フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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岐阜県の飛騨古川は幻想的な飯ウマ地方

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2016年のふるさと納税岐阜県の飛騨古川の旅館ペアチケットをもらっていた。両親に行って欲しかったのだが、父親の都合で行けずにいて遂に期限ギリギリになってしまった。

 

そこで母と僕の二人で土日に行くことになった。最初はちょっと母と二人はしんどいと思っていて、気乗りがしなかったが行ってみると最高の場所だった。

 

土日に飛騨古川、高山、下呂と行ったのだが飛騨古川は群を抜いて素晴らしかった。

高山へは2年ほど前に行ったことがあってその時も感動したが、今回の飛騨古川はさらに素晴らしかった。

 

大阪駅から特急を使って4時間半ほどかかる。高山から各駅停車になるが、何駅か行くと飛騨古川駅に着く。駅自体はそれなりに大きい。駅前は開けた道路になっており日本風の家が立ち並ぶ。

 

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下呂駅や岐阜駅では見れなかったが飛騨古川では雪がちょうどよい具合に積もっていてまさに日本的冬景色を見ることができた。なにがいいかって、日本風の建物にあまり観光地かされていない原風景具合がいいのだ。

 

ちなみに「君の名は」で瀧君が調べ物をしていた図書館があり、去年は人がたくさんきたらしい。

 

街は小さくて3時間あれば全部歩けるぐらいのレベルだ。洋風の建物というのがほとんどなくて、川があってとても綺麗な場所だった。

 

飛騨ともえホテルと言うところに泊まったのだが、ここの温泉は狭くてイマイチだが料理は量もやたら多くて、郷土料理を中心とした懐石は本当に美味しくて大満足だった。

 

村には小さな美術館や民芸品会館などがあって、小さいながらも良い文化を紹介していた。ホテルのエレベーターにポスターがあって1/7から「君の名は」の展示会のポスターが張ってあって期待して行ったのだが、去年の話であった。去年に終わった企画のポスターをそのまま貼ってあるんだから田舎っぽいスローさだ。

 

それがなくても料理も町並みも最高で、美術館の館長もやたら親切で話してくれて良い世界にやってきたと心底思った。

 

ただホテルの温泉がいまいち過ぎて2日目に下呂温泉に行った。その前に高山駅でも降りたのだが、明らかに人が多く駅も大きく観光地然とした場所だったが、あまりにも人工的な感じを受けて飛騨古川よりも見劣りがしてしまった。たくさんあるコンビニなんかもイマイチよろしくないな、と思った。

 

下呂温泉はさらに風景のよくない、大阪の郊外みたいな風景で感銘を受けなかった。大きな川があるからそれは素晴らしいが、建物がどれもこれも古びたアパートみたいで寂れた雰囲気になってしまっていた。もちろん温泉の水質は良かったが、僕は風景に心動かされるタイプなのでイマイチのれなかった。ただ若者の旅行者が多くさすが日本三大温泉地なだけはあるなあと感心した。

 

 

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出された夕食の写真

内陸の地方は飯が旨くないと偏見を持っていたが、中々どうしてやるじゃないか。

 

まあ温泉を期待してこのホテルに泊まるのはどうかと思うが、料理だけはハードルを上げても超えてくるクオリティだと思ってもらえるのではないか。

 

もしふるさと納税をする気があるなら、決して悪くない選択肢だと思う。

ただし僕と同じように冬場に行くと雪景色が見れて最高だと思う。