フロイドの狂気日記

いつ走り出すか誰も教えてくれなかった、お前はスタートの合図を聞き逃したんだ!

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都会では熱中症になる若者が増えている

だけども問題は今日の日差し

日傘がない

 

店の女の子に以前から約束していた日が来てしまった

店にかなくちゃ、君に会いに行かなくちゃ

 

久しく女の子がいるお店に行くという習慣が減っていた。

というか減らしていた。

 

キャバクラは言わずもがな、ラウンジなどはその辺のバイトとはわけが違うぐらいに時給が良い。最低でも2000円くらい。下手するとプログラマなんかよりもいい。

 

バイト時間はせいぜい4-5時間だがお酒を勧めて明るく接するという意味では特別な勉強がいるわけではない。たくさんお金を儲けたいなら客を持つ必要があるが。

 

Fちゃんは数少ない僕を店に誘う女子になった。2-3年前はあれほどたくさんの店にお金を払いたくさんの女性のLINEを手に入れたというのに、小便とともに消えた。

 

元来酒飲みではないので、孤独を紛らわすために店に行くのだが、時折嬢達が見せるお水労働にうんざりした表情や、店外での塩対応がボディブローのように心に効き、飲んだ後の虚しさと領収書の金額の重さを感じるころから飲みに出歩かなくなった。

 

Fちゃんは金持ちの子で、明らかに金に困らないお嬢さんだが、アパレルでもラウンジでも働いて、インスタによれば時間があれば女友達と食事やカラオケにでかけ、夜に帰って朝になれば働くという超人のような女子である。凄まじい食欲だが、全く太らないという体質でもある。

 

店にほとんど行かなくなった僕を誘うのは、彼女が海外好きということがあるからだろう。イギリスもイタリアもフランスも行った経験があるのに、女性と違って仕事以外で男性がEU圏に行くということはあまりないから話しが合わない。僕は珍しい男性なのだ。特にラウンジの客層では。

 

だがそんな彼女の誘いにも億劫になったが先月も誘われていてやっとこさ店に向かった。セット料金が7000円で店が終わるまでいていい。早い時間に向かいおろしていた焼酎で飲む。

 

歯医者に通っている話をしたら、店の女の子たちが人の歯はすごく気になると言っていた。お客さんでたまに歯が抜けたままの人がいるそうである。平日の店内は客がほとんどおらず、普段は言えないけれどという前提で話がすすむ。

 

どうして店に来るお金で歯を治さないんだろう、とか。そういう人と鍋はしたくないとか。肌と歯と髪型はすごく気になりますよね、という話だとか。

 

僕の歯はきれいだねと褒めてくれた。だが僕は弱めだがアトピー肌で荒れているときもままある。ああやっぱり肌というのは気にされるポイントなんだなあと思った。歯は大丈夫。髪型は最近短くしてサッカー選手風にしている。だが肌というのは体質で中々改善が難しい。

 

その後Apple IDにロックがかかってしまったママのiphoneでさらっとパスなどの変更作業をしたりして、謎の時間を過ごした。君らスマホ苦手すぎやろ。焼酎ボトルは一本まるまる消費した。8割は残っていたのに酒豪のママがドンドンので消費させたのだ。こればかりはつらい。女の子達も多少飲んだが、ママのスピードで結局ボトルをおろすハメになった。

 

だけどもだ

 

その日ばかりは楽しかったのだ。いい感じに良いが回ってカラオケも歌ってああ平日から遊んでいるなあという具合だ。愛想の良い女性が隣にいるという感じでつまらない人生が回避されている錯覚を起こすのだ。歯が2つ抜けても店にやってくる男たちは、同じように孤独を感じているのだろう。酒と歌と女でごまかすためになけなしの金を使うのだ。

 

帰り際に、この次は店が終わったら近くのバーに行こうと言われた。本当はもっとイギリスのこととか話したかったけど、iphoneの作業ばかりになったからと。アフターを誘ったわけではないのに彼女の方からご所望してきたのだ。

 

別に大したことではないんだけど、この優越感こそが人生を華やかなるもにするのだ。週1回店に顔を出しても決してなびかない嬢達も多いというのに。

 

タイミング。

 

8月は英国で消費するので、9月以降はお金に余裕がなくなることが見えている。英語勉強や大学の手続きで忙しかったり余裕がなくなることも見えているのだ。

 

誘い。だがそれだけで生きている実感がわく。

それはいい事だろ?

 

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