フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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スマホ太郎のすごさ

 


スマホ太郎、デスマ次郎、盾三郎、孫四郎、ありふれ五郎、スライム六郎、平均七子、八男


最近のなろう小説のアニメ化が続いたが、原作力が弱いと批判されていて、その結果上記のような蔑称的なものが付いている。あまり面白くないという評価のなろう小説は「太郎」と呼ばれることがある。それがネタにされ続けた結果、太郎兄弟みたいな扱いで言われている。


スマホ太郎--- 異世界はスマートフォンとともに
デスマ次郎--- デスマーチから始まる異世界狂想曲
盾三郎--- 盾の勇者の成り上がり
孫四郎--- 賢者の孫
ありふれ五郎--- ありふれた職業で世界最強
スライム六郎--- 転生したらスライムだった件
平均七子--- 私、能力は平均値でって言ったよね!
八男--- 八男って、それはないでしょう!

 


上に列挙したなろう小説は一冊も読んでない上に、アニメも見ていない。
なので作品の良し悪し自体は何とも言えない。


ここで言いたいのは継続力のすごさだ。
特にスマホ太郎こと「異世界はスマートフォンとともに」はすごい。
アニメ化してからというもの、なろう小説へのヘイトを全て引き受けているところさえある。
「なろう」とは言わずに「太郎」と呼んだりする。


「アニメ化しているXXは典型的な太郎じゃねえか」
「オバロ、Reゼロってすごかったんだな。今じゃ太郎しかアニメかされねえ」
「このアニメはしばらく太郎展開だから」


みたいなフレーズでこき下ろされる。


批判を作者が見ているかはわからないけれど、異世界はスマートフォンとともにの作者はコンスタントに続きを書いている。なんか小説家の鏡だなあと思うよ。アニメBDだって1500枚ぐらいは売れていて、少なからずファンがいるわけで、批判者じゃなくてファンの方向を向いている。素晴らしい。内容がどうあれ、好きだと思っている人がいるなら、その人たちの方を向いて黙って書き続けるってのはなかなかできることじゃないんじゃないだろうか。


一世を風靡したラノベ作家でも筆を実質的に折っている人は結構いる。
だけど割と上にあげた作品の作者たちは頑張っている。
継続して積み重ねている。
大ヒットすればそりゃあいいだろうが、そうでなくても読んでくれる人がいるってのはいいことだし、そこにフォーカスするのは素晴らしいと思う。僕は小説を書くならそういう風に頑張れる人になりたいよ。


小説を読んでないから中身で批判や共感もできないけど、今のご時世、あっという間にネットでカルマを背負わされて石を投げられたりする時代だもん。そうなってしまった時それでも筆を折らずに書いていけるかって、なかなか難しいよな。


実際問題、すごく下手くそな人たちっていると思うものの、深夜アニメの原作不足から苗の状態で刈り取る勢いの青田買いがあるようで、低原作力でもそれなりに書籍化、アニメ化するらしい。逆に言えば今が小説家になる狙い目ともいえる。


ただあんまりこなれていない状態で世に出て、残忍なほどの評価を受けたときにそれでも「やるよ、俺は」といえるかどうかというのはその場所に立たされない限りはわからないと思った