フロイドの狂気日記

いつ走り出すか誰も教えてくれなかった、お前はスタートの合図を聞き逃したんだ!

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村を作って解散した話と、サンフランシスコで起業&解散した話の反応が違いすぎて泣ける

note.mu

ken-horimoto.com

昨日ホットエントリー見たら、1人のチャレンジャーが挫折した話が話題だった。上の記事はサンフランシスコに徒手空拳で移住して働き始めやがてソフトウェアの会社を立て自主解散する話。下は日本の田舎で村を作ってビジネスをし何だかんだあって解散、売却するというストーリーだ。

 

この2つの物語には共通点がある。

「生まれ育った場所とは違う地域に行き」

「起業する」

「人間関係の不和があった」

「そして自主的に解散した」

というところだ。

筋書きとしては割と似通っている。解散理由もパートナーとのすれ違いや人間関係での問題というところが大きいようだ。解散にいたるまでの失敗を基調としたストーリーであるにも関わらず両者の記事への言及は天と地ほどの差がある。

 

サンフランシスコの方は称賛と畏敬の念で溢れているが、村作りの方は人物批判にいたる感想の方が多い。

 

僕はどちらもすごい経験だな、と思った。超絶バイタリティの物語だ。英語圏では特にネイティブと違って言語的ディスアドバンテージがあるので辛いことも多いだろう。

 

この2つの物語の違いは、サンフランシスコが前向きに四苦八苦してて、ソフトウェア愛があるのに対して、村つくりの方は収益性に対する執着を感じさせるからではないからだろうか。起業してからの話よりも起業する前のアメリカ冒険譚が読者をひきつけてやまないのだ。村つくりはドロドロとした人間関係がメインで前向きな部分もあれど、失敗の言い訳を汚くかいたように見えてしまう。元パートナー達に対する実直すぎる内面の吐露やエピソードは読んでいて辛い。

 

片方が王道のさわやかなジャンプ漫画のセンターカラーなのに、方やモーニングとかでやってそうな泥々ドキュメンタリー調漫画な感じで、漫画なら良いが実はだとそりゃ反感買うわ。ウシジマくんの登場人物がリアルでブログ書いてたらバッシングしか起きねえ。

 

文章がなまじうまいため、自己の内面のいらん部分が表現され読者に良くない感情をわかせてくる。サンフランシスコの物語は同僚とウマが合わない部分についてそこまで掘り下げていない。ドロドロの部分は端折って前向きなマイライフを描いている。

 

すごいソフトウェアを作るという崇高っぽい目標に対して、今までにない娯楽とかっていうのも意識高い系が好きそうなテーマで読者を苛立たせるのだろう。僕としては田舎で遊ぶのは楽しそうで好きだけど。

 

オチで金の無心をしているのも心象が悪くなったかもしれない。同じようなストーリー構成でもどこにスポットを当てるか、掘り下げるかによってバッシングが起きたり、起きなかったりするというのは参考になった。

 

それでも失敗談って面白いし、読む価値がある

バイタリティのある若者っていいですねぇ。

 

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

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