フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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書評

「ホモ・デウス」は社会のとらえ方をアップグレードする本

サピエンス全史に続いて、ユヴァル・ノア・ハラリの人類史を語る一作である。 翻訳されたのが最近で英語版は結構前にでている。 本作は現生人類であるホモサピエンスがどのように神の地位までアップグレードするか データ至上主義という新宗教が人類に何をも…

「サルたちの狂宴」はアメリカに行きたがるエンジニアが必ず読むべき本だ

こんな国で働いていられるか!俺はアメリカに行くぞ! と思った方はおられるか? 私のことだ。 この本はウォール街で働いていた男が、シリコンバレーの中堅IT企業に入り その後起業した後、事業を売却してフェイスブックで働き、辞めるまでの物語だ。 物理学…

「1984」ビッグブラザーは現代に姿を見せるか

ジョージ・オーウェルが戦後間もない1948年頃までには書いていたSF小説。 数年前に1度読んで衝撃を受けたのだが、最近kindle版が出ていた事に気づいて購入しておいた。あらすじが読みたいならwikiを開けばいいが、とりあえず読んでみてもいいと思う。 一党独…

文学的漫画ってのを知りたいなら読んでみるべき「四年生」「五年生」

げんしけんとかで有名な木尾士目先生の作品 四年生 (アフタヌーンコミックス) 作者: 木尾士目 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/11/05 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る [まとめ買い] 五年生(アフタヌーンコミックス) 作者: 木尾士目 …

プログラマなら読むべき「世界でもっとも強力な9のアルゴリズム」

世界でもっとも強力な9のアルゴリズム 作者: ジョン・マコーミック,長尾高弘 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2012/07/19 メディア: 単行本 購入: 15人 クリック: 437回 この商品を含むブログ (21件) を見る これは実にわかりやすくて興味深いアルゴリズ…

絶望したい人におすすめ「ジェフ・ベゾス 果てなき野望 アマゾンを創った無敵の奇才経営者」

イーロン・マスクの評伝に続き、先週世界一の資産家になったジェフ・ベゾスの評伝を読んだ。ご存知Amazonの創業者。こちらの本もジェフ・ベゾス本人に何度も取材を行って丁寧に書かれた一冊であり半自伝と呼ばれている。2013年に発売されたので5年も前になる…

「サピエンス全史」は見てみぬふりをしている事実をつきつける

ベストセラーだし、はてブロでも紹介されまくっているのでご存知かもしれない。ひとまずビッグウェーブに乗る気で読んでみた。 丁寧に考えればその通りっていうようなことを書き連ねている。読み物としてとてもおもしろい。僕がこの作品ですごくいいと思った…

異次元の超人を刮目せよ「イーロン・マスク 未来を創る男 」

まとまったお金が手に入ったらなるべく本を買っておこうと思っていた。最近では暇になったらスマホばっかり触ってしまうので、何冊か購入しておいた。 そのうちの1つがこの本「イーロン・マスク 未来を創る男 」 イーロン・マスク 未来を創る男 作者: アシ…

「僕達がやりました」はアコギな人生を大事にしたくなる作品

コンパクトにまとまってて面白いという評価をネットで見たので一気読みしてしまった。 僕たちがやりました 全9巻セット 作者: 荒木光,金城宗幸 出版社/メーカー: 講談社 メディア: セット買い この商品を含むブログを見る [まとめ買い] 僕たちがやりました(…

書評:「大阪―大都市は国家を超えるか」著者 砂原 庸介

ロンドンに行ってから、大阪のこと何も知らないなあなんて思った。 30年以上住んでいるのだが。で、大阪の今の政治を知ろうと思い立ってそれっぽい本を探していたところ目についたのがこれ。 作者は神戸大学大学院法学研究科教授だそうだが、この本を書い…

書評:「労働者階級の反乱 地べたから見た英国EU離脱」著者 ブレイディみかこ

僕の憧れ、ブレイディみかこさんの新作を読みました。 労働者階級の反乱 地べたから見た英国EU離脱 (光文社新書) 作者: ブレイディみかこ 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2017/10/17 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 労働者階級の反乱?…

書評:「コンテナ物語」著者 マルク・レビンソン  訳 村井 章子

結構前にはてブでも話題になっていた「コンテナ物語」を読み終えた。 コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった 作者: マルク・レビンソン,村井章子 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2007/01/18 メディア: 単行本 購入: 6人 クリック: 72回 この…

書評:「実践行動経済学」著者 リチャード・セイラー、キャス・サンスティーン  訳 遠藤真美

今年のノーベル経済学賞を取得した二人の経済学者の2009年に出していた本です。 実践 行動経済学 作者: リチャード・セイラー,キャス・サンスティーン,遠藤真美 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2009/07/09 メディア: 単行本 購入: 8人 クリック: 365回 …

書評:「ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち」著者 J.D.ヴァンス、 訳 関根 光宏【ネタバレあり】

実はイギリスに来る前にKindleで読み終えていたものです。 以前から注目されていて読もう読もうと思っておりました。 ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち 作者: J.D.ヴァンス,関根光宏,山田文 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 20…

書評:「ボヴァリー夫人」著者 フローベール【ネタバレあり】

色々と積読していたわけですが、その中の最後の1冊になります。19世紀フランス文学の有名作品でもある「ボヴァリー夫人」。 ボヴァリー夫人 (新潮文庫) 作者: ギュスターヴフローベール,Gustave Flaubert,芳川泰久 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/…

書評:「燃えよ剣」著者 司馬遼太郎【ネタバレあり】

実のところ30年も生きていて歴史作家の筆頭・司馬遼太郎の作品を読んだのはこの作品が初めてです。 燃えよ剣 上・下巻セット (新潮文庫) 発売日: 1972/06/15 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 出版されて50年以上も経っていますが、さすがの司…

書評:「ノルウェイの森」著者 村上春樹【ネタバレあり】

購入したのは半年ぐらい前かもしれません。ずっと放置していたものを、イギリスに行く前に処理したくていっきに読みました。 ノルウェイの森 上 (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2004/09/15 メディア: ペーパーバック 購入: 31…

書評:「死神の精度」著者 伊坂幸太郎【ネタバレあり】

積読していた「死神の精度」を読み終えました。 伊坂幸太郎作品は初めてです。超有名作家ではあるのですが、手に取ることを何故かためらっていました。読書をする時も、なんとなく後回しにしていました。 死神の精度 (文春文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メ…

書評:「騎士団長殺し」著者 村上春樹【ネタバレあり】

ゴールデンウィークも終盤ですね。僕は少し前に買った村上春樹御大の「騎士団長殺し」をようやく読み終えました。村上春樹の作品については「風の歌を聴け」「1Q84」「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」そして最新作の「騎士団長殺し」を読み終…

書評:「テコンダー朴」は右も左もぶん殴るマジキチ漫画 (原作:白正男 作画:山戸大輔) 【ネタバレあり】

最近、にわかに話題らしいマジキチ漫画を購入いたしました。 [まとめ買い] テコンダー朴(青林堂ビジュアル) 作者: 山戸大輔,白正男 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る ざっくり言ってしまえばアジア風刺漫画なのですが前方方位平等にケンカを…

書評:「ど根性ガエルの娘」著者 大月悠祐子【ネタバレあり】

はてブのエントリーで上がっていたので興味を持ちまして早速読んでみました。 ど根性ガエルの娘 1 (ヤングアニマルコミックス) 作者: 大月悠祐子 出版社/メーカー: 白泉社 発売日: 2016/11/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (4件) を見る ど根性…

書評:「ユニクロ帝国の光と影」著者 横田増生【ネタバレあり】

1ヶ月ぐらい前に読んで書評書いてませんでした。 ユニクロ帝国の光と影 (文春文庫) 作者: 横田増生 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2013/12/04 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (8件) を見る 2010年前後でしたかねえ、ワタミ以上にユニクロこ…

書評:「この世界の片隅に」著者 こうの史代【ネタバレあり】

映画もみたことだし、レビュー巡りをしていると、自分がいかに見落としていたかをわからされました。 そういうことでコミック版「この世界の片隅に」をまとめて購入。 この世界の片隅に : 上 (アクションコミックス) 作者: こうの史代 出版社/メーカー: 双…

書評:「限りなく完璧に近い人々 なぜ北欧の暮らしは世界一幸せなのか」著者 マイケル・プース【ネタバレあり】

限りなく完璧に近い人々 なぜ北欧の暮らしは世界一幸せなのか? 作者: マイケル・ブース,黒田眞知 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2016/09/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 日本でもたびたび取り上げられる北欧社会主義。 財政健全かつ、…

書評:「悪霊」著者 ドストエフスキー【ネタバレあり】

江川卓訳のこの本を購入したのは今から10年も前であります。 悪霊 (上巻) (新潮文庫) 作者: ドストエフスキー,江川卓 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2004/12 メディア: 文庫 購入: 10人 クリック: 108回 この商品を含むブログ (91件) を見る 悪霊 (下巻…

書評:「THIS IS JAPAN -英国保育士が見た日本-」著者 ブレイディみかこ

最近発売された新書なんですが、 少し前に買ったものを積読していて 先程読み終えました。 THIS IS JAPAN――英国保育士が見た日本 作者: ブレイディみかこ 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2016/08/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る…

書評:「エンジニアとして世界の最前線で働く選択肢」

しばらく前に読みました。シリコンバレーで働くことの情報をまとめた本を紹介します エンジニアとして世界の最前線で働く選択肢 ~渡米・面接・転職・キャリアアップ・レイオフ対策までの実践ガイド 作者: 竜盛博 出版社/メーカー: 技術評論社 発売日: 2015/1…