フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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若くないと思っていたが浦島太郎になっているとは

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いつも通り授業を受けに行く。今日はIELTSのListeningのテストについて。

僕の隣はドイツ人の男が座った。この男はいかにもドイツ人って顔で、ひとことで言うといかつい。国籍を当てるゲームをしたなら真っ先にドイツかロシアを思い浮かべる白人だ。

 

男は英語がうまくて「あ、これはついていかれへんやつや」と思った。ファイナンスやらエコノミーを大学で勉強しているとかだそうで。この男は授業がぬるかったのか、聞いてないときはひたすら絵をノートに書いていた。

 

お互いにテーマに沿って質問するときも、僕がとっさに出てこない言い回しをする。focus onとか言われたときは、意味は知っているけど使える気がしないなあと思った。

 

Liteningのサンプルテストで授業をして、最後に正解数とIELTSバンド・スコアの表をもらったのだがスコアは5.5だった。僕が大学に提出するスコアで必要なのは5.5なので、ある程度もう当落線ぐらいにはいるんじゃないかと自信がでてきた。

 

Kindleで「Us VS Them」という本を読んでいるけど、割と英語だけの本でも読めるので実力はそれなりについてきているはずである。授業後はWarren Streetまで行って飯を食べて(ただのハムエッグとチップスが10ポンドもした)それから家に帰った。

 

さてせっかくの長期休暇なんだし英語以外にもやりたいことがある。しばらくプライベートでは触ることもなかったプログラミングである。来年コンピューターサイエンスの学位を取りに行くんだから多少は最先端の技術に更新しておくかと思い、ついでだから欧米スタンダードの言語を選ぼうと思った。

 

PythonとAngularで軽いwebアプリでも作ろうと思って調べ始めたら、web業界にありがちな謎バズワードがバンバン掘り出されて辟易とし始めたのだ。

 

PWA(Progressive Web Application)

AMP(Accelerated Mobile Pages)

これが今のトレンドらしい。どちらもGoogleが関わっている。

PWAはwebページでありながら、まるでモバイルアプリのような使用感を実現できる開発手法で、AMPはコーディング時に専用タグを使うことで、高速にページを読み込むことができる技術。

 

PWAはふわっとしたところがあるマーケティング先行ワードらしいが、AMPは確固たる定義があるようだ。さらにそれら2つを組み合わせた開発方法などが花盛りである。既視感がある状態だ。

 

AMPに対応したページは雷ににているマークが検索結果のURLの隣についていると書かれてあるので、スマホで検索すると確かに一部には雷マークがついていて、タップすると高速でページが読み込まれる。マークのないページは明らかに遅いのだ。そういや最近検索したらやたら読み込みが早くて、画面上部にURLヘッダーの無いページが表示されたのはAMP対応が原因のようだ。もはやアンテナも完全に錆びて、調べることもしなかった。試しに「恵比寿 餃子」とかで検索すると食べログページがいっぱい出てくるが、その中のいくつかはやたら読み込みが早いことがわかるだろう。

 

さすがに検索結果が変わりつつあるのでAMPの方はバズワードでは済まされないのかもしれない。ただでさえDockerとかも軽く触って、時代の変化に取り残された感を感じたのに、AMPとかPWAとかそれに付随するService Wokerやらなんやら調べだしたら、ワイの知っているWebやないでぇ、ってなったね。

 

ただWebサイト見るだけでもいかにして早くロードするか、なんかでしのぎを削っているらしく、ツラミを感じだ。

 

ただ、将来的に技術が廃れても、方向性はGoogle重力で決まってしまうのでついていけないといけないんだね。

仕方ないね。

 

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