フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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Congratulations

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I was patient
Now I can scream that we made it

俺は耐えた

今だから俺達はやりきったって叫べるんだよ

 

3月になった。サラリーマンな人々には延々と日々が続くのだろうが、僕のような適当なフリーランスにはリセットできる日を定期的に作れる。そう、今は誰がどう見ても無職のアラサーおじさんなのだ。

 

史上最高にクソな2月末日だった。契約終了の最終日、僕はもう心が踊る気分で最後の出社をした。自分の担当画面の不具合をできるだけFIXしたらおさらば。締め日ということで今日の見込み時間をエクセルの勤務表に書いた。はっきり言って最終日ぐらい定時で帰りたかった。が、ある一つの仕様書の不備があって、それの修正は残念だが一日では到底不可能だった。やろうと思えばある程度まではできるが、不具合はきっとでるだろうという内容だった。そのためそれ以外のバグなどを直せるだろうという見込み時間として20時に退社と書いた。

 

昼の休憩が終わったとき、どうやらその退社時間が僕のことを嫌いまくっているPMの逆鱗に触れたらしい。sluckで「なぜ8時に退社なのですか、理由を教えてください。進捗が全然見えないので今すぐ障害管理表を更新してください」ときた。

 

まずこのPMのアホなところは、障害管理表とやらはたったの一枚のEXCELで、おまけに10人ほどが記入するので、常に誰かがGet Lockをしているのだ。そして朝から事あるごとにチェックしてようやく専有し、僕が進捗更新をしているタイミングで怒りの個人チャットが飛んできた。

 

いい加減にしろよ。以前にEXCEL一枚管理どうにかなんねえ、ってクレームをつけたが管理分けるのが嫌です、と別のPMの一言でおじゃんになったわけだが、当然、進捗を確認したいときに更新されない、ということは十分にありうる。だから今すぐ更新しろとか、随時更新しろ、ってのは発言するべきではないのだ。だってできねえもん。

 

そんなわけで今更新中だと返して、更新が終わってから「8時に帰るのは私用だ。あと進捗はかくかくしかじかで一つを除いて恐らく対応可能。残りの一つは設計不備だからまずXXさん(最終顧客)に確認する」と返答した。相談結果を連携しろと来たから「修正箇所の大まかな目安場所だけコメントとしてソースに書き込んで、翌日以降引き取るという形に落ち着いた。

 

どうやらそれに腹を立てたらしい。上から目線の「たくさんの不祥事に目をつぶっているのに不具合を客に巻き取らせるのは論外だ、この件については営業担当に話す」と返答が来た。血圧が上がり、心臓が高鳴るのを感じた。

 

SESと言われる契約体型がある。これはネットでプログラマ界隈では悪の権化のように言われるが、いいところも2つある。瑕疵対応に対する責任はない、という契約と指揮権はクライアント側にない、という点だ。

 

前者も後者も法律で明白にもかかわらず、慣習によって無効化されているところでもある。瑕疵対応責任は負わないというのは、バグを出しても放置して帰ってよいし契約を終えていいといえばわかりやすいだろう。あくまでSES契約は補助的な雇用の調整弁でしかない。もう一つは指揮命令権は顧客にない、端的にいえばPMが9時に来て、18時まで帰るな、だとか不具合が残っているから直すまで帰るな、ということは不可能である。

おそらくわかってなかったかもしれないが、一部上場企業のPMが明白に違法行為を理由に僕に脅しをかけてきたということに頭の悪さがにじみ出ていた。そういう法律ごとを抜きにしても、今日で契約終了の男に何を言っているんだ?ということだ。

 

1つ目は今後付き合いなんてないんだから営業に話すこともないのではないか、という点。2つ目は残りせいぜい残り5時間のタイミングでそんな事を言った時に、僕のテンションを大いに下げることを気にしないのか、という点だ。もうすでにひと月あたりの契約時間は終えていたからキレて帰ってもいいのだ。

 

さてここから直接やりあってもいいが、時間の無駄だと思った。しかしながら後で報酬を払わないとかいう話になっても面倒だ。だからパートナー達とやりとりをする連中側の営業に話に行くことにした。不具合を直す時間を削ってでも行かないと、あとで損をすると思ったのだ。

 

さて、事情を説明すると営業側の女性は謝罪した。「いろいろと大変な時期で、PMのW氏もピリピリして当たったりしたかと思います。」そのPMは僕以外にも進捗の上がらないパートナーに面とキレたときもあった。「そういう情報はこちら側にも上がってきていて、上司たちもWに注意したりはしているのですが」と申し訳なさそうにする担当者。

 

「とりあえず報酬を考え直すだとかはありえないので大丈夫です。直接話していただいて感謝します」と返答した。なるほど、PMは実力はゴミでも、フォロー体制は意外となっているらしい。僕としては気持ちよく帰りたかったのに、こんなひどいことになるなて全くもって不幸である。

 

そもそもPMなんだから言い方というものがある

「お手数ですが、もう一時間ほど残業していただけないだろうか」とかね。

脅せばなんとかなるとでも思っているのか?馬鹿めが。結局PMの社内の評価がさがるというか、営業担当者から「またやらかしやがって」みたいに思われただけではないか。

 

というかいきなり最終日の残り5時間前に、進捗について詰め始める、事前に最終日の退勤時間について考慮しないというのが、もうゴミである。脅迫めいたことを言ってしまうというのもアホそのものだ。相手が怯えて戦わないタイプなら通用するだろうが、すでに半年の間に3度は抵抗を受けている相手に何故それが通用すると思ったのか。

 

僕は予定通り、一つの設計不備対応を除いてギリギリ間に合った。意外とやるもんだねえと自分で褒めたくなったほどだ。帰宅時刻「都合よく」PMは離席していた。エンドユーザーのリーダーやサブマネージャーから挨拶をいただいて、PCを掃除し返却して帰った。事の顛末は営業担当に電話し、酒を飲みにミナミの街に僕は消えた。

 

ポスト・マローンを聴きながら、歌いたくなる。

Now they always say, "Congratulations"

今じゃ奴らはいつだって「おめでとう」って言うのさ
Worked so hard, forgot how to vacation

休むのを忘れるぐらい、たくさん働いた
They ain't never had the dedication

奴らは全然献身的じゃなかった

 

いつだって人間社会は複雑怪奇なのだ。

 

 

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