フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

PR

渡辺直美とハチミツ二郎

PR

僕はテレビをほとんど見ない。そのため今有名な人の名前を言われても顔が出てこないということはよくある。2つの記事を見た。

 

東京五輪開閉会式を巡る問題で、渡辺直美さんコメント全文 - 産経ニュース

COVID-19|ハチミツ二郎|note

 

どちらも芸人の記事ではあるが、本業ではなく政治よりの話だ。

そして芸能人としての格の違いみたいなものがわかった。

 

渡辺直美といえば芸能人に疎い自分でも顔と名前がでてくる。たまたま見るネット記事や歩いた道にあるファッション関係のポスターにさえ出てくるからだ。売れっ子なんだろうということは知っている。対してハチミツ二郎はというと、顔がでてこない。芸人ということはわかるけれどネタもでてこない。

 

XXは面白いのに売れない、という意見はよくある。それにYYは面白くないのにテレビにですぎ、という意見もよく見る。その違いはなにか、と考えたときにこれなんだろうな、という確信を得た。

 

芸能人は人気商売だ。好感度がすべてだ、と。そのコントロール力の違いというのが芸能人としての実力と稼ぎにでるんだろう。冒頭の2つの記事を見たあとで、渡辺直美のポスターになっている商品を避けようという気にはならない。ところがハチミツ二郎のように看護師に対する愚痴をうっかり書き散らしてしまうような人の商品は避けるだろうな、と思った。なんだったらそのままお亡くなりになっても同情しねえだろうなあぐらいには思った。ハチミツ二郎の記事はむしろ書かないほうが良かったんじゃないかとさえ思った。端的にこれだけ看護師が逼迫している状況でこんな自己中心的な内容を書けるもんだと悪い意味で感心した。匿名ブロガーならともかく芸能人なのにも関わらだ。頭の悪さというか、客観的にどう見られるかというの理解していないんだろう。さらに言えば、もらい事故をうまく処理した渡辺直美に対して、書いてくれと言われたわけでもないnote記事でハチミツ二郎の好感度を下げに来るんだから恐れ入る。

 

やはり売れまくっている芸能人にはそれなりに理由があるんだろう。最近では浮気をするとあっという間に干されたりするぐらいには振る舞いにシビアな世の中になっている。キャラを維持しながら仕事を続けるというのがいかに難しいかわかる。

 

M1ぐらいしか芸人のネタを見なくなったけれど、やっぱり芸人の数は多すぎるんだろうとも思った。ひな壇でくすぶっている人が多数いることを憂慮する芸人ファンは多いけれど、彼らは面白いこというおっさんの強化版でしかなく、渡辺直美のような金を生み出すイメージを作ることもできない、と。劇場で練習しまくったネタを提供できることと、スポンサーと演者と商品メーカーのウィンウィンを作り出すこととはまた違うんだろうなあと感じた。

 

やはり売れない芸人には売れないなりの理由がある、ということだろうか。好感度レースの恐ろしさよ。減点方式のテストは僕が苦手とする分野なので、それで長らくミスらずやっている人たちのすごさが理解できた記事でありました。