フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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慎重すぎるスモールビジネス

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はてブみたいな意識高い系SNSに入り浸っていると、ありとあらゆることに消極的ネガティブにならざるを得ないのではないか。ありとあらゆる常識違反を疑い、失敗を恐れ、効率的な方法のみを求める。

 

沢山の本を読んで、ビジネスに限らず偉人の失敗談、政府の失敗、非人道的行いや発言へ批判をネットで摂取し続けたせいで、大胆な行動を制限されている気がする。僕が下請けでないビジネスをするならば、という前提で考えたことを守り続けている。

 

・法人化を急がない

・名前と顔を売ろうとしない

・ネット完結で始める

・経費は少しずつかける

・いつでも撤退できるようにする

・借金はしない

 

とまあこんなところだ。そしてこれを忠実に実行したらどうなるか。

「リターンが少ない」

これに尽きる。2ヶ月ほど下請けプログラマをやめるために行動してきたが、率直に言うと儲けが少ない。コロナ禍の中だし店舗ビジネスなんてのはそもそも考えていないし、人も雇わない。IT業界の標準的考えの小さく初めて大きく育てる、というのを狙って経費も必須なもの以外はかけないで、1万経費をかけたらそれにより3倍以上になるようになるべく考慮して使う道を考えてきた。

 

挙げた条件を満たすと相当小さく、制限された商売になる。ほとんどリスクはなく、資金ショートで首をくくる可能性は限りなく小さい。問題なのはリターンが少なすぎて、それを増やすには経費をかける必要なのはわかった。しかし3パターンの商品で経費を一番かけたのにそれを回収できなかった商品があって、それを思うと頭の中で吟味してマーケティングをしたつもりでも現実は簡単ではなかった。

 

ショバ代を払う店舗経営ならやるしかないと腹もくくるが、本当にスムーズな撤退をできるように石橋を渡る展開をしていたので、下請けプログラマに戻ったほうが楽じゃね?と考えだした。多分SESとかを再開してもどうせ不満になることはわかっている。

 

このスモールビジネスは量も質も重要だ。僕は量と提供スピードを重視していたが、3つ目の完全失敗で質に気を配る方が顧客が満足できるのではないか、と強烈な脳内圧力にさらされた。読み違いである。

 

スモールすぎて顧客からの詳細なフィードバックは少なく、当然クレームもないに等しい。これが自分の提供する製品の何が良くて悪いか、という理解を難しくしている。想定された魅力が本当に望まれたものか、というのは2つ目の商品で揺さぶられていた。悪い結果ではなかったが1つ目よりもより売れると見込んでいたのにそうはならなかった。

 

4つ目のリリースは今月中頃を予定していたが、まだリリースできていない。もうちょっと練り上げるべきか。量と質を高めるために1週間ずれたって中途半端に提供するよりは長期的に良い結果をもたらすと思っているのだが、これも自分の思い込みでしかないのかもしれない。わからない。

 

しかしながらやはり想定外によって首をくくる羽目になること過度に恐れたことは間違いではなかった。撤退がスムーズであるからだ。誰にも借りを作らず、恥もかかず、経験だけが残る。

 

よくあるビジネス書にあるような、リスクテイカーたれという眉唾アドバイスは疑っていた。やはりやってみなければわからない想定外が沢山あるわけで、破滅しないで経験や見る目や想定できるリスク回避の手段を得られるは大きいように思う。

 

散々ネットのビジネスのあれやこれやを勉強しても経費のかけ方に間違いがでるんだから、これが数百万と数千万となると取り返しがつかなかっただろう。まだまだ個人レベルで小さく小さくプレイしながら地雷を避ける方法は学べるはずで、大きく賭けるにはタイミングや機運を見極めねばならないと思った。