hotelpassというサービスを使って今年の8月は別府にいた。
2019年に1週間ぐらい九州をバイクで横断したことがある。その時の記憶はすごくよいものだった。別府の港で降りて2泊3日、阿蘇山をぐるりとして熊本に2泊、鹿児島に行って1泊、霧島神社を観光してそこから志布志に。志布志では船のメンテナンス日と知らずに向かい、そこで1泊。
その時の別府の良さ、というのが強烈にあって、そこで住んでもいいんじゃないかなんて思ったほどだった。地獄温泉やら竹瓦温泉やら別府のグルメを一気に詰め込んだ2日間だったので強烈だったが、1ヶ月いると微妙になってしまった。
まず2019年は10月というとてもいい気温の時期に旅行した。しかし2023年の夏は強烈で、温泉に入っても出ると汗だくになってしまうほどだ。バイクで移動するにしても暑すぎてウロウロしたいと思えなかった。物価の安さは相変わらずだったが、気温の高さから別府駅周辺に行動範囲が限られ、グルメ以外の生活感は微妙だった。結局のところ地方都市というのは劣化大都市でしかないのだ。そこにある特別な、特にアウトドアとか少し行ったところにある山川海にアクセスできないと魅力半減だ。
2-3泊しただけでは、そこを拠点に暮らせるかは判断できないということか。もちろん冬の別府はまた違った感想になると思う。
1ヶ月いたのに温泉よりもほとんど飯を食べていた。西武リゾートイン別府は大浴場つきだったので助かった。良いホテルだった。
- 8月5日 原尻の滝、高千穂峡、宮崎で一泊
- 8月6日 美術館のバンクシー特集
- 8月15日 別府公園のスタバ、グローバルタワー
- 8月21日 湯やえびす
- 8月29日 鍋ヶ滝公園といやしの里樹やしきの日帰り温泉、飯田高原
- 別府 九州のグルメまとめ
8月5日 原尻の滝、高千穂峡、宮崎で一泊
前回訪問時により忘れていた原尻の滝。別府市民に言わせると割り頻繁に滝が枯れているらしい。僕はザブザブしている姿を見れた。
そして高千穂峡にまで足を伸ばす。残念なことに土砂崩れにより遊歩道は入り口近くで封鎖、ぐるっと見てまわることはできなくて、さっさと帰ることになった。
宮崎ではすごく古いホテルに泊まり、おまけに中学生ぐらいの林間か遠足だかの集団にぶち当たり、騒音で辛かった。
8月6日 美術館のバンクシー特集
どこの美術館だったか忘れたけれどバンクシー特集していたので寄る。
イギリスで話題になったディズマランドのアリエルが置かれていて、本物を日本が買い取って地方に置いているのかと関心した。それともレプリカだろうか?レプリカを作るのもお金がかかるし、それだとバンクシーの作品とは言えないので本物なのかもしれん。
8月15日 別府公園のスタバ、グローバルタワー
別府公園にあるスタバはすごく雰囲気がよく、ガラス張りの席の前に座ると雲のかかった山が見え、自分はそこで何度も過ごした。ホテルの近くにもスタバがあり大阪の生活に比べてたくさん利用した
ホテル近くのバーで教えたもらったグローバルタワー。閑散とした建物の奥に別府を一望できるタワーがあり有料で登れる。僕の前に子連れの夫婦が登っていった。
8月21日 湯やえびす
湯やえびすで岩盤浴と温泉のセット。2000-3000円ぐらいして、高いなあと思った記憶。研修中の外国人が接客をしていた。別府にはかなり外国人労働者が多く喫茶店やらコンビニやらも外国人ばかりだった。インド系が多いようだ。写真を振り返ると店の写真を撮ることがあまりないので、ここどこだっけ?となる。
8月29日 鍋ヶ滝公園といやしの里樹やしきの日帰り温泉、飯田高原
鍋ヶ滝公園は滝を中心とした有料の公園。珍しく滝の裏側にスペースがあり座って鑑賞したりできる。観光客もまあまあいた。
ここにいたるまでは大きい道路から外れた酷道を下ったりする必要がある。この宿には専用の案内人がいてバイクの駐車案内をされた。ぬるめの露天風呂が売りらしいが、良かった。500円ぐらいだった気がする。じっくりと身体を温めてからバイクで高原を走り回る。
阿蘇山を中心に近隣の山々を通る高原はとんでもなく絶景で癒やされます。道路は広く、人も少なく、道の駅があったりしてバイク乗りにはたまらんです。道、という点においては北海道と引けを取らないほどの地域と言っていい。
別府 九州のグルメまとめ