フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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何かにハマるおっさんになりたい

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すごいよな。

ゴールデンウィークが遂に終わった。風邪でほぼ家にいたような連休だった。

 

10連休の間やったことと言えば、映画を2本みたこととFF7をクリアしたこと、友達と2回飲みに言ったこと。アルゴリズムの本を読み終えたこと。スーパー銭湯行ったこと。

 

何もしていないに等しい。遊ぶにしても半端、勉強もちょっとしかしていない。

風邪をひいて体調が優れなかったのは事実にしても、食っちゃ寝の毎日に罪悪感だ。

 

このスッキリしない日常の過ごし方ってのは何よりもダメな気がする。

 

ところで世の中には何事かにすごくハマる人がいる。たいていそういう人は昔から何かにハマれるタイプだったりするのだが、何歳になってもすごい。

 

最近見たのはこれだな。

karaage.hatenadiary.jp

 

夢中になれる何かを見つけることってすごく大事。僕なんかは何かするたびに「コレは人生に意味があるのか」とか「将来役に立つのか」みたいな戯言が頭に浮かんで何一つ面白くなくなる。

 

というか100%将来のためになることさえダメだ。英語の勉強だって、機械学習だって数学の勉強だって今から始めれば10年後に様々な点で差がでているだろうし、どれもこれもビジネスにも人生の豊かさにも繋がることはわかりきっているじゃないか。

 

ところが怠惰な精神がリミットをかけて、ただ惰眠を貪るだけの日々を過ごしている。ロンドンに行っていたときだって限界まで勉強したというわけじゃない。学ぶものはたくさんあったが自分の臨界点を超えたわけじゃない。

 

いつだってそれに憧れながらしてこなかった自分を悔やむばかりだ。だったらいっそのこと全部諦めて今この瞬間を楽しめばいいのだろうが、それも出来ずにただ遊ぶことさえ集中できない。

 

理想の自分像があってそれにたどり着くまでは僕は満足せずに毎日後悔しながら生きていくんだろう。この状態への解決策、処方箋は決まっていてリミットを外して凄まじい勢いで勉強して、早めに自分の理想と言えるぐらいの人間になってしまうことだ。

 

とりあえず英語がペラペラになってブログで書くネタでもサクッと英語ソースを引用して軽い翻訳なんかもつけちゃってドヤる感じの能力が欲しいんだろう。

 

わかっているぜ。僕はマウント野郎なんだ。ところが僕の現実と言えば英語もイマイチでエンジニアとしても3流以下で悲しい普通おっさんなんだ。

 

僕の友人にはやたら水泳にハマっている人がいて、週4以上で泳いでいて4-5kmは日課のようで、たまにマスターズの試合に出たりするようなのがいる。彼はオールマイティーに料理からスポーツまでこなす思えば中々すごいやつだ。

 

他にも仕事がバリバリできる上、ロードバイクにハマって大阪から白川郷まで行ってしまうとんでも野郎もいる。昔からスポーツと言うか体力や精神力に溢れているやつだったが、寝ないで仕事できる上最強に体力がある。それどころか友人関係の中では唯一読書をするやつだ。出張する移動時間で文庫を読む。

 

やっぱりスポーツしていると強いのか。何かにハマる奴らはそれに対してあーだこーだと考えずに機械みたいに動き出すところがある。

 

世の中見回すとそれができる人とできない人がいる。僕はできない側だ。記憶を辿るにやたら何かにハマりまくった時期もある。例えば中学ぐらいには純文学小説を読みまくったし、おかげで読書癖がついた。それくらいか。それでも日本トップレベルの読書家というわけではない。あのフローに入る感覚をもう一度手に入れたい。

 

考えないで没頭する、フローに入る頭を自由自在に切り替えたい。

 

それができる何かを、というかフローに入れるスタイルを探さなければなさそうだ。

 

イーロン・マスク 未来を創る男

イーロン・マスク 未来を創る男