フロイドの狂気日記

いつ走り出すか誰も教えてくれなかった、お前はスタートの合図を聞き逃したんだ!

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ジム・ロジャーズのアドバイスを批判する愚かな人々

ジム・ロジャーズは以前から同じスタンスを言い続けている御仁です。

 

gendai.ismedia.jp

概ね賛成だけど、コメントは緊縮批判をする人々であふれている。以前はロジャーは中国語を覚えるのもいいですねえ、などと言っていました。結構前の記事です。

 

僕は緊縮はしない方がいいに決まっているけど、しないとそろそろヤバくね?って思っている。財務省によると公債残高は平成29年度で865兆円。問題なのは利払い費だ。

29年度は9.1兆円。近年の利息は1%を少し超える程度で推移している。

 

だからこそ助かっているということがはてブ民はわかっていない。

 

もし利息が2%になれば20兆円近くを税金から支払うわけだ。1年毎に。

平成9年度で利息4%、平成元年は6%ほど。利息が6倍になるということだってありえないシナリオじゃあないはずだ。過去にあったのだから。

 

その場合、6%だと国家予算の55兆円ほどが利払いに回る。その分の税金を使っているありとあらゆる分野にお金を渡せなくなる。1%の消費税なんて焼け石に水じゃないか。

 

www.mof.go.jp

さらに国債費(利払いや償還に必要な経費など)は2015年度で23.5兆円となっている。

過去最高であるが、国債残高が積み増せばこの費用も高くなる。

www.nikkei.com

 

問題なのは金利だ。金利が上がればその分利払いも増えるから、予算を逼迫する。当たり前のロジックだが、これが見えていない人が多いように思う。今は利息が1%台だから助かってるけど、少し上がれば予算のほとんどを利払いに回す状態になる。

 

だから要人はほとんどが財政緊縮を主張するのだ。緊縮はしませんとトップが発言するだけで、金利が上がるかもしれない。金利が上がると来年度の予算案が圧迫されるから結局内閣のクビをしめる。だから迂闊なことは言えないしできない。

 

消費税を控えめに延期することで精一杯だろう。それだけ利息の存在が日本の政治の手足を縛っているが、医療・年金などの抜本改革を怠ってきたツケでもある。

 

どれだけ文句を言っても、国債を毎年発行するために、国債の利息は約束通り払わねばならない。

 

もはや緊縮は悪だ、なんて言葉が政治家が口にすることさえリスクになっている。国民はなんとでも言えるが、紙政治家・官僚はそうもいかない。

 

ジム・ロジャーズの言うとおり、個人で生活防衛するしかない。

 

だけど利払い見てると、いつ金利が上がって爆発するかわかんねえなあって思い出した。ここ10年ほど1%台で推移してはいるんだけども。

 

なんせ英語頑張らないといよいよヤバイかもなあ。