フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

PR

離婚するから結婚しないという可能性

PR

若者が結婚しない、特に男性の生涯独身率は女性よりも高く、原因はいろいろと言われている。だいたいの記事で言及率No1はお金がないから、である。

 

日本は男女平等が進んだとはいえ、未だに男性が女性おごる、エスコートするという文明が色濃い。割り勘で関係性をつくれる男性はむしろ恋愛強者というか、補って余りある魅力があるということなのだろう。なのでお金のない男性は自分に自信を持てないし、その上でコミュ力が微妙ということになるとなおさらパートナーを得られない、という理屈なのだそうだ。結婚するとなると式だとかハネムーンだとかでお金がかかるだとか、それをパスしても子供ができるとやはりお金がかかるとかで躊躇しているんだろう、と。お一人様がそこまで不自然でなくなり、社会的圧力もない今、そうまでして結婚する必要もないのではないか、という意見も多い。だが報道によると男女ともに結婚したいと思っている人は90%を超えており、結婚そのものが忌避されているわけでもなさそうだ。

 

金の問題か?と僕は思う。だいたいお金がない、よりも真っ先にくるのがパートナーがいないというところだが、そのパートナーがいないという理由だって本当にお金がないからといえるだろうか。婚活市場の話を耳にするに、妥協して結婚するぐらいなら独身がいい、なんて人も結構いるらしい。

 

結婚生活というのは考えるだけでも気楽ではないように思う。自分の時間はなくなるし、金も自由ではなく、子供ができればスキルアップなんてのもできなくなるだろう。自分のスペースや時間を優先すれば、あっという間に三行半を突き付けられる。何のために結婚するか、不自由さの引換に何を手にするか。そこで子供ということになるが、子供がいると大変だけれど、人生が変わるだろうし、楽しいこともいっぱいある。だが破局すれば苦労の連続になる。となると、金以上に相手との二人三脚がうまくいくかどうか、ということが最も重要だ。

 

政治的な話をしたい人たちが、若者に金がないからだ、と結論したがるがそれは一側面でしかない。現にマイルドヤンキーな人たちは意外なほど若くして結婚している。だいたい金なんかあるわけない人も子供をサクッともっていたりする。僕なんかもそうだけど、金に余裕があっても結婚していない人もいる。金がないってのはある種の要因ではあるが、メインリーズンではないんじゃないか。皆自分に見合った良い人に巡り合えていないだけだと思う。お金も時間も犠牲にして、ろくでもないパートナーなら辛くなるだけだ。そしてろくでもないパートナーは最後に破局するのだから、離婚がよぎった時点で結婚しないのである。護身完成!

 

僕なんて休みの日はダラダラと昼まで眠り、その後やることと言えば読書にゲームで飯食って寝るとそんなところである。そんな姿を世の女性陣が見て、この男は素敵だ、なんて思うだろうか。いや思わない。こんな態度で結婚生活を送っても、その内ダラダラとスマホ中毒になるのが目に見えている。

 

アグレッシブでポジティブ、活動的なタイプなら一緒にいても楽しいかもしれないが、特に何の趣味もなく、酒を飲むだけで日がな一日食っちゃ寝する男といて楽しいわけがない。その上金もないと来たら、それはもはや2馬力とは言えない。煩わしい同居人が増えるだけである。

 

そんなわけで精神と収入を兼ね備えた人は贅沢にせよ、金も素晴らしい精神もない人とは一緒になりたくないと思うだろう。皆建前でお金がないなんて言っているだけで、実は集団生活をしていく中での対応力みたいなものがないことをごまかしているのではないかと思うのだ。だからこそ学のないヤンキーの兄ちゃんたちがサクッと結婚できて、頭でっかちで考えすぎてしまうような似非インテリ気取りが独身のまま30代も後半になってしまったりする。

 

出たとこ勝負で楽しくやろぜ、という精神性を持った男女が子孫を残すことができているのは何だか遺伝子的にも正しい気がする。どれだけ賢く振舞っても、僕らはここで遺伝子のリレーを途切れさせるわけで、と考えるとこんなブログを書いて偉ぶっても何にもなりゃしねえのだ。

 

とまあお金がないから結婚できないという一つの真実は、パートナーと貧乏を乗り越える精神性を持っていないということの証明でもあるのではないか、と考えて勝手に一人で憂鬱になった次第であります。