フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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愚か者の病

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明日の朝時間どおり起きて満員電車に乗ったり、つまらない朝回などに参加する必要もなく、ただただ惰眠を貪っても良い、積みっぱなしだった本を読んでも、Netflixを一日中見ていても誰も文句も言わない環境があったなら。贅沢はできなくても、食事をとることもできれば暖かい家もあり、税金や携帯代ももちろん支払える。そういった環境があれば、この上ない幸せではなかろうか。

 

今の僕がちょうどそんな感じだ。

 

次の仕事が始まるまでヌクヌクと幸せを噛みしめればよろしい。が、僕は7割ぐらいしか幸せを感じていない。出てくるのはため息ばかりだ。少なくとも3月はオフなのだが、すでにサザエさん症候群の兆候がありありと出ている。

 

今日が終われば後何日で仕事が始まる、と呪いのように考えてしまう。確定申告も終わり申告所得税を支払い、フリーランスも4年目が終わった。はっきり言ってもう働きたくない。僕はうつ病でも身体に深刻な障害があるわけでもないのだが、働きたくないのだ。誰だって一生貧しくない暮らしで休みだったらいいなあ、と思うぐらいには働きたくない。

 

いや、人間関係を構築したり、ほとんど同じことを繰り返す仕事にうんざりしているのだ。それはもちろん僕の仕事レベルが低いからであって、今より遥かに高難易度なことができるわけでもなければ、素晴らしいキャッチアップをしているわけでもない。そのくせ、今の仕事のレベルに満足することもないのだ。

 

こういうのを愚か者の病なのだろう、と1人で納得している。1人でできることはしれている。だからこそ似たような仕事を延々とこれからも受け続けるだろう。今更会社勤めができるわけもない。かといって起業するのか?

 

たまにそんな想像もしてみる。だがBtoCのビジネスで成功するには、ITスキルだけでは不可能だ。ゲームやアプリでブレイクするには宣伝費や赤字操業を耐えるために投資家をうまく丸め込む必要がある。そこまでこぎつけることは難しいだろうし、できる姿が想像できない。そうすると必然的に大企業の下請け、今と変わらないが規模だけ少し大きくなる零細企業の完成である。とりわけ理不尽と馬鹿な発注とピンハネのオンパレードの日本の業界事情を知った上で、そんな使いっ走り企業など作りたくもない。それならフリーランスのほうが身軽で楽。その上責任もほぼないような契約体型まで用意されている。

 

法人なりしたとして、できるのはせいぜいITとは名ばかりのネット小売が関の山だろう。Amazonやら楽天がある中でも、そこに依存しないプラットフォームを持つことは悪い話ではないが、結局ITスキルの向上よりも、在庫管理などの仕事に追われることは目に見える話でないか。

 

機械学習?AI?

それを個人事業主に毛が生えたレベルの組織で運用できるとでも?

スキルがあったとしても元のビッグデータを持っているのは大企業だけ。その点において日本の大企業が柔軟に対応できるわけがない。第一、僕には知識がない。ああいうのはGAFAのような金も人材もデータも揃った連中で初めてチャレンジできるものであって、しかも狙ったとおりの成功が保証されているわけでもないのだ。

 

PHPやswiftを使ったアプリなんてものは趣味としてならともかく、一発当てるぞ、という時代はとっくに過ぎた。今あるのは一級スキルを持った連中が超企業の部品として豊かに働くか、ゲームなどで一発上場狙うかぐらいが夢のある話ってところだろうか。いずれにせよスキルが命なのだ。少人数でノンストレスなアプリを作るのは一人一人にグレイトと呼べるスキルが必要だ。サーバーからコーディングまでまるっとハイレベルで意識できる能力がなければ到底かなわない。そしてそんなもの僕にはない。

 

そうなると今の立ち位置が人生の上限値、この生活が死ぬまで続くとなると長い休みをとったところで憂鬱なのは変わりがないのだ。そんなことを考えてしまうのは欲張りだろうか。五体満足で精神健全、食事が美味ければ満足すべきだろうか。

 

ただただ30代が過ぎていく中で、意味なく焦燥感を募らせる毎日だ。