フロイドの狂気日記

いつ走り出すか誰も教えてくれなかった、お前はスタートの合図を聞き逃したんだ!

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低能先生とその予備軍が存在するとすれば、未来への希望のなさ故だ

nyaaat.hatenablog.com

anond.hatelabo.jp

はてなのサービス利用者達が戦慄したこの事件だが、様々なユーザーがリアクションを出している。基本は追悼記事が多いが、僕はもう少し違う視点で見てみようと思う。

 

殺人の場所やhagex氏の人となりに注目が集まっているが、僕は低能先生のステータスについて書いてみる。

 

希望なき年をとった人々

 

40代無職だ。

これははてブ界隈が危惧している氷河期などの人生の成り行きに恵まれない世代である。

 

彼らの世代の唯一の救いは親である世代がそれなりに金持っている団塊だったり、日本の成長期に生きて、終身雇用が崩壊していなかったため生活保証が多少あるということ。つまり大なり小なり親のすねをかじって生きてこれた、ということにある。

 

ところが、20-30代ならまだしも、40代になると親も60後半から70代、早ければ鬼籍に入ってもおかしくない。親が死んでも年金を不正受給し続ける人が時折報道されるように、親の年金が生命線というニート無職が多いかと思う。両親がいれば2人の年金で面倒を見てもらえるが、1人減れば生活水準も変わる。2人とも亡くなれば果たして。

 

親の命も永遠ではない。そろそろ生活できなくなるという現実が好むと好まざるとにかかわらず眼の前に現れる頃合いだ。そういう高齢無職達の心境はいかばかりか。

 

当たり前の話をすれば金持ちで、好きなものを食べ、好きなものを着て、好きな酒を飲み、好きな異性を買えるような個人が、四六時中ネットに張り付き罵倒し、最後に殺人を犯すようなことがありえるだろうか。

 

僕は低能先生がそのステータスによって、最悪の犯行に及んだのだと思う。

 

もちろん殺人にいたるのはかなり少ないかもしれないが「もうどうだっていい」と思うには十分な人生だったのではないか。

 

夢中になれるのがネットでの罵倒。他に目的もなく、子供もおらず、仕事もなく、人付き合いもできない。無職で人付き合いをするというのは、結構心に重いものがあるはずだ。リーマンショックで一時的に仕事を失った事がある僕はそれがわかる。いい大人が働きもしていなければ誰に合わせる顔もないと思ってしまうものだ。

 

だからといって殺人かよ、と思うかもしれないが彼の孤独で貧しい人生がそういう方向に流れて行ったということだと思う。

 

どこかで何か趣味だとか守るものだとか、自由に誰にも文句を言われず使える金だとか、気兼ねのいらない友人がいれば人は極端には走れれない。

 

今回の犠牲者が炎上記事を書いていたかというのは、ほんのきっかけに過ぎずネガティブな感情はいずれにせよどこかへ向かっていったはずだ。

 

前回の記事では、電話番号とはてブのヒモ付が今回の事件を回避できたのではないかという記事を書いたが、あくまでhagex氏が犠牲にならないというケースでの話だ。

www.byosoku100.com

 

40代無職でネット以外にすることなく鬱屈しているならば、はてブが使えなくなってもそれ以外のサービスを見つけて同じような結果になったかもしれない。

 

headlines.yahoo.co.jp

今後年金や退職金で面倒を見ていた親がセーフティになっている無職達が次々と現実に放り出される。そこで何かのきっかけで彼らのターゲットになるということは増えるように思う。大抵は人間だから殺人までは行かなくても、定期的に自暴自棄な人たちの憎悪がどこかへ向かうだろう。生活保護も厳しくなっているし、そもそも福祉の財源がない。金もなく守るものない無敵の人の中から、何らかの被害を与えよう、幸せそうなやつにぶつけてやろうという人々は無数に出てくると思っている。全体から見れば少数でも、体感的に多いぐらいには。

 

殺人でなくても、現実での罵倒、SNSでの粘着、子供への暴力やストーカーなど彼の鬱屈は表面化していくと思っている。hagex氏が殺されたのはたまたまだ。彼が狙われる可能性は完全匿名の人よりも高かったにせよ、彼でなくても良かったのではないか。

 

条件が不運にも重なってしまった。その結果の死だと思っている。

 

だが未来への希望がないということは、その鬱屈がどこかへ向かうということだと僕は考える。自分に向かう人は自殺をし、他人に向かう人は被害を与えるのだろう。

 

個人でできること

個人でできることはたかが知れている。極力ヤバそうな人や、高齢無職には現実でもネットでも近寄らないことだ。こういう事を言うと、臭いものに蓋だと言う人がいるが、個人の力では彼らを救ったりできない。それどころか足を取られる。だから個人としては関わるなと強く勧めたい。

 

それと生活保護を叩かないことだ。生活保護を与えていればとりあえず生きていけるというのであれば、極端へと走らないのではないか。

 

さらに福祉政策の実現に投票し意見しよう。財源が減っていく中で期待はできないが声を上げていればそれなりに可能性が出てくる。福祉を切ったあとの、尻拭いは結局国民がするハメになるのだから。

 

時折、とても優しい人が手を差し伸べようとするが、覚悟がない人は辞めておいたほうがいい。鬱屈している人と付き合うと、それに足を取られる。個人はそれぞれの幸福を考えるべきだ。だからこそ福祉政策を実現してくれそうな政治家に投票すべきなのだ。

 

ヤバイ奴らを助けるのも政治の役目だろう?

 

 

追記

何か世紀末感が出てきたな。持たざる者たちの暴走って感じで。

www3.nhk.or.jp

 

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