フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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こんな危険な街にいられるか!オレは家に引きこもるぞ!

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案の定だけど、日本政府はコロナパンデミックをなるべく騒がず、矮小化することと威勢のいい掛け声を上げることで見てみぬふりを決め込んだようだ。僕は節約モードに入って2月から仕事をしていないのをさらに3月もそのまま休むことに決めた。その間に何としても自宅でできる案件を探すしかない。

 

コロナパンデミックは僕の生活に相当影響が出ている。例えば僕は今年イギリスの大学に行くつもりだったが、おそらく無理だろうと思う。東アジアから来た学生は症状がなくても2週間の隔離要請があったりするようだ。ただの風邪であっても疎ましく思われたり、緊急ダイヤルに電話したりしろと告知されている。しかもそれは1週間前の2月の初週の対応である。おそらく今後蔓延していくと、日本からの入国拒否が起こるだろう。欧州各国の政府対応だけでなく、合法的な差別が始まっているとも聞いている。残念なことに僕はイギリス行きのタイミングを逃したらしい。

 

そういうニュースを見た結果、英語の勉強なども身が入らない。普段よく行く喫茶店でコーヒーを飲みながら英語の本を読むということもしなくなった。平日、人のいない時間帯、難波の喫茶店に向かった。心は新型コロナ肺炎を恐れていたが、家に引きこもるのも辛かったからだ。そこでいつものようにアイスコーヒーを頼んだ。しばらくするとマスク姿の女性二人が向かいの席に座る。席をゴホゴホさせていて、話しているのを聞くと中国語である。僕は読みかけの「ボッコちゃん」を閉じて、さっと席を立って会計を済ませてそそくさと帰った。

 

そうして気づいたのだ。僕がイギリスに行ったら、間違いなくこういうふうな振る舞いをイギリス人たちが取るのだろう。僕がアジア系の男というだけで、嫌な顔をしてサッと席を立つ。大学の講義中も僕の隣に座る人はいないだろう。そんな事を考えたら一生懸命働いて貯金をするという気力もなくなったし、英語の勉強を必死にするということもできなくなった。長期休暇にありがちな昼夜逆転の生活に切り替わり、十三機兵防衛圏をぶっ通しでプレイする。飲みに行くのも億劫で、ひたすらブラウジングをする。

 

金は使わないから3ヶ月分の家賃と食費を払ったらあとはネット料金だけを持っておけばいい。この時間を有意義に使わないといけないんだけど、もう気力がないなあ。完全に目的を見失った。

 

日本の4期目のGDPはマイナス6%だとか速報があって、それと並行して新型肺炎の注意喚起CM打つぞというニュースがあって、近日中に武漢化するのが目に見えてきて、運命が嫌になった。中国のニュースもずっと追っているけど、あれだけ強権的に封鎖しても湖北地方では感染拡大していて、封鎖できない日本は多分もっとひどくなるし、人口密度は東京圏のほうが遥かに高いのだから、こりゃあ欧米というかアジア以外からしばらく嫌われる原因になるだろうなあ、と暗澹たる気持ちになる。もっと世界中で感染してくれれば気にしなくなるのだろうけど。

 

自分が関係する破滅的な状況が差し迫ってくると、こうも憂鬱になるんだねえと実感している毎日だ。

 

ボッコちゃん (新潮文庫)

ボッコちゃん (新潮文庫)

  • 作者:星 新一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1971/05/25
  • メディア: 文庫