとまずもっとも早く着く便を探したがどれも来れも怖ろしく高い。今の自分には手が出せない金額だった。

 

比較的早く着くチケットを見つけてもヒースロー空港発だったりした。結局僕はヒースローに移動することにした。

 

そこで少し余裕ができた。もう夜9時以降の便がほとんどだったのて余裕を持って行動することができた。

 

と言ってもポカをやらかしまくった。

空港で買ったヒースロー行きのチケットはなぜが電車とバスの混在チケットで、ビクトリアまで行った結果、どのバスかわからなかったので、地下鉄で行くことになった。

 

26ポンドのチケットは無駄になった。

地下鉄でならビクトリアからヒースロー空港まで5ポンドでいけた。

 

色々なスタッフたちに道を聞いた結果、上へ行け下へ行けと言われヘトヘトになった。

 

冷静になれば安くてわかりやすい方法がわかったはずなのに。

 

ヒースロー空港に着くまでに、次の日の21時半につく便は売り切れてしまっていた。

 

僕は告別式に間に合う便を探して、空港で直接買った。今日の無駄な移動費用で40ポンド使い、タイ航空のチケット片道で8万もした。

 

だが何としても親友の別れには立ち会いたかった。

 

コスタコーヒーで時間を潰しながら飛行機を待ち、15時間もかけてようやくバンコクに着いた。

 

そしてこの記事を書いている。

 

告別式には間に合うだろう。

 

イギリス留学記はしばらく休みだ。

 

来週にはロンドンに戻るだろうけども。

 

知識と経験、金がなければ辛いことになる。そんな洗礼を受けた長い一日だった。

 

 

 

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