フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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キャバクラに300万使った話

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anond.hatelabo.jp

 

日本の創世記たる昭和の時代から存在したキャバクラ・博打という課金沼。この日本のDNAに刻まれし呪いは、国家が衰退しつつある平成の終わりにあって南蛮の地からもたらされた「すま~とふぉん」なるものを通し、可愛い女の子収集にとって代わりつつあった。日本弱体化を目論む米帝の陰謀により、財布の中身を電子の彼方へ消し去る最終ミッションは新元号公布前に激しさを増していた。

 

次回「社会底辺ボトムズ

来週も運営アカウントと課金に付き合ってもらう。

 

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僕はスマホゲーの課金に関しては、トータル10万は超えない程度だとは思うが、キャバクラには相当課金した。結果得たものはアルコール臭い小便のみだった。

 

終わり。

次週最終回「キャバの光はすべてカネ」

 

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…これではあまりにも味気ない。

 

 

最後かもしれないだろ?
だから ぜんぶ話しておきたいんだ。

 

 

 

その当時の彼女と結婚寸前で破局した僕は、明らかに精神に異常をきたしていた。その当時はキャバクラに行ってチヤホヤされるオジサンや、場末のスナックラウンジでカラオケを熱唱するオッサンたちをちょっと軽蔑していた。実際に20歳のころからそういう飲み屋が好きな友人たちとたまに誘われて行ったんだけれど、彼女もいる僕は露骨にモンストマシーンとかしていた。実際にその当時の彼女はルックスが良かったので、少々可愛い嬢では太刀打ちできんかったし、精神が充足していたのであまり興味がなかったのだ。

 

ところが破局してからというもの、金土日とほぼ予定が空いてしまうようになって

「今月…オレは…オレはどうしたらいい?教えてくれオレは一体どうする!?」

みたいなことをつぶやくようになっていた。

 

慰めるために友人が場末のスナックなんかで焼酎を飲んでカラオケを歌いに連れていってくれたが、それがいけなかった。集団で飲むのがそこまで好きではない上に、友人たちにイケメンが多いので、なんか女の子いても楽しめねえな、と思った僕は一人で店に行くようになった。

 

初めは、ただ欲しかった。

 

スナックはセット5000-6000円で飲めるよい場所とだったが、そういう店は時給が安いので可愛い女の子は少なく、時間制ラウンジに行くようになった。これは1時間で3000円ほど、女の子ドリンクは有料、安酒が飲み放題という形態で、スナックの時間制限バージョンみたいなものだ。女の子はドリンクをねだってお金を稼ぐが、焼酎のキープボトルを頼むことで費用を抑えることができる。お茶割のためのピッチャーは別料金だったりするが。いずれにせよ2時間いても1万円程度ですむ。自給が多少高いので女の子も可愛いのだ。

 

これはまだ安いが、こうなると女の子が隣にいないと飲む気さえしなくなる。1万円の出費はフリーランスになりたての自分にとって大したことじゃなかった。酒が回って気が大きくなると、ハシゴするようになる。

 

ちょうど僕の地元の圏内の繁華街は可愛い子を揃えた店が多く、どこへ行っても芸能人ぐらい可愛くて若い子がたくさんいた。どこへ行っても「おっ!」と思える子がいたので、新規店開拓も俄然楽しく、飲み歩き続けた。

 

地元のビル街をあらかた探ってしまうと、次はミナミなどに進出するようになった。まあこれは長続きしなかったが。一度は店の終わる時間まで居続けた。女の子が話し上手ではなかったからか、ボーイ3人が僕の相手をする時もあった。

 

ちなみにキャバクラの女の子よりそっちの方がおもしろかった。

キャバ嬢と話した内容は全て忘れたが、ボーイの話は覚えている。

すっげー面白かった。だが会計はつまらなかった。

 

ボーイ「お会計7万円になります。希望は慰め」

諭吉・僕「ふざけるな!」

という心境になったこともある。口には出さなかったが。

 

「事が終われば、俺は逝く。生者のふりも疲れるのでな」

福沢諭吉が言っていたような気がする。

 

地元では小池栄子似のボインねーちゃんに入れ込み、大枚をはたいた。彼女は南部のヤンキーだった。今は水商売から足を洗い、同じ南部出身のヤンキーの彼氏とうまくやっている。Twitterで知った。

 

その店は友達経由で聞いたところ客で会計を変える店だった。

店長と友人が知り合いで、それを知った店長は

「知り合いだったらもっとまけてましたのに」と言っていたこともある。

ぼったくられていたのだ。

 

その店がつぶれて、同じ場所にできた似たような店で、童顔巨乳の19歳に入れ込んだ。

ぶっちゃけ巨乳にクソ弱い。

 

お高い寿司屋に連れて行ったこともあるが、その時に未婚の母であると告げられた。高いボタンエビばっか食べていた。19歳ならセーフと思ったらこれよ。結局僕の方が疎遠になり、そこもつぶれた。

 

仕事の関係者と飲み接待を受けた、カウンターでビキニを着た女の子がいる店でこれまた巨乳の美人がいて、そこも入れ込んだ。そこはキャバクラほど高くはないが、地下にキャバクラがあり、そこの女の子が上にきて担当するよくわからない店だった。

 

バーで飲むうちは良かったが、一度だけでいいと周年の日に呼ばれた地下で諭吉が10人死んだ。

 

「こいつら妖怪(キャバ嬢)は存在そのものが悪です」

 

二度と行かなかった。ちなみにその巨乳の19歳(もちろん20歳だと言っていた)も二人の子持ちだった。Instagramで知った。なんなのよもう。

 

子持ちだと知られてないと思ったのだろうが、しばらくしてその女の子からLINEがめっちゃ来るようになった。キタのキャバをやめて、さらに北の地元のキャバクラに勤務し始めたらしい。子育てのために近場にしたようだ。

 

一度だけ電車で行った。距離がやびゃあ遠い。彼女の乳は相変わらずだったが、あまりの遠さに次回はなかった。おろしたボトルの半分はきっと捨てられただろう。

 

キャバクラは控え気味になったころ、それでも近所のラウンジには顔を出した。京都から来た巨乳の19歳の子はさすがに子持ちではなかったが、水商売女として染まりきっており、その店を踏み台にミナミ、そして今は北新地まで昇っていったらっしい。北新地は大阪屈指の高級クラブが軒を連ねているので、そこでの稼ぎは恐らくキャバ嬢を続けられるレベルなら僕よりも稼いでいるだろう魔窟だ。

 

薄々知っていたが彼女は客をたくさん持っていた。彼女が辞める最終日は行く気がなかったのでギリギリまで断ったが、結局行った。たくさんのお客さんがその子のために来ていたので、彼女は3万のシャンパンをおろし5分の会話で別の客のところに回っていった。謎の記念撮影だけして、LINEに投稿していた。

 

そしてしばらくしてLINEが消えた。アカウント削除だった。彼女は僕からはもう金を引っ張れないだろうと踏んだようで新しい連絡先は教えなかった。僕も最後の方はあまりにもヘルプの女の子をつけられることが多かったので、別の女の子とLINE交換していいか堂々と許可を請うようになっていた(その店は一度女の子とLINEすると他とは交換できないルールだった)しばらくして北新地に行ったことを別の女の子から聞いた。

 

さて北新地である。

僕の友人の元カノが巨乳で北新地に働いていると言っていた。そうして元カレの友人に店を教えてもらい出向いた。北新地が高いことは知っていたので、あくまで様子見のために知り合いの店を選んだのだ。1時間2.5万で済んだ。

 

友人の元カノは顔も変わっていて(いじってんだろうなあと思った)それでも夜の女としては洗練されていて、一切を受け付ける覚悟があった。店の女の子は全体的に美女ばかりだった。さすが北新地で長いだけあって、LINEのラリーも僕がスルーするまでは必ずメッセージを返すマメさ。場末のスナック女子ではこうはいかん。ハグもしてくるし多少のスキンシップもしてくるという剛の者だった。

 

だが金額が時間に対して半端ではない(一杯しか飲まなかった)

そういうこともありそれっきりだったが、金の有り余るおじさんなら一番愛人作りやすいだろうなという印象を受けた。

 

その後はだんだん破局のことも記憶から薄れてきて、やがて破滅的な金遣いは終わった。領収書が3年分で300万を越えたということだけははっきりしている。

 

やっぱつれえわ。

 

 

 

 

 

 

自分はことし、三十二になります。
腹がちょっと出ているので、たいていの人から、四十以上に見られます。