こうして僕らは腐る

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田舎・地方は終わった。日本という「地方」を捨てられる選択をした方がいい。

先週たくさんのブクマをいただいた記事についてもう少し深く考察して見ようと思う。

 

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あれからロンドンにいる移民達といろいろ話をしてみて思ったことは、たしかに世界的に中流以下は没落しているし、先進国は衰退してて終わってる感じが半端ないんだけど、よく考えたら地方・田舎というのがすごいスピードでオワコンになっていることに気づいた。

 

しかもこの「地方」というものの見方は単純に一つの国家の片田舎って意味ではなく、世界的に見て地方かどうか、という点が重要なことに気づいた。

 

少し前にスペイン人の女の子とそれぞれの国の給料の話題になった。

 

彼女が言うには、スペイン人の普通の仕事だと1ヶ月24日、毎日8時間働くようだが、給与を時給に換算すると5ユーロ以下なんだそうだ。

 

スペインと言えばシエスタでお気楽な国家というイメージだが、週休1日なことに驚いた。彼女がどの仕事を念頭に置いているかわからないが、とにかく安い。時給で言うと600円そこそこぐらいだ。日本の超田舎ぐらいの時給だ。彼女はカタルーニャ地方出身だそうで、スペインの中では豊かな方だと聞いている。

 

他のウェイトレスをしているクラスメイトからロンドンの時給を聞いたら7.5ポンドだそうだ。日本円だと1100円くらいだろうか。スペインとロンドンでは倍くらいの時給が違う。もちろん物価差があるため単純比較はできないが。

 

それでも語学学校に於けるスペイン語話者の比率を考えると、スペイン語圏の貧困を物語っている気がする。

 

EUでドイツ以外の国は「地方」になった

 

さて、僕らは地方を語る時1つの国の中で考えてしまう。だが実際には地方化しているのは国家そのものだろうと言える。EUにおいてスペインはもはや1つの地方なのだ。だから物価は安く、仕事はなく、世界的に話されているスペイン語話者でさえ、英語の勉強をせざるをえなくなっている。

 

EUの大都市というのはもはやドイツのことを言うのであって、マドリードやローマは片田舎になってしまったということだ。スペイン人やイタリア人のことは好きだが、僕は彼らの国が今以上に輝く時代はないと思う。

 

僕らが生きている現代は、どの国・地域が大都市でいられるか?というのを念頭に置かねばならないようだ。

 

EU圏においてはドイツそしてベルリンこそが大都市の雄として存在しつづけるだろうし、Brexitがあれどロンドンがファーストクラスであることは間違いない。世界の都市ランキングでは暫くの間ロンドンがニューヨークを引き離し1位であり続けている。(Brexit次第だが英語の地位低下がありえないだろうから、ロンドンは死なないだろう)

 

EUが崩壊しない限りは中心国家そのものが全てを掌握し、衛星国家はすべて地方として扱われていく時代になった。

 

Sランク都市から東京は脱落するだろう。

 

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アジア圏はどうだろうか。もはや中国の複数都市がアジアの中心地として繁栄するのは間違いない。独自路線をひた走るシンガポールも国際都市の地位を固めるだろうが、国土面積の小ささは如何ともしがたい。2017年において台湾はすでに地方国家に転落している。中国がここまで巨大になる前まではブランド力があったが、出生率を考慮しても上昇は見込めない。韓国もGDPは向上していても、出生率は日本以上に崩壊路線であり、北朝鮮問題の最前線であるため彼らもまた中国の衛星都市国家となる道しかない。

 

東京は世界の都市としての評価を上昇させている。我が故郷大阪はすでに人口減少が始まっていて、ロンドンで出会った大阪の若者も東京で就職すると言っていた。僕もそれは現在では懸命な判断だと思う。

 

東京は文化面で中国をリードしているが、経済面ではもはや衰退を免れられない。

人口が2020年ごろに頭打ちを迎えることはすでに予想されている。政治家の無策は日本の衰退を回避できないところまでに貶めた。

 

今や大阪も人口減少局面に入ったことで、東京が吸収する若者が底を尽きつつあるということだ。そして東京は世界的に見ると移民が少ない。

 

残念ながら世界中から労働者を集められない都市は小さくならざるをえない。移民を受け入れろと言ったところで日本の排他的風土は変わるまい。移民の問題は避けられるが、それが故に世界の中心地にはなれないのだ。

 

いま東京で地盤を固めるのは、日本だけを見れば懸命だ。だが果たして「中華」が成立するであろう東アジアでどの程度貧困化せずに済むだろうか。

 

東京が没落することは即ち、日本の地方化を意味する。東北人達が東京にやってくることが懸命であるように、日本人が世界の大都市に移住するのはもっと懸命な判断なのだ。

 

日本スゴーイデスネと楽しめるのも今が華かもしれない。

(とは言っても、中・下流国家よりは良い国であり続けると思っている。)

 

一国の大都市でさえない地方は原始時代に戻る

日本の大都市が貧困と格差で苦しみ世界の傍流になるとして、日本の地方はどうなるか?

ただただ自然が広がるばかりの地域になるのだろう。

すでに若者のほとんどは地方に戻らない。僅かな観光業で暮らしていく人々だけの貧しい場所になる。昔はコピペのような地方のロードサイドが揶揄されていたが、これからはそれらの維持さえできず、自然にあふれた理想的な原始日本が見られるようになるだろう。

 

確実なのは 米中印3大国家を中心とした経済

もしアジア圏で仕事をしたいなら、中国に輸出できる製品を持っている企業で働くべきだし、アメリカが消費国家として強いのは僕らが死ぬまでは変わらないはず。インドも2050年までは順調に経済成長する予定のようなので、これらの国でビジネスができるとなんだかんだ仕事にありつけそうだ。

 

ただアメリカと言えど東西海岸以外は日本と似たような状態になるだろうし、すべての地域が魅力的ってわけじゃない。

 

僕らが生き残って行くためには、3大国家の中心都市で暮らせるだけの基盤が必要だと思う。日本だけで豊かに暮らしていくというのはもはや特別な贅沢になっていくだろう。

 

殆どの人は日本で豊かな生活を維持できない。インドや中国で物を売ったりするため長期出張が当たり前という時代になるんじゃないか。インドネシアやメキシコも発展するという予想だが、確定ではないと思う。昔は日本よりフィリピンが成長すると予測されていたがそうはならなかった。

 

まとめ

 

ようするに英語覚えて、海外のどこでもセールスしたりできるようにならないと没落する国家で疲弊しながら将来不安に悩まされることになるんだろうと思う。

 

結婚も仕事も移動が前提としたフットワークを持てたら、それ相応の豊かさが維持できると思っている。

 

あるいは農業を初めて、物々交換経済を田舎で成立させれば別の豊かさを持てるかもしれない。だがそれとてロボットの時代でどこまでやれるかはわからない。

 

近い未来の日本は、安定した良き衛星地方国家というところに落ち着くだろう。

アメリカと中国の機嫌を損ねない外交さえしていれば、不安定状態にはなるまい。

豊かではないかもしれないが、世界的に考えればそこまで悪くもないかもしれない。

 

何はともあれ、移動できる力を身につけることを特に若い人にはオススメする。

 

 

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