フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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星野源への何とも言い難いイケ好かなさを言語化する

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星野源×マフィア梶田――孤独なオタクが「創造」に至るまでをひもとく,非常識な対談

 

手斧投げ合いのはてブで時々見れる天然互助会かよっていうブコメがつくエントリはだいたい芸能関係だ。最初はタイトルだけ読んで、ブコメみて、うわあ絶対クソみたいな記事やん、と思ってみたら、案の定、ゲロ糞を煮詰めて砂糖と蜂蜜を大量に入れて資本主義で整えたような内容だった。

 

孤独なオタクってタイトルは編集がクソ迷惑にも勝手につけたんだろうなあ、と思ったら星野源本人がオタク名乗ってて卒倒しそうになった。

 

記事内のオタクキーワードとして語られるものを列挙してみる。

 

「マリオ」「スマブラ」「スレイヤーズ」「PCエンジン」「POWER MAC」「グラディウス」「南国パプワくん」「ドラクエ3」「3DO」「枯れた技術の水平思考「MOTHER」NINTENDO64」「ストリートファイターⅡ」

 

いうほどオタクか?

僕より星野源は若干年上だが歳が近いせいでわかるんだけれど、80年代生まれの男が90年代にかけて青春を過ごすと触れることになるメジャーコンテンツしかあげてねえ、って感想しか出てこなかった。

 

今の若者だとリナ・インバースをソシャゲコラボでしか知らないかもしれないが、当時は夕方にアニメ化していたので、僕と同年代のおっさんはだいたい知っている。南国パプワくんもそうで、朝にアニメ化していたからクソキモいタンノくんの知名度は現在のアラサーアラフォーには抜群だと思う。MOTHER2は小学校の頃、みんなで貸し借りしながらやっていた記憶がある。だいたいオタクアピールしてえなら、パプワくんより自由人ヒーローだろうが。

 

以前から星野源のどうしようもないマーケティング偏重が鼻につくと思っていたが、このインタビューはその集大成のようだ。オタクと言いながら、世間のいうキモオタ的なところには絶対触れようとしないところも、イラッとする。

 

この男はウマ娘とかFGOあたりに媚びることはなくって、オタクコンテンツの中でもシャレオツなものばかりをあげる。コラボ先だってマリオ、ドラえもん、ガッキー、安倍晋三と大衆へのキラーコンテンツばっかじゃねえか。

 

もしもインタビュー内で

星野「春麗の三角飛び蹴りでポーズしてヌキました」

星野「リナは興味ないけど、ナーガしこいですよね!」

星野「聖剣3リメイクされましたよね?リースで精通しましたよw」

とか言ってたら好感度バク上げだったが、まったく当たり障りのない

 

「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」を詠唱していましたし。

 

だもんな。

本当の黄昏より暗き者ども見せたろか?

 

なんで急にオタクアピール(オタクではない)をし始めたのかっていう理由もわかりやすい。最近の流行り音楽コンテンツはアラサーおじさんからみれば一昔前のオタクっぽい連中が作っていたようなものが多いからなんだろう。

 

YOASOBI、米津玄師、最近だと「うっせえわ」みたいなのは、ボカロの系譜がもろに出ている。アウトサイダーだったものが成長してメインストリームになったような。そこで僕は孤独なオタクなんですよ笑、アピールってわけだけど、大衆に見せる部分を計算し尽くしている感じがいやらしい。仮にオタクしか知らないコンテンツが好きだとしても、あえてそこを見せないってところがプライドの高さみたいなものを感じさせてイラッとくる。

 

心の底から湧き出てくる言いようのない偏愛みたいなものが見えてこないで、孤独とか勇気を与えるとか、アンパンマン並のことしか言わないでオタクを気取って、ファンたちも「色々考えているんだねえ!」とか言っててサブイボしか立たん。誰でも言えるいいこと言ってる風おじさん。

 

孤独なオタクって、専門分野に愛が偏ったあげく、マニアックな知識ばかり追求して、同じレベルで共感できる話し相手さえいなくなるみたいなものだと思っていた。

 

「俺は社会で成功して愛されてるけど、理解されないわぁ~、つれえわぁ~。好きなものは普通のおっさんのマリオです」と繰り返しているのが孤独なオタクというタイトルの記事だと。貧乏ゆすりが止まらん。

 

アラサーアラフォーおじさんたちが散々見てきたアニメの主題歌だけは歌いたくねえと思っているバンドやアーティストみたいな。それをあざとく強化した、オタクなんだけどぉ~からのNINTENDOコラボ!みたいな。

 

その点、米津玄師なんかは、隠しきれないオタク陰キャ感が出ていて好感が持てる。つまらねえオタクアピールはしないけど、行動やインタビューがオタクを隠そうとしているオタク丸出しでほんまもんだ。マジモンの孤独と影が見えるけど、アッピルしないから嫌悪感がない。

 

昨今の生き辛さに寄り添ってますよアピールもムカつく。生き辛いオタクたちが架空の美少女でシコっているときにこれを言うんだもん。

 

 そう。ヒゲのおっさん。だけど僕がマリオを好きなのは“ただのおっさん”だからこそです。それが親しまれ,広く愛され,世界的なキャラクターになった。ただのおっさんがですよ? それこそまさしく非常識を常識に変えてしまった最大の例じゃないですか。めちゃくちゃカッコいい。僕はそういう存在が大好きだし,そういう人たちに勇気をもらってきたから,そうありたいと願うんです。 

 

何でもかんでも女体化しているキモオタクへのアンチテーゼにも聞こえるね。

 

星野源を見て悪い意味で心がざわつく人を見かけるのは、多分、マーケティングと洗練されたアピール力のせいだと思う。内面にある理解されないこだわりを作品へ昇華する苦難よりは、なんとしても今の若者に受け入れられたいという資本主義的欲求がもろ見えなのに、取り巻きからさっすが星野源って空気感を出されるのが鼻につく。キャーキャー言っているだけのファンもお前それ本音か?って問いたくなる。アーティスト風アイドルを社会派アーティストだと思い込みたい精神異常者になってませんか。

 

例えば流行った映画漫画でもオタクの作品はどこかドス黒い性癖を感じさせる。大衆向けに整えていてもにじみ出てしまう。鬼滅の刃の欠損性癖、君の名はの口噛み酒とかね。星野源作品にはそれがない。受け入れがたい特徴みたいなものがなくて、1から10まで大衆向けに整えようとしている風に見える。にもかかわらずキャッチーなポップソングを作る才能がそこまでないところが見ていて辛い。いいこと言っている風の歌詞も特徴ゼロだし全般的につまらん。オタクと名乗るのに視聴すると無味無臭すぎる。歌声もうまさもプロとしては普通。整えた音楽を作るテクニックだけが異常で、中身がボンのソレ。癖がゼロの八方美人音楽家

 

その上で、マーケティングだけがやたらうまいところが、何か感じわるいよねぇ~っ思ってしまうんだろうな。