フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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2022年に野球を見始めた

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今年のチャレンジというか、今までやってきてなかったことに野球の視聴がある。昔から親父は野球が好きで、小学生の時に一度だけ甲子園に連れて行ってもらったことがある。今はそうでもないけど子供の頃はテレビでナイター中継をやっていた。僕は野球延長でドラゴンボールとかのアニメを潰されるのが嫌で野球は好きでなかった。それから30年ほど経った。

 

きっかけは今年のペナント初めの阪神の連敗がニュースになってからだった。あまりにも連敗するのでネットでネタになり、野球に興味のない僕の視界にも入ってきた。それから数カ月間は阪神の試合結果だけ気が向いたら見る、というようなことをしていた。しばらくして阪神戦の最中のネットのリアクションを見るだけで面白いことに気づいた。スポナビというアプリがあって映像はないけれど、どこに打ったか、どういう守備かなどをリアルタイムで解説しているのを見つけた。ネットのリアクション+スポナビの実況を見ているだけで楽しいと思った。北海道旅行をしている最中も、夜にそんな感じで時間を潰したりしていた。

 

8月に入り、虎テレという阪神ホーム戦のみネット配信しているアプリがあって、月額料金が安いから1ヶ月だけ加入して見るようになった。どうせペナントも終盤なので。ネットの反応だけでなく、実際の実況解説があると更に面白い。野球のいいところは耳で聞いているだけでもそれなりに楽しめるというところだ。ネットで何か調べたり、作業しているときでもつけっぱなしにしてれば楽しめる。見ていなくてもいい。それに攻守のタイミングがはっきりしているので、盛り上がるタイミングだけチラ見することもできる。昔は親父が野球をずっと見ていることを不思議に思っていたが、日本スポーツで一番集客が多いだけはある。

 

阪神について。どうせ大阪在住だし阪神応援するか、という気分でみている。セ・リーグは都市部本拠地チームのリーグなので、なんというか、郷土愛が刺激され夢中になる。東京のヤクルト、巨人、名古屋の中日、横浜De、広島カープ都市対抗という意味でも応援してしまう。

 

阪神は投手が強いチームだ。あまり打撃が強いわけではないので1点とって投手力で勝つ的な、大阪のイメージとは違うチームだ。少なくとも今は。今年は7月までは優勝狙えるじゃないかという勢いで借金を減らしていって2位まで浮上したが、8月に変調して今や5位にまで転落した。8月の8連敗などは最低の気分で1週間以上を過ごした。

 

阪神は割りと不愉快な負け方をするチームでもある。9/20、9/21の試合が好例だ。9/20は8回まで4-2で横浜に勝っていた。9回抑えて勝つだけだ。クローザーの投手は岩崎で、これが阪神ファンから不評を買っている。そこまでの戦績が1勝5敗とかで全然抑えられていないからだ。彼が出ると負けると評判であった。しかし矢野監督のお気に入りらしく割とクローザーで登用される。で、案の定9回で3点入れられ敗北した。ネットでは怨嗟の声に満ちていた。阪神は優秀な投手が多いのでケラーなどを使えばまず間違いないだろうというとこなのだが、お気に入りを使った挙げ句敗北。戦績から考えてたまたま負けるということもない投手の登用。残り6試合でなんとか3位を確保するために負けられない戦い。そのタイミングで感情優先の監督。負けるにしたって不愉快である。

 

9/21、つまりコレを書いてる今日の試合もひどい。4対4で9回を終えた広島戦。延長に入る。2点ビハインドから41歳の今シーズン引退の糸井がヒットを放って1点を返すドラマなどもあった。3位争いは巨人、広島と団子状態。やや巨人が有利という状況。直接対決では絶対負けられない。10回投手は岩崎。甲子園の客からため息がでるというほど嫌われてしまっているがなんとか0失点で抑える。岩崎は前評判が悪いから覚悟が決まっているが、続く11回の岩貞が、広島のヒットに対してエラー、その後フォアボール2回で満塁、あっという間に1点取られた後は炎上。4点取られて加治屋に投手交代するも2点追加とられ、4-10で敗北というクソ試合。11回表で6点も取られるという気分の悪い負け方である。ご自慢の投手が失敗したのではどうしようもない。打撃はもとよりセ・リーグでも良いわけじゃないので一度大量失点をすると再逆転が難しい。特に延長線など1回の攻撃で大量得点しないといけない場合は。1点とればサヨナラの場面で1点とれないチームなんだから、大量失点イコール敗北。そうして気分がブルーのまま夜を過ごすハメになる。

 

一時期は年初の敗北を感じさせないほどの連勝で貯金2つの2位まで浮上したのに、今や借金6の5位、残り4試合を勝っても3位はかなり厳しい。クライマックスシリーズは出場できないかもだ。ドラフトで有利になるからどうせなら負けた方がいいというファンも多い。調子を崩していた巨人が投打ともに復調しているのもデカい。矢野監督が今年で幕引きであるから、来年は心機一転頑張って欲しいけれど、どうなることやらだ。

 

いい加減に道頓堀に飛び込むバカモノを見せていただきたいものです。