フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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映画「アラジン」ウィル・スミスが魅力の80%をしめるエンタメ映画

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今年は映画を僕にしては見に行っている。TOHOシネマズでばかり見ているのに、シネマイルカードを作っていなかったので、申し込んだがカードを受け取っていなかった。仕方なしに仕事帰りにカードを受け取ったのだが、その時にやっている映画を見てヒット作らしいので見ることにした。

 

以下ネタバレ

 

最初の入りは不安そのものだった。アラジンがスリとしてのスキルを生かして歌いながら身分を偽ったジャスミン王女と街を見るという流れだが、美男美女が歌いながら中東風の街中を走り回る姿は、子供向け映画そのもので、吹替版にありがちな歌詞もイマイチあってない感じで、こりゃミスったなと思った。

 

ジャスミンと侍女と王とか敵役の大臣とかが一通り出揃った後、ランプを取りに危険な洞窟に行かされ何やかんやでランプの魔神ジーニーを召喚するが、そこからが最高のエンタメである。ウィル・スミスの魔神がやったらコミカル、フレンドリーで歌い踊って様々なイリュージョンを魅せながら魔神の能力がどれほどかを紹介するシーンが延々と続くんだけど、いつまでも見たくなる演出のオンパレードだった。

 

もうねウィル・スミスの魔神ジーニーだけで映画の魅力が5割増しぐらいになっている。子供向けの物語というのは桃太郎のように退屈そのものなわけなんだが、演出が凝りに凝っていてそれが退屈させない。

 

ジャスミン役の女優も美人で歌もうまいし(吹き替えでも、エンディングで英語版が流れる)最近のディズニーにしてはポリコレ要素控えめ。最後は女王が王女になるという点だけが、ポリコレ的改変だが、むしろウィル・スミス仕様に改変しすぎているので、あまり気にならない。というかめでたしめでたしで最後ダンスシーンが入るが、エンディングに入る直前もウィル・スミスのどアップで終わるという、主人公誰よ、な作品に仕上がっている。

 

なのでストーリーが子供向け童話なんでしょ、とかポリコレ改変入っているんでしょ、みたいな心配は無用だ。今回はウィル・スミスのジーニーと魔法の絨毯がやたら可愛いだけの物語だ。

 

ちなみに魔法の絨毯は「絨毯なのにこんなに可愛いの?」というぐらい人間じみている。後チート。世界の果て(恐らく北極か南極)まで飛ばされたけど半日ぐらいで戻ってくる超スピードである。魔神と絨毯がストーリー的にも興行的にも有能すぎて泣く。

 

今年一番だな、って思えるぐらいのエンタメ映画だったと思う。

 

8.5 / 10点