こうして僕らは腐る

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ロンドンの語学学校はどんな英語を勉強しているのか

日本の英語教育はダメだとくさす人が多いように思う。

結論から言えばその通りだろう。もっと言えば実践的ではない。

 

ところでロンドンの語学学校はどういった勉強をするのだろうか。

僕はロンドンの英語教育と日本の英語教育なら100%ロンドンを支持する。

 

当たり前だ。非ネイティブが英語を鍛えようと思ったらUKが最初の候補にあがる。

ありとあらゆる国から英語の勉強のためにUKにやってくる。その中でもロンドンは群を抜いて人が多く、語学学校も多い。様々な人種に対応するため極限まで効率的になっているわけだ。日本のようにどうせ使わないという前提の教え方はしない。

 

さらにロンドンは語学学校が集中しているストリートもあって実践的な教育をしなければあっという間にライバル校に顧客を奪われてしまう。つまり英語教育をそれなりに成功させねばならないわけだ。そういう中で鍛えられた教育方法というのは、まさに英語教育界のメジャーリーグである。

 

そんなロンドンではどのような英語を教えるのか。

ここでまとめておきたい。

僕の学校はGrammar中心のクラスで大きく占められている。発音やIELTSテスト対策、FCEテスト対策コースもあるがGrammarが一番多い。

 

12週間で全ての授業を1順することになっている。僕はすでに4ヶ月ほどいるので1周はしたことになる。12週間で何をするのかここに書いてみよう。

(抜け漏れがあるかもしれない)

以下のリストはクラスのレベルに問わず同じようである。

クラスのレベルが上がると同じ項目でもっと複雑な使い方を教えてくれるというだけだ。

 

  • Present Simple (現在形)
  • Present Continuous (現在進行系)
  • Present Perfect / Present Perfect Continuous(現在完了形・現在完了進行形)
  • Past Simple (過去形)
  • Past Continuous (過去進行形)
  • Past Perfect / Past Perfect Continuous(過去完了形・過去完了進行形)
  • Reported Speech
  • Will / Would / Be Going To
  • Can / Could
  • Shall / May / Might / Should
  • Have to / Must
  • Relative Clauses(関係詞節)
    (How / When / Who / Where / Which / That / Whose / Whom)
  • There is / There are
  • The / a
  • Used To
  • If / Unless
  • Adverb / Adjective (副詞・形容詞)
    その他授業中に重要視されるもの
  • Vocablary
  • Paraphrase (言い換え)
  • Countable / Uncountable
  • Phrasal Verbs
  • Preposition (前置詞)

ざっと書いたが、これらを授業中に習う。はっきり言って文法は日本人の中学英語までをマスターしていればわからないことはないはずだ。では何が日本の英語教育は何が実践的でないのだろう?

 

日本の英語教育の非効率性は、まずわけのわからない日本語の翻訳を付けることだと思う。関係代名詞だとか現在完了形とかだ。

ブログの都合上、一応それっぽい日本語訳を付けたが合っているか微妙に自信がない。

 

こういうのは英語を覚えるハードルが非常に高くなる。ちゃんと英語で覚えたほうが後々楽だし、英語の授業でしか使わない日本語というのがまず非効率すぎる。

 

英語受験でならしたポンコツほど、「これは副詞節で~」などという説明をしたがるが、まさに英語バカの典型である。その説明を英語でしろと言いたい。何度か日本の英語教育をマスターしたと言わんばかりの人たちを見てきたが、本当に英語ができる人は英語で説明できる。だが、日本ではお受験バカが幅をきかせてて今思えば奴らは正しくなかったように思う。しかしそういった人たちはそれなりの学歴があったりするので当然自分たちのやってきたことを正当化するだろうしで、やはり英語は日本の教育で勉強すべきでないな、と思った。

 

英語教育を受けるなら本場の教育を導入したほうが絶対良いと思う。

 

後はこれらをイギリス人が本場の英語で教えてくれるというのは決定的に違う。不自然な英語を彼らは教えないからだ。口語と文語の違いも教えてくれる。会話ではいいけど、文法的には間違いだ、みたいな感じで。

 

ちなみにReported Speechとは第三者視点の報告系の英語のことだ。

例えば

ジョンは「俺は疲れている」と言った。

John said "I'm tired"

これをReported Speachに治すと

John said that he was tired

これは日本語では不自然な概念だろう。

「ジョンが疲れているって言ってたよ。」みたいな翻訳になる。

日本語の場合、第3者の状態を説明する時、主語を飛ばす傾向があるが、英語では主語を省略せず、おまけに動詞を過去形にしなければならないというロジックがある。

 

これは日本人の馴染みにくい点だ。

 

 

さて、これがロンドンで習う英語なのだが、すなわち彼らが話す最低限のスキルを絞り込むとリストのようなものになるということだ。

 

僕は以下の参考書を使っているが、先生に言わせるとToo Muchらしい。

 

English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook: Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English

English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook: Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English

 

 

僕が過去に習った英語の授業を振り返ると、かなり複雑で難しいGrammarを勉強していたように思う。そのおかげで日本人の文法力は平均して高いと思っている。日本人留学生は文法の授業を簡単すぎると思っている人が多かった。ただただ会話ができないのだ。(受験生に人気のForestとかいう参考書はラビッシュだ。燃やせ。)

 

英会話で使われる英語というのは、僕がリストアップしたもので十分なのだろう。あとはVocablaryとPhrasal Verbsをどこまで身につけられるかにかかっている。

 

Phrasal VerbsとはGet To , Go AroundのようなVerb + Prepositionの組み合わせの言葉だ。ネイティブはこれを大量に使いこなす。むしろこれが使いこなせないなら自然な英語を体得できてないということだ。

 

これはほとんどの国の留学生が難しいと思っていることでもある。

 

リストアップした基礎英語を覚えて繰り返し使うことで英会話はある程度可能になってくる。その上でもっと複雑な英語構文、主に文章で使うようなものを身につける方がより効率的に学習できる。英会話では基礎英語を使い、論文などでは異なった英語を使うという脳みそが必要だ。

 

日本人は複雑な構文と単語を覚えすぎていて、どこまでが日常的でどこまでがそうでないのか、というのが全く理解できていない。おまけにPhrasal Verbs軽視のところもある。これこそが日本人の英語教育の問題点だろう。

 

もしあなたが英語力を誇りたいなら最終的には英語圏で研鑽を積む必要がある。

長文読解ができたから、正しく英語を使いこなせているとは限らないのだ。

少なくとも「関係代名詞や副詞節、名詞節」みたいな単語は記憶から抹消しろ。

それは英語ではない。何が三単現のSだ。

 

日本の文科省の犬になることが英語を身につけることではないということは強く主張しておきたい。