フロイドの狂気日記

いつ走り出すか誰も教えてくれなかった、お前はスタートの合図を聞き逃したんだ!

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一人で海水浴に行くおっさんの気持ちは如何ばかりか

ワタシノコトダ

 

土曜、日曜と徳島県にバイクで行ってきた。海の日もあるし、海水浴場があって一泊できる地域に行こうと思い立って、大阪から程々に近い徳島を選んだ。

 

いつものことであるが連休で大阪から西に行くというのは、阪神高速の大渋滞で疲れる。阪神高速の渋滞具合は毎度ながらヘドがでる。

 

淡路島SAにつくだけで疲れを感じられるほどだ。土日ともに超快晴で汗ダラダラしながら運転し、バイクを止めるとうだるよな暑さにやられた。昼前に出発したが、淡路島を抜けるのはそこまで時間はかからなかった。快晴の中で山道を走るのは心地よかった。

 

土曜の3時半ごろだったかにお目当ての海岸についた。5時までは海の家も監視委員もいるということで、サクッと泳ぐことにした。土曜日に泳いだのは小松海水浴場だった。

 

そこは西日本豪雨の影響があって、波打ち際に細かい流木が大量にあったのだ。海開きの前にたくさんの流木を重機で埋めたそうな。それでもかなりの流木があった。泳ぐ分には問題なかったし、客もそこそこいて賑わっていた。

 

一人で海に行くなんてどんな寂しいんだよ、と思うかもしれないが僕はビーチで寝っ転がって空を見ているだけで楽しめる男なのだ。海のキレイさという点では透明度は高くないが、砂浜はそれなりに長く、設備も整っててよろしい。

 

この海水浴場は家族連れもそこそこだが、カップルみたいな連中が結構いて精神に効いた。特に20歳以下だろうと思われるカップルのひとつに、やたらスタイルの良い健康的な美人を連れている男がいて、これが僕の精神を揺さぶった。

 

僕は32だしイギリスの大学になんか行かないで、女の子を引っ掛けてデートでもした方が人生としていいんじゃないか?と思わせるほどには理想的な海水浴に見えた。体つきが痩せすぎず太りすぎずで褐色で顔も良いという、ドンピシャ具合だったから自分の大志を大いに揺らした。

 

しかしそれもホテルに着いて、フロントの勧める地元の居酒屋に行き地酒と肴を楽しんで、さらにコンビニで買った酒とツマミでサッカーの3位決定戦を見る頃には、どうでもよくなっていた。海水浴に女連れで行くというのは経験のないことではないのだ。25とか27の時は淡路島に行ってリア充をしていたわけで、それなりに最高な経験があったじゃないかと思うことで動揺を抑えた。

 

それよりもやるべき人生があるだろう?と思って氷結とミミガーをかっ喰らって、ベルギー代表の見事なカウンターを楽しんだ夜だった。

 

さて徳島に来たのは二度目である。以前はバイクで高知の桂浜まで行った時に鳴門海峡を見てそこらへんで泊まった。今回はもっと南でビジネスホテルをとったが、徳島市はそれなりに栄えていた。飲み屋街の集中した地区は人通りも多く、店も豊富で住んでみてもいいんじゃないかと思えるほどだった。徳島は海が近く、自然も近く、中心地はそれなりに利便性があるという感じで理想的な地方都市に思えた。大阪にも行けんこともないぐらいの距離だし、神戸でいいならより近くで都会を楽しめるわけだし。

 

次の日は9時に起きて、ギリギリでチェックアウトし、前日に調べておいた別の海水浴場へと向かった。小松海水浴場よりも川を挟んで少しだけ北にある月見ヶ丘海浜公園である。ここは実に設備が素晴らしかった。子供向けのアスレチックから人工的な小さい川で3歳児も遊べるようになっていたし、建物の中で着替えてロッカーに預けたりもできた。海岸線も長く、家族連れで賑わっていた。小松海水浴場と違って家族連れ9割といった具合で、大人より子供の方が多いように見えた。

 

豪雨の影響はなさそうで、素晴らしい天気に遠浅の海で子供にはたまらない場所だっただろう。徳島の海は透明度ではいまいちだがロケーションも砂浜も中々に良い。ここに実に2時間はいただろうか。天気があまりに良すぎて日が高いうちに去るのはもったいない気がしたからだ。

 

体中真っ赤に日焼けしたあたりで、温泉に行くことにした。徳島市内にある、「あらたえの湯」というスーパー銭湯に行ったのだが、とてもでかくてキレイな施設で、岩盤浴まで備えられている素晴らしい温泉だった。日が出ている内に帰らねばと思ったが、たっぷり2-3時間ほどいてしまった。寝転がりながらつかれるリラックス風呂というのも良かったし、岩盤浴がとんでもなくでかいのでそこでも1時間はいた。

 

日も暮れる頃、どうせだったら居酒屋で飯を食べたほうが徳島料理の食べ納めにできるなあと思って、歩いてすぐのところにある「酒亭ごっつい」というところに行った。残念ながら徳島独自というようなメニューはなかったが、食事自体はうまかった。

 

というか徳島の郷土料理ってほとんど何もないのね。すだちとか鳴門鯛とかそういう素材ばっかりだ。金沢における治部煮みたいなものがない。徳島ラーメンというのがあるけれど、ラーメン好きじゃないし。

 

すっかり暗くなって家に向かったが、夜の鳴門大橋は恐怖そのものだった。横風が凄まじく死ぬかもしれないと思った。高速なのに時速50kmまで落としてそれでも倒れるんじゃないかと恐れたほどだ。僕はバイクに乗る時今日死ぬかもしれないと思って乗っているが、ひさびさに緊張した。

 

家に着いたのは実に10時になってからだ。月曜日が休みでなければ本当に辛かっただろう。3連休バンザイ。

 

まあ久々にバイクで泊まり旅行に行ったのは良かった。死ぬまでに夏は後50回程度しか来ないという事実があるので、海水浴は行ける時に行っとくべき。砂浜で波になでられながら寝るのが好きな僕は前世は貝類なのだろうね。

 

徳島は住みやすい地方都市って感じでとっても良かったです。マル。