フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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ネトゲで学ぶ人生の辛さ

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ラグナロク・マスターズというスマホゲームがリリースされた。これは往年のネトゲRagnarok Onlineスマホ版であるが、2Dドットゲームを3Dに作り直し、リリースしたものだ。初日にインストールしたが、やはりスマホゲーでRPG的なものは操作性が気になる。早々に飽きてしまって、放置することになった。

 

だが郷愁に火がついて、本家のラグナロクに課金することになった。まさしく僕がIT業界に向いていると勘違いすることになった原因のゲームであり、00年代中盤頃は頭がおかしい感じでのめり込んでいた。長いデフレだった日本で15年前と同じ1ヶ月1500円。様々な課金アイテムは増えたが、ひとまずこの懐かしさをおさめるために1500円だけ課金する。

 

ROは1次職->2次職->転生1次職->転生2次職->3次職という風に進歩していく。上位職になるたびに強くなるし強いスキルが覚えられる。当時はあまりにもレベル上げがマゾ過ぎて、プレイしなくなっていった。僕が引退したのはどうやら2006年ごろらしい、その後何度か1ヶ月ぐらい復帰したりしなかったりがあったが、結局のところR化と呼ばれる大型アップデート時、何年もログインしていない僕のアカウントは抹消されたようだ。

 

心機一転始めたわけだが、ありとあらゆることが変化していた。まずあれほどマゾかったレベル上げは3次職まで、ほぼ1日で到達することがでる。時間にして10時間とかそれぐらいではないだろうか。ドン引きするほど経験値をくれる初心者の館、店売りどころかもらえる装備だけで戦えるフィールド。

 

だが3次職になったあたりから、懐かしのクソマゾレベリングがやってくる。懐かしいなあと思いながら始めたもののすでに「あ、これ僕が知っているクソマゾや」という空気がプンプンである。10年以上分の山盛りコンテンツがあるから退屈はしないのだろうが、このレベリングの辛さは現実だな、と感じた。

 

例えばプログラミングだろうと、絵だろうと、英語だろうと能力を上げるためには地道な努力が必要である。効率的な努力とは得てして死んだ目をしてする作業に他ならない。ひたすら英文を音読するとか、クソエラーをコツコツと解決ながらプログラミングするとか、写経とか。

 

ロイヤルガードと言いながら、経験値効率のいい敵をひたすら槍で突く作業は現実の苦行に近い。かといって同じ時間なのに、経験値の低いところや金銭効率の良くないところでレベリングするとそれはそれで何してんだ、とむなしくなる。そうして苦行を乗り越える理由をギルドに所属して人間関係に求めざるをえないところも現実社会である。

 

将来もっとリアルなVRオンラインが出た時も、きっとこんな感じで現実と違うくね、と思いながら苦行に励むんだろうね。