フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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学習における動画の破壊力

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皆さんご存知Udemy

www.udemy.com

このサイトは随分前に知っていた。何だったらUnityの初心者講座みたいなのも購入して10%ぐらい進めていた。ブラックフライデーでセールをしている情報を入手したので、久々にログインして色々と物色した。今回は趣味ではなく仕事に関係ありそうなものを片っ端からサンプルを見た。なんでこれを気づかなかったのだろうというぐらいにわかりやすかった。2万円以上する講座が1200円とかになってて、年中何かしらセールしているのだが、この商売方法はどうなんだと思いつつ買いまくった。

 

仕事上のっぴきならないVue講座とreact、趣味のAngular、AWS、Rust、Linuxコマンドと、随分と溜め込んだ。正直講師によるのだが、なんだかんだで参考になる。1.25-1.5倍速ぐらいで見れるのもいい。動画を止めて、その時間ごとにメモを取る機能があって、大事なところでメモをできる。前からあったのか、気づかなかっただけなのか。自分とは違ったコーディングをすることで参考になるし、ドキュメントを読んでいるだけでは気づかないこともたくさんあった。まだまだ積ん動画しているので年末にかけて時間が足りないほどだが、動画がこれほど素晴らしいとは思わなかった。

 

もちろん噂には聞いていた。今の若者は動画ベースで学習するんだと。なので数学のyoutuberなんかを見てわかりやすさに驚嘆した記憶はある。しかし目的のない勉強ほどつまらないものはない。それ以降動画に頼ることはなかったのだが、自分の興味のある分野や、必要に駆られて勉強しないといけないことについては、本当にスルスルと入ってくる。事前の知識があれば、頭の整理にもなる。なんだよ、勉強できるじゃん!と自信がみなぎってくる。

 

最近の若者はネットに良質な教材が溢れているので、できるひとは無限に勉強をして吸収してしまうそうだ。わからなくもないな、と思った。塾や学校だけでなく家でも教えてもらえるのだ。わからなければ他の動画をキーワードで検索して参考にしていけばいい。わかりづらい講義はスキップして、他のものを探せばいい。これほど学問が楽になっている時代もないのだろう。

 

 

僕は文字の人だと思っているので、どうしても本に頼ろうとしてしまう。ネットでは公式ドキュメントを読めば十分だよ、とかいう放言も見受けられる。僕はそういう発言に悔しい思いをして、必死に書籍を読み込もうとしたが、それは頭の良くない勉強方法だったのだ。本を読んで、動画を見て、さらに本を読んで、という勉強方法ならきっちりものになる。あとは自分なりにアウトプットをする必要はあるが、理解できるという状態が続くし、わからないことが早く解決するので最高だ。

 

そもそも昔読んだなにかの本に、いいプログラマになるためにメンターが必要だと書いてあった気がする。教えてくれる人がいるんだと。僕は学生じゃあるまいし今更どうしろってんだ、と思った気がする。でも動画全盛の時代になって、無限にメンターを手に入れられるようになったのではないかと遅まきながら理解できた。

 

随分足踏みをしたが、まだ間に合うはずだ、と。

なんだかやる気が出てきた。