フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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テリーザ・メイ英国首相は国民に報復しようとしているのか

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そう思うんですよ。そもそもがEUを抜けるだの言いだしたのはキャメロン前首相で、国民投票で決めたことなんだよな。で、蓋を開けたら離脱派は都合のいいフェイクニュースばかり信じていて、かといってEU派はいけ好かないエリート野郎どもだったりする。あ、こんなに国民って分断するんだって。

 

もちろんEU離脱投票後の国のトップという火中の栗を拾いに行ったのはメイ首相本人なんだけども。2年も頑張って交渉して、問題はありつつもまとめあげた条件は国内で完膚無きに否定され、だけど当然EUはこれ以上の譲歩をする必要もその気もない。

 

残り時間はおよそ1か月。この場合、どうするのが最善なのだろうか。最善手はわからんが、復讐はできる。この八方ふさがりな状態を作った国家と国民に、Hard Brexitで大混乱に陥れることだ。現実を知らぬ老人たちは介護担当者がいなくなって辛い思いをするし、エリート気取りの連中はEUとの自由な往来、大学への補助金や、EUエリートとのつながりを絶たれるし、そもそも企業は苦境に陥る。その結果だれもが損をする。このような無理難題を積み上げたのは現実がわからぬ政治家と国民のコラボみたいなところがあるんだから、全員大打撃を受けて惨めにさせることは可能だろう。

 

それを狙っているのだろうか。

 

僕としてはポンドの下落を願っているので、Hard Brexitでポンド安になってほしい。最近ポンドがドンドン上がっていってて、Brexitの取り消しとか誰かが確信をもって買っているんじゃないかと思うほどだ。

 

頼むからポンド安になってくれと思いつつ、メイちゃんには合意なき離脱にまい進していただきたい。