フロイドの狂気日記

いつ走り出すか誰も教えてくれなかった、お前はスタートの合図を聞き逃したんだ!

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またその日が来た

7月末で今の仕事の契約が切れることと相成った。

いつものことだ。

だいたいプロジェクトの立ち上げからひとまず仕事が終われば、保守や改修は正社員が引き継ぐので、フリーランスのエンジニアは不要となる。

 

仕方ないと思うことなかれ、このエンジニア・プログラマ不足のご時世で「規模縮小にともない契約を終了とさせていただきます」の意味とはなんだろうか。

 

これは言い換えれば「うちが求めているエンジニアではなかった」というメッセージだ。

SESで1ヶ月いくらのプログラマの契約更新には3つのパターンしかない。

「素晴らしいエンジニアだから是非様々な案件でお願いします」

「イマイチだった。プロジェクトが終わったから契約終了です」

「このクソプログラマを用意したSIerはどこだ!!」

 

今回の僕は真ん中のパターンに当てはまる。

というより僕はほぼ全てそのパターンだ。

 

僕の担当が時に聞かせてくれる、ひどいクレームをつけられるパターンというのもある。クソみたいなプログラマだったから金を減らせ、みたいなこともあるらしい。中小SIerの営業ははっきり言って楽じゃないだろうと思う。

 

エンジニア不足なのだから本当にいいエンジニアというのは、契約が切れることはない。ここを逃したらこのエンジニアを確保するは難しいとなったら何が何でも確保するものなのだ。だから契約終了となった時点で、無理して抱え込むほどの価値はないというメッセージのようなものだ。

 

僕は3月終了のプロジェクトの際は、プロジェクト失敗の責任を押し付けられてずいぶんと揉めた。それが初めてのやばいクレームだったかもしれない。立ち回りの失敗だった。さっさと契約をこちらから切れば良かったんだが、本当に失敗した。

 

今回は揉めることなく出ていくことができた

が、やはり考えものである。

 

32歳にもなって「どうしても弊社にいてほしいエンジニア」でないというのは結構詰んでいる感がある。エンジニア不足は延々と続いてはいるが、僕はリーマンショックの時の日照り具合を知っているので、経済の動向次第ではあっという間に仕事がなくなるってことはある。

 

そんな時も優秀なエンジニアは全力で担保されるが、単価ばかり高い僕のようなエンジニアは放り出される。それをわかっていてやる気を出さないとか、自殺志願者かな?

 

僕はコンピュータサイエンスの勉強をきちっとしなければ、発展する技術の先っちょを追いかけ続けなければならないことを知って以来、なんだかやる気が無いのだ。今勉強していることは、おそらく3年後使われていないだろうから、3年後はまた一新して違う何かを勉強するのだ。そのコストを支払うのに疲れたのだ。

 

例えば今まさにAngular1.5というGoogleJavascriptフレームワークを使っているが、これは3-4年前まさに最新のものだった。ところがver 2.0で文法まで互換性なくばっさりと新しくしてしまった。その流れで最新はAngular 5である。

 

バカバカしい。現代の賽の河原とはまさにこれである。

もちろん全てが無駄になるわけではないが、新しいフレームワークが出た時に内部まで調べる労力というのは馬鹿にならない。年々老いるにつれて辛くなる。それならjavascriptの内部仕様についてじっくり勉強するほうが10年後までの役に立つだろう。

 

ところが飯を食い生きていくにはいつか使われなくなる技術も勉強せねばならない。僕はすでにその螺旋から降りている。嫌なのだ。今じゃ最低限の労力と最低限の勉強での糊口をしのぐに徹している。

 

これはこれで死への道を歩くの同然だ。それで僕は意味のない行いを延々続けるレースをやめて大学へ入り直そうと言うわけだ。20代前半のときのモチベーションと今の30代である僕のエネルギーは違っている。どう考えても小さくなっている。最後のエネルギーを持ってかなりしっかりとした土台を作らねば40手前で完全に行き詰まる未来が見えた。

 

日本景気が来年まで持ってくれることを祈るのみだ。