フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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中国人から儲けるのが気に食わない人々

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そういう人たちが日本にいる。コロナウィルスでてんやわんやになっている東アジア情勢ではあるが、日本もご多分に漏れず混乱しつつある。僕が1月末に予想していたよりは、遅いペースであるが感染拡大の最中といったところだ。今の所1月28日から毎日平均1.2倍ずつのペースぐらいで感染者と死者が出ている。しかし当初の1.5倍ペースの感染ではなく、ずっとペースは下がり続けている。これが拡大に歯止めがかかったのか、湖北省が下げ止まって他が上がってくるのかはわからない。

 

ただ日本ではクルーズ客も含め感染者が多数出ているため、世間では外出を控えて中国人観光客の数もかなり少なくなったように見える。大阪でもインバウンド主体のビジネスは相当ガタついているらしく、友人の業界も中国への出張は取りやめになっている。中国に発注したものが日本に来ないだとかで悲鳴を上げている人たちも多数いる。

 

中国封鎖がどれほど日本の経済にとって不利益かはすでに証明されたようなものだが、twitterはてブでも、それみたことか、という人たちが少なからずいるようだ。中国似軸足を置いている経営者が悪いと言わんばかりだが、もはや日本と中国は切っても切り離せない。それどころか内需が無制限に萎んでいく日本では、少しでも中国人に買い物をしてもらわないとおまんまの食い上げであるので、コロナウィルスはすでに衛生危機よりも経済危機だと思う。

 

あまりにも中国が憎いがため、日本の国益を損なっても良いと言わんばかりの市民がいるのは恐ろしい。今後の日本の外貨稼ぎは中国にかかっているといえる。アメリカよりも距離が近く、文化も近く、人種も近い。これは実のところ相当益のあることなのだが、今まで見下していた相手に金を与えられる立場なのは腹立たしいと思う人々の心を変えるのは困難かもしれない。

 

日本が戦後得たものの中に、未曾有のプライドというものがある。日本こそがアジアの頂点と言わんばかりの態度だ。今の若者は中国に対して、技術的、経済的な引け目を感じているかもしれないが、40代や50代以上は実感として微妙かもしれない。今すでに毎年50万人ずつ人口減少し、10年後には100万人ずつ減っていくとも予測される。これは凄まじい社会変動だ。そんな中で日本に来てくれるお客さんさえいなくなると、日本人が満足に食事をとることもできなくなるかもしれない。

 

コロナウィルスでは欧米でのアジア人差別も激化してるそうな。こういう時頼れるのは東アジアの同族達だけだと僕は思う。中国のことを今差別したり、嘲ったりせずに協力しあうことは非常に重要に思う。日本の将来にとっても、もはや命運を握るのは日本自身よりも外的要因なのだから。