フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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色んな物のレビュー

FF7 REBIRTHは控えめに言って神ゲー

なんか今さらブログを熱心に書くというのも億劫なこのごろではある が、これについては書いておいたほうがいいな、と思った というのもFF7 REBIRTHは全然売れてないという結果がそろい始めたからだ 日本の売上は2週間で30万弱、DL版がどの程度かわからないが…

PINK FLOYD「狂気」50周年

狂気:ライヴ・アット・ウェンブリー1974 アーティスト:ピンク・フロイド ソニー・ミュージックレーベルズ Amazon ブログを書くことがなくなった。Apple Musicを聴いていると、このブログのタイトルにも使われているアルバム「狂気」、原題「The Dark Side Of…

Netflix「アーノルド」シュワちゃんの自伝的ドキュメンタリー

www.netflix.com 約1時間の3話構成。オーストリアの田舎の少年だった時代の振り返りから始まり、ボディビルダー時代、俳優時代、カリフォルニア州知事時代を振り返りながらアーノルド・シュワルツェネッガー本人がコメントしたりする。 やはりドキュメンタリ…

書評「虐殺器官」伊藤計劃

随分長い間、積読していた。 ようやく読み終えた。21世紀以降の日本のSF作家では一番有名なんじゃないかな 期待して読んだんだけれど、何ていうか村上春樹とラノベの設定と日本のネット空間で言及されやすい諸々、日本のアニメやゲームに影響を受けまくった…

書評「幼年期の終り」アーサー・C・クラーク

アーサー・C・クラークの名作中の名作。SFのマスターピース。金字塔。 幼年期の終り 作者:アーサー C クラーク,福島 正実 早川書房 Amazon 電子書籍をセールのときに買ってから2年も放置していました。 名作と問われれば名作。おもしろいかと問われればおも…

映画「雨月物語」

eiga.com どこかの博物館で日本の映画の歴史が飾ってあって、その中で雨月物語が紹介されていた。アマプラにあって気まぐれでみたのだが、まあやっぱり歴史資料だなあと思った。演技といいセリフといい現代日本とこうも変わるのかと思えた。 昔の映画は時代…

映画「鉄男」

eiga.com カルト映画として有名。男が鉄に侵食されて鉄の化け物になって行く過程を描く。こう書くとおもしろそうだし、自分もそう思って視聴したんだけど、たった1時間の映画が無限に長く感じるほどだった。 ストーリーはないようなもので、撮影に苦労したで…

映画「ガタカ」

www.sonypictures.jp カルト的人気のSF映画。公開時は全然興行収入がなく赤字だったよう。しかしSFファンの間では根強い人気を誇る。 DNAを操作して優秀な子供を作ることが基本となった世界で、自然分娩で生まれ能力が低く生まれた男が月へ行くことを夢見る…

映画「フィールド・オブ・ドリームス」

eiga.com 去年から野球にハマった中で、野球映画の金字塔ということで視聴した。田舎の農場主がある日、何者かの声を聞いてそこを野球場に作り変える。その後、過去のレジェンド野球選手たちが蘇ってその農場で野球を始める。過去の選手たちは主人公の家族に…

映画「2001年宇宙の旅」

warnerbros.co.jp キューブリックの伝説的作品。眠くなるとか、おもしろくないのに有名とか色々言われる作品だったのでとりあえず見た。 冒頭30分も猿が知性を獲得する姿を見せられて唖然とした。宇宙からの謎の物体モノリスの影響で知性を獲得し、宇宙船で…

映画「博士の異常な愛情」

www.sonypictures.jp 世界大戦中に将軍が水爆を使用する。権力の空白的な法律の抜け穴を利用して個人的な命令で水爆使用を行う。それを止めようとする権力者たちと現場の人たちがテーマ。 有名監督キューブリックの有名な作品ということで見た。タイトルやポ…

映画「東京物語」

www.shochiku.co.jp Amazon primeで懐かしの映画を何本かみた。備忘録を書いていたほうがいいと思って書く。 昭和の大女優・原節子の出演作。離れて暮らしている両親が娘息子の暮らす東京へとやってくる日常の物語。年老いた両親を邪険に扱う実の息子娘と、…

小説「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」は大傑作古典SF

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 作者:フィリップ・K・ディック,浅倉 久志 早川書房 Amazon だいぶ前に購入して積ん読していた電子書籍を読み始めている。SF系をまとめて購入した時期があって、これもその時買ったものだったんだけど、「サイバーパンク…

サイバーパンク2077の元ネタの一つ、小説「ニューロマンサー」を読む

サイバーパンク2077にめちゃくちゃハマったので、元ネタとして有名だった小説「ニューロマンサー」を読んだ。4-5日かかった。 ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF) 作者:ウィリアム ギブスン 早川書房 Amazon まず描写が意味不明な点が多く、おそらく原語では…

サイバーパンク2077がおもしろすぎる年末

今年最後のエントリでこれを書くのもどうかと思うが、サイバーな2077にハマりまくっている。以下ネタバレあり。 サイバーパンク2077 | スパイク・チュンソフト 僕はゲームをたくさんするタイプではないし、買ってもやるまで時間がかかるタイプでもある。きっ…

Netflix「After Life」いまだかつてない中年讃歌

ここ数年で見た中で圧倒的に良いドラマだった 1シーズン6話、1話30分、3シーズンで終了 www.netflix.com 超絶愛妻家のトニーが癌で妻を失ってからの生活を描く 妻を失ってから誰にでも毒舌で突っかかるようになってしまったトニーが無料新聞(イギリスでは道…

Netflix「新聞記者」を見る

www.netflix.com 映画は未視聴だがドラマはチェックしてみた 案の定だが面白いと感じられなかった はてブとか使ってると映画の主題の公文書改ざん問題は散々情報として入ってきているので、見なくても展開がわかるというのが面白くないという感想になったの…

布団乾燥機がやってきた

結露で布団カバーが濡れるので布団乾燥機を買って湿気をとってから寝れるようにした Amazonで評価の高いのを選んだ 置き配ってすごくいい コンビニ行ってる最中に来て再配達になったりするのもめんどいし 購入したアイリスオーヤマの乾燥機のいいところは部…

映画「日本のいちばん長い日(1967)」想像できないかつての日本

寝れないからアマプラで名作と言われる「日本のいちばん長い日」を見た。 2015年のリメイクバージョンもあったんだけど、アマプラでの評価は圧倒的に旧バージョンだったのでそっちを見ることにした。 非常に興味深い作品だな、というのが感想。 まず最近の邦…

映画「カサブランカ」この名作に乾杯

最近立て続けに古い映画を見ている。今日見たのは1942年に上映された名作「カサブランカ」を見た。「市民ケーン」「地上より永遠に」が個人的にクエスチョンな映画だったので、似たような年代のこれも期待しないで視聴した。名作だった。 この映画は何もかも…

映画「地上より永遠に」現代だと魅力が半減する主人公の映画

やはりブラウジングする間に吹き替え映画を流しっぱなしにしようと思って選んだのがアカデミー賞の作品賞を取った1953年の作品「地上より永遠に」 なんで見る気になったかというと、この頃の邦題は素晴らしくセンスがいい。読み方が「ここよりとわに」という…

映画「市民ケーン」吹き替えはサウンドが不愉快すぎる

スマホ中毒が止まらないのでせめて吹き替え映画でも流し見したほうが建設的だと思ってアマプラで映画を探す。探す映画は見ようと思っているけど別に期待していない映画といったところだ。そんな時に思い出したのは偉大な映画ランキングで不動の一位を取り続…

映画「ラ・ラ・ランド」すべてが普通の映画

アマプラで見れるのだけれど、いつか見よう見ようと思って見ずにいた。本当だったら映画館で見ててもおかしくなかったのだ。最近ブラウジングの量がひどすぎるので、それをするぐらいなら吹き替えで映画を流しっぱなしにしているとマシじゃないかと思って流…

「攻殻機動隊 SAC _2045」コロナ禍最中だからこそ理解できる作品

公安9課が死んだ日 攻殻機動隊 SAC _2045|いわんこ|note 攻殻機動隊 SAC _2045への評価が厳しすぎるな、と思った。そもそもSACや2ndGIGが評価高すぎるので、続編を作るのは難しいだろう。それでもこの作品がちゃんとした人間観察を経て作られているのが随…

「FF7 REMAKE」往年のファンも垂涎の良リメイク

折に触れてきたFF7がついにリメイクされた。リマスターや移植などではなく完全な作り直し。分作とはいえFFシリーズで最高傑作の一つに数えられるほどの作品のリメイクだ。キャラ人気は屈指であり、ティファは日本男児を最も搾精したフィクションキャラとも言…

映画「ジョーカー」妄想的な現実か?現実的な妄想か?

wwws.warnerbros.co.jp 今日の夜6時からのを見ようと思って喫茶店で時間が来るのを待っていた。どうせ直前になって買えばいいなどと思っていたら、席がなくなってしまった。仕方ないので夜9時からのレイトショーを待った。座席についてみると、レイトショー…

平成初期の名作「スレイヤーズ」を今さら読む

小学生の頃、夕方とかにアニメでやっていた記憶がある。割と楽しく見ていたと思うんだけど、ストーリーは全然覚えていないし、メインキャラクターと和気あいあいと冒険しているみたいなうろ覚えだった。 2016年にスレイヤーズの15巻合本版が安売りしているぞ…

映画「アラジン」ウィル・スミスが魅力の80%をしめるエンタメ映画

www.disney.co.jp 今年は映画を僕にしては見に行っている。TOHOシネマズでばかり見ているのに、シネマイルカードを作っていなかったので、申し込んだがカードを受け取っていなかった。仕方なしに仕事帰りにカードを受け取ったのだが、その時にやっている映画…

映画「トイ・ストーリー4」2010年代のディズニーを感じざるを得ない作品

www.disney.co.jp 年齢的にいえばトイ・ストーリーとともに育ってきたと言っても過言ではない世代なのだが、この歳になるまで見たことがなかった。トイ・ストーリーを見る予定はなかったが興味が惹かれたことが2つあった。1つ目はネットでの古参ファンの発狂…

映画「天気の子」大衆の期待を裏切るストーリーと期待通りの映像美

tenkinoko.com ミーハーな僕は公開日の夜にレイトショーでみた。仕事帰りで遅い時間ではあったが客入りは良かった。殆どの席は埋まっていたように思う。 内容を一言でまとめると「可もなく不可もなく」 映像美に関しては前回よりも遥かに良いと言えるのでは…