フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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秋晴れの大阪城

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親知らずを抜いた。以前も上の親知らずを抜いたのだが、下の奥歯も虫歯になりつつあると言われたので、抜くことにした。親知らずは歯ブラシがあまり届かない場所で、いずれ虫歯になると言われていた。上の歯はあっさりと抜けたのに、下の歯はそうもいかなかった。麻酔をしているから痛みはないけれど、歯が拷問に使われる意味がわかった。麻酔をしていても不快なのにさらに痛みがあるなんてな。ちょっとずつゴリゴリと浮かせていくのはたまらなかった。抜いたあと、歯を見せてもらった。一部がかけて中が見えた。「痛くなる前に抜けてよかったですね」と歯医者に言われた。どうやらかなり進行していたらしい。

 

仕事のない状態も今月までだ。来月の仕事が決まった。かなり忙しいようだ。結局僕は、遠いけれど単価が高い仕事を受けた。大阪の外で仕事をするのは初めてだ。ああまた僕は同じ螺旋階段を登る生活に戻るんだな。打ち合わせをしたときに、土曜出社してほしいとか、年始の休み2日ほど出てほしいとか言われて、気楽な生活もこれまでだなあと思った。契約時間以上働いて、支払いに足が出るのはかまわないらしい。サボった分金稼ぐか、と思って引きうけた。

 

土曜日の秋晴れの日。大阪城に出かけた。昼夜逆転の生活は終わり、むしろ早起きしすぎる。せっかかくだし、降りたことのない駅で降りてみようなどと思い立って、朝早く電車に乗り、普段降りない駅で降りた。そこで駅周りはそれなりに栄えているじゃん、なんて思って近くを散策すると、何年も前の案件で利用していた駅だったことに気づいた。そのひどい案件のことを久々に思い出して、人の記憶は案外適当と感じるのだ。

 

なんだか気が抜けて、あんまり晴れていて雲ひとつない空だから、環状線に乗り換えて宛もなく行く。大阪城というものがあるのか、と思って公園前で降りる。すごい人で、観光客から地元民まで賑わっている。よく知らなかったけれども、大阪城公園駅前がそうとう改装されていて、いかにも観光客ウェルカムになっていた。

 

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こういう小綺麗な建物に食事処や土産物屋が配置されて、いかにもなスポットになっていた。天気も良くてコートを着ていると暑いぐらいで、こういう散歩最高ですよね、って気分になって人生がすごく明るいものに思えてくるじゃん?

 

ただねえ、そうは問屋がおろさないのよ。観光客に紛れてたくさんいるのが子供連れ。兄と妹が手をつないで母親と歩いている姿を見ると、僕の人生はこれでいいのか、まだ間に合うかもしれないぞ、と思ったりする。最強伝説黒沢のワンシーンを思い出してしまう。

 

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見ろよこの快晴の空と天守閣。

 

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木の葉を集めてI LOVE YOUだとさ。

 

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まだ33歳だ。ギリギリ間に合うかも知れないぞ。結婚して子供作って次世代に主人公の座を渡すといいよ。と心で誰かがいう。お前にゃ家族生活が無理だと心の誰かが言う。子供の面倒を見て、嫁の機嫌をとって、さらに仕事もせねばならない。独り身の気楽さをご存知でしょう?孤独以外に何もありはしない。責任もない。

 

天守閣の隣の建物にお土産やとかがあって、そこの休憩室の椅子でずっと本を読んでいて、まあそういうのも悪くない。そうなのか?