朝4時ごろに目覚める。快晴らしい。皮膚の痒みはマシになっている。温泉は効果があるのではないか、と思った。さてせっかく早起きしたのだから散歩だ。温泉町にはセブンイレブンもあるのでホットカフェラテを買って飲みながらゆっくりと歩く。
僕が望んでいた旅行というのはこういう落ち着いた場所をゆーっくりと歩けることだ、ということを確認した。かなり長い時間散歩していた。戻ってしばらくして朝食の時間だ。朝食は以前まではバイキング形式だったんだろうな、という設備があったがコロナの影響か、それぞれに作りたてを提供することに。そのため朝食の時間は事前に指定する形になっている。
食べたら温泉。せっかく広い浴場があるのだから朝と夜入らないともったいない。昨日と同じではあるものの、広い温泉に入れるだけで気分がいい。背中がややブツブツしていて辛い。温泉の効能を信じるしかないか。そして仕事を始める。身が入らない。2-3時間すると昼飯の時間。せっかくいろいろと店もあるようなのだから、と散策。近くで見つけたスープカレー屋に行く。北海道の名物B級グルメである。お店はハラハル。ここはうまい。洞爺湖に来たときには丁度いい昼飯になるでしょう。
【公式サイト】SoupCurry HLAHAL スープカレー ハラハル
いろいろメニューがあって、海鮮とラムチョップのどちらかで迷った。迷ったら店員のおすすめで決める。
「おすすめ?とろとろ豚ですかね……」
わりと塩対応な感じで、おすすめなんて聞かれたことない、みたいな声のトーンで言われた。僕はうろたえた。北海道だし、海鮮かラムで来るだろ、と決めつけたがまさかのトロトロ豚。うぐぐ。苫小牧の居酒屋のおっちゃんも北海道に有名な豚なんてないよ、とか言ってたぐらいなのに。豚に縁がありよる。まあオススメだしってことで頼んだ。確かにうまい。カレーは辛くない。パサパサの米ともあう。トロトロ豚も名前通りとろとろしてて美味しい。洞爺湖は完全に整備された観光地で、店も垢抜けているところが多い。大阪の心斎橋あたりのカフェと遜色ない内装だ。
店を出たらまた散歩。仕事なんてする気がねえ。後で帳尻を合わせればいい。散歩して向かった先は「わかさいも本舗」
カフェと定食屋とお土産屋が一体化しているお店。
写真撮ってないけれどわかさいもフライもホテルに持って帰った。さすがに食べ過ぎたが、北海道のスイーツに外れはない。胃袋がはちきれても食べる気になる。その後は部屋に戻って夜まで仕事。
洞爺湖では今の季節20:45から花火を打ち上げている。毎日だ。やはり自治体に金があるのか、イベントにも遊歩道にも金をかけている。花火自体はなんか微妙にしょぼいので3分ぐらい見て部屋に帰った。寒かったので。部屋に戻ってからしばらくすると派手な音が聞こえてきたので序盤はしょぼかったのかもしれない。明日も見れるし、ということで温泉に入って眠った。
洞爺湖はまだ明日も泊まる。
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