フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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モデルナのワクチンを打つ

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コロナで軽症病棟に入院し、退院してから1週間ほど。後遺症もなく仕事に戻っている。仕事中に大阪市のワクチン予約ページを見ると、キャンセルされたらしい時間帯があった。すぐさまクリックすると無事に予約できた。あまりにもあっけなかったので興奮してしまった。予約時間は3時間後のインテックス大阪だった。早速、クライアントに許可をもらった。今のクライアントは余裕と理解力があるのであっさり許可がもらえた。

 

1時半からだったが1時頃には到着した。時間は無関係に受付をしてくれた。対応が柔軟で予約できてる人が来たらそのまま通すって感じになってるようだ。等間隔に開けられた座席に座って受付を待ち、流れるように進んだ。

 

問診票には特に問題はないようにチェックをしたが、一点だけ1ヶ月以内に病気をしたか、という質問にはCovid-19と書いた。予約することを優先したので、あとから調べることになったが、厚労省はコロナ感染後のワクチン接種を推奨している。特別な治療や投薬をした場合間隔を開けたほうがいいらしいが、軽症の自分は病院でもただ寝るだけで何も治療していないのでOKのようだ。

 

自己免疫ができたんだからしばらくはワクチン不要ではないか、とも思った。アメリカでは回復者は90日程度ワクチン接種を遅らせてもいいらしい。カナダでは推奨している。自分としてもいつ予約できるかわからないんだし、打てる内に打ってしまおうと思っていた。タイミング的にもいい頃合いだ。2回めは10月初旬、効果が出るまで2週間。ちょうど冬に入るところだ。高齢者のワクチン効果が切れるだとか、ブースター接種が必要だとかいう話もある。そうなると冬は高齢者優先になって予約が取れないかもしれない。12月ごろには僕の自然免疫も低下するらしい。2度打てば半年持つとのことなので、来年4月ぐらいまではコロナの症状とは無縁でいられる。安心安全だ。高齢に差し掛かった両親も打てたし、友人たちも次々に接種していたので自分も焦っていたがこれで心配ない。

 

インテックスでは医者の問診があったが、担当の医者は僕がコロナにかかったことに興味津々だった。やや長話になったのが気恥ずかしかったのか、医者は戸惑いつつワクチン接種の許可を出した。感染者の方がワクチン効果が高いって話もありますからね、と医者は言った。そうであればいいと思う。実際にそういう報告があるらしい。痛い痛いと噂の注射も大規模接種会場だけあって慣れているのかまったく痛みを感じなかった。献血とかのほうが痛い気がする。アナフィラキシーショックもなく、会場からでて家にも無事に帰れた。モデルナアームと呼ばれる症状もない。会場に入って出るまで40分程度。そのうちアナフィラキシーショック用の休憩時間が15分と考えるとスムーズな接種だ。24時間後の副反応を懸念しつつ仕事に戻った。

 

副反応体験があるなもしれないとでメモりはじめる。夕方ごろには打った左肩が少しだけ痛み始める。腕を上げるとズキズキする感じ。

 

24時間後がキツいらしいと聞いたが、実際のところ肩の痛みと少しの頭痛だけで済んでいる。48時間後もあるらしいとのことかので警戒する。叔母さんは3日間熱がでたらしい。

 

接種の次の日、夜には頭痛もなく肩の痛みもかなりマシになっていた。48時間経って熱が出ることもなく過ぎた。二回目がひどいと聞いているのでまだ油断はできない。

 

とはいえこれでモデルナの一回目は終わったのだった。あっけないものだ。