フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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オードリーの東京ドームが偉業なら巨人阪神はGodsかな

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ようやくオフシーズンが終わり野球のオープン戦が始まる季節になった。今年も阪神は強いだろうが、阿部監督に変わった巨人も見ものである

 

はてな界隈は昔から判官贔屓なのでことさらマイナー寄りの大物を褒めるきらいがあるが、エンタメトップ層は東京ドームを埋めるのは当たり前だし、外タレも満員にするし、東京ドームにブッキングできる時点でだいたい埋まるのがわかってるじゃんと

 

伝統の一戦と呼ばれる巨人阪神線は100%東京ドーム完売が確約されている。そうでなくてもホームである巨人が年間140試合以上のシーズの中で、70試合ほどの東京ドーム選をほとんどソールドアウトすることを考えると、あんまり偉業らしさを感じない。野球界隈でいうと毎年数十年やってる当たり前のことって印象だ

 

第一、イベントの助っ人星野源が単独で公演しているのだから、何がどうすごいと言われてもわからん。ラジオイベントで埋めるのがすごいと言われても、ラジオ一本じゃなくて総合エンタメイベントのようなものだし、そりゃあ人気あれば埋まるでしょと。

 

いわゆるリトルトゥースとリアルで話したことがある。以前の取引先に2人ほどいて、ラジオを聞きまくってるという彼ら(やはり東京在住だ)は、若林さん、春日さん呼びでオードリーの2人の発言に心酔していると言う風だったが、自分はいたたまれない気持ちで話を聞いていた。もの申すのはしなかった(仕事相手だし)。この気持ちがわかるだろうか?

急に池田大作先生が~とか言われたらドン引きするじゃん?なんというか、ナチュラルに偉人の言葉を引用するかのごとくラジオネタをシームレスに突っ込んできて、共感できますよね?と言わんばかりの態度が非常に宗教的だと思った

 

聴かんと批判するのもあれだろうし、とyoutubeに違法アップロードされた「神回」と題されたANNラジオをいくつか視聴したけれど、普通の芸人にしか思えんかった。人生感的なところをお話するのが一部の層に受けているのだろうか、爆笑をかっさらうというイメージはもとからなかったが、ラジオもほどほどにボケて雑談をしているようにしか聴こえなかった

 

ラジオといえば伊集院光と呼ばれていたりするので、いくつか聞いたことがあるんだが、やはり耐え難いなにかであった。これならFM802を聴き流すぐらいのほうが邪魔にならないと思った。あのAD?か何かに話しかけたりする瞬間や笑い声の挿入とか、羞恥心が湧き上がるところがある。

 

内輪のりに入っていくと心地よいのかもしれないな、とは理解できるんだけど、それを東京ドームまで持ってきてやって、偉業だ天下だと囃し立てられると怖くなってしまう

幸福の学会でさえ東京ドーム集会をしているし、人気ミュージシャンはツアーのたびにソールドアウトしているし、もう少しロングショットで俯瞰したほうがいいのではないのでしょうか

エンタメ業界人としては1つの到達点ではあるけど、それは先にも後にもいくらでも出てくるワンオブゼムであるわけで何ら特別なことなどないと思う

 

オードリーファン層の、特にネットでアピールする層の妙に湿っていて意識の高そうで中身空っぽな薄いキャラは何なんでしょうか

 

スーパーで買ったリンゴを片手に持って、「これ、リンゴなんですよ。マジでアップル、若林さんがラジオでそう言ってて気づきがありました」みたいなことを言っている

 

害悪ではないんだけど、大したこと言ってないのに大したことだと礼儀正しく主張してくる独特の雰囲気。オードリーラジオリスナーは丁寧に薄っぺらい人が多いように見える

 

毒とかはもってない、ほのぼのしている空気感で、すこぶる濃度の薄いものを濃くて深いと主張してくる唯一無二のファン層だなあ、と時折思います

 

そんな東京ドーム公演の偉業を、割りと頻繁に味わえる野球が今年も開幕しますよ