今年最後のエントリでこれを書くのもどうかと思うが、サイバーな2077にハマりまくっている。以下ネタバレあり。
僕はゲームをたくさんするタイプではないし、買ってもやるまで時間がかかるタイプでもある。きっかけはNetflixのサイバーパンク:エッジランナーズを見たことだ。
このアニメの出来はすこぶるよく、ストーリーに音楽の使い方からエフェクトにいたるまでガッチリハマっていて近年でも上位の作品だと思った。そこでゲーミングPCも持ってるし、Steamで半額セールが始まったしで完全にタイミングだと思い購入。案の定、やる気になるまでしばらく時間がかかったけど、この1ヶ月でクリアできた。エンディングは4つほど見た。クリア時間は36時間程度だが、ステルスに失敗するたびにやり直していたので実際には50時間ぐらいは使ったかもしれない。エンディングもみたので今後は細かいクエストややりこみに時間を費やすと思う。
初めてのFPS、苦手意識を克服できた
実は本格的にFPSをプレイしたのは初めてだった。もともとゲームはうまくないので敬遠していた。最初のステルスと戦闘のチュートリアルも難しかったし、これクリアできんのかと思った。だが難易度を簡単にすると負けた気がするのでハードモードで始めたんだがラスボスのアダムスマッシャーをノーマルモードにしたことを除いて最後までハードモードでプレイできた。FPS苦手意識はクリアできたので良かった。
最高レベルの映像と世界観
これほど金をかけて世界を構築するゲームはほとんどないので、完全最高峰のゲームだと思う。日本語と英語の混じった風景だが、一応アメリカ。バイクも車も乗れるし、広大なマップを自由に移動できる。語られ尽くしていると思うがプレイすればその魅力にとりつかれること間違いなしだ。発売時に話題になっていたのは知ってたが、苦手なFPSだしバグまみれということで買わなかった。それがエッジランナーズを見た途端プレイしたくなるんだから映像作品の力は偉大だと思う。
仕事に誇りを持てるようになりやる気がでた
ここからは個人的な感想と評価だ。自分は最近仕事が嫌いになっていた。プログラマの仕事を今でもやっていて、ただ内容は完全にブルシットジョブで、毎日嫌だなあと思いながら生活のためにやっている。ところがゲーム内にネットランナーという職業(?)的なものがあって、ようするに違法なハッカー集団がいる。主人公のVも同じようにテクノロジーの力を使ってカメラや自販機をハックしたりを楽しめる。そういうのを見たときに、自分の仕事とも隣接するジャンルであって、親近感があるし、自分もネットランナーみたいなハッカースキルを高めてもいいんじゃないかと思えるようになった。仕事の中でセキュリティの脆弱性に気をつけたりとか、現実でロールプレイをできそうに思えた。そうだな、自分のやってる仕事は、その気になればサイバーパンクの世界で行われているようなこともできるよな。それに主人公のVたちのナイトシティのレジェンドになる、という精神もポジティブで元気が出る。
新しいバイクが欲しくなる
ゲーム内ではでかい車やイカついバイクが手に入る。操作性は決していいものではないが、バイクは小さいだけあって小回りが効いている。贅沢な3Dの街並みをバイクで走り回るだけでもそれなりに楽しめる。僕は特に大型バイクを持っていて、10年ぐらい経つがそろそろ買い替えてもいいかなと思った。実のところ大阪の環状道路を走るだけでもサイバーパンクな気分に浸れる。郊外に向かって走っていくのもいいだろう。
DLCなどまだまだコンテンツがある
さすがウィッチャー3を作った会社だけはある。ウィッチャーの方も相当ハマったが、サイバーパンクも勝るとも劣らないゲームだ。人生における最高傑作の一つだと思う。すでにバグは少なく、動き回るタイプの敵が棒立ちになるというものを見つけたが、楽に倒せたのでむしろありがたかった。ウィッチャー同様、サポートが長いのも素晴らしい。まだまだ楽しめる。この出会いに感謝
そんなこんなでサイバーパンク2077で元気になった年末だった
来年度もよろしくおねがいします