カルト的人気のSF映画。公開時は全然興行収入がなく赤字だったよう。しかしSFファンの間では根強い人気を誇る。
DNAを操作して優秀な子供を作ることが基本となった世界で、自然分娩で生まれ能力が低く生まれた男が月へ行くことを夢見る。月へ行くには飛び抜けた優秀さが必要。そこで足が不自由になったスポーツ選手に成り代わり、優秀な人間として機関に忍び込む。
髪や食べ残しからもDNA採取される、抜き打ちの尿検査もある。それらを何とかかいくぐり選ばれし人間として振る舞う。使い物にならなくなったスポーツ選手はお金を得ることができるので、お互いのために協力し合う。
それなりにハッピーエンドだし興味深いんだけど、眠くなるような音楽なのが辛い。淡々としているので映画館で見たくなる気はしない。さすがに売れなかったのも分かる気がする。マニアックだと思う。
SF映画好きなら見てみるといいかも、という作品