フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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すべてがある

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すげえ金を使わない生活だ。びっくりするほど。せいぜいマクドナルドや近所の茶店に行くぐらい。アマプラに入っていて、UKの最貧困層の話である「私はダニエル・ブレイク」マクドナルド創業時の物語「ファウンダー」あとは「PSYCHO-PASS3期」を見た。PSYCHO-PASS3期は2期以上におもしろくない。やはり1期に比べて虚淵玄は優れた胸くそストーリーをちゃんと書ける作家だと再認識した。ジャンプアプリをサブスクしているが、チェンソーマンと呪術廻戦が実は面白いんだということをバックナンバーを見ていて思った。今まで新人漫画を読まなかったが、鬼滅の刃が面白かったことをきっかけにして、せっかくだから読んだら面白かった。

 

2ヶ月前から母親の居酒屋と食事提供の契約を始めた。どうせ僕は料理をしないからコンビニとか惣菜とかに金をつかうぐらいなら、親に渡した方がいいだろうと思って、1週間に一度母親からタッパに詰めた唐揚げやらなにやらを提供してもらうようになった。そうするとどうでしょう。家にはとりあえずレンジでチンすれば飯が食えるので外食に行くことがほとんどなくなった。

 

そうすると全然金を使わない。酒は飲まないし、毎週電話をかけてきた友人は彼女と同棲を始めるため大阪北部に行った。それに仕事が忙しいからというのもあって酒を飲むこともなくなった。そんなわけでタバコも吸わない、酒も飲まない、博打も興味がないということで、何だか何もしない超無趣味オジサンができあがった。忙しいかというとそうでもなく、一日中家にいるが、適宜サボっているので自由時間があるといえばあるのだ。仕事に無茶な量を設定してくれたおかげで、逆にサボりやすくなった。一応ミッションはコンプリートせねばならないのでそろそろ本気出す。

 

金をほとんど使わない生活をすることで、自分がすべてを所有していると言うことがわかった。欲しいものは無制限の体力とか知識とかで簡単に買えるものもないし、家で仕事をすると服もほとんどいらないし、PCもスマホKindleもテレビもPS4もある。こんだけあれば家で暇することはないし、運動のためのロードバイクはあるし、大型バイクもある。冬だから動かしていないけど。

 

Kindleで少し前に英語の本を買いだめしたし、アマプラで見きれないほどの映画やドラマもある。そりゃあ日本経済も悪くなるよな、と思った。こうなると、めちゃくちゃ消費しているのはガス代と灯油代だけ。エアコンを付けるとアトピーがひどくなるので、ガスファンヒーターを使っている。キッチンは灯油ヒーター。冬場は馬鹿にならないぐらいの支払いではあるが、おかげで乾燥する季節でもアトピーがひどくなっていない。

 

僕は髪が伸びやすい。散髪代と光熱費、ネット。それだけで僕のすべてが構成されている。超省エネ。11月から省エネ民族が続いている。個人にとって必要なものというのがもうほとんど外に出なくても手に入ってしまって、何だか味気ない。こういう時に、子供がいる人というのは退屈しないのだろう。

 

英語のpodcastを聴いたり文法の本を読んでみたりするが、語学力が爆発している実感もない。そろそろ語学学校に行ったりしたほうがいいかもしれない。業務連絡ぐらしか人と話さなくなったので日本語もドンドン忘れている気がする。

 

子供の頃に感じた、あの不足感。ゲームだって好きには買ってもらえないし、遠くにいくこともできなかったし、酒も食事もバイト代で食べる安居酒屋やジャンクフードか、母の手料理。不満だったすべては20代の10年で全部解消されてしまった。もはや僕にはすべてがある。

 

とりあえず人間が満足するだけのすべてがある。それだけが寂しいことだ。