フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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映画「PSYCHO-PASS SS Case 3 恩讐の彼方に」は狡噛復活の物語

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psycho-pass.com

以下ネタバレ

 

アニメのPSYCHO-PASS 1期と2期を見た僕としては気になっていたのだが、今週ついに視聴できた。もともとPSYCHO-PASSの物語の一番面白いところは、1期における狡噛と槇島の関係性だと思っていて、映画もそれだけ見ればいいかと思っていた。

 

Case3は狡噛中心とした物語っぽかったので楽しみにしていたのだが、予想外の良さを得た。映画の最初の方に花城フレデリカというキャラが出てきて、外務省から公安に出向しているという紹介で狡噛に接触する。この花城フレデリカというキャラが僕好みのチンピクキャラなわけで、なかなかええやんけ、などと思っていたわけだ。

 

ストーリーはミャンマーにおける紛争とその停戦にいたるまでの陰謀であるが、そこで狡噛は自分の役割や限界などを知って、やがて東京に戻ることをフレデリカから要望され、戻ることを決意するという内容だ。

 

時間にして68分という短めの映画だが満足度は高い。物語はコンパクトに纏まっていて起承転結もきちっとしている。その上で日本の深夜アニメのお決まりも踏襲している。

 

まず地元民の萌ロリキャラがいて、フレデリカのようなエロ要因がいて、2人のお風呂シーンは完全に深夜アニメのそれだな、と思った。PG12の制限がある映画ではあるが、いきなりフレデリカの乳首見せるのは、それはいけるんだと思った。

 

印象に残ったのは最後のバトルにおける適役のセリフ

「お前は部下を食わしていく大変さを知らねえんだ」というものか。

 

狡噛は終始、組織に入ると嫌な仕事もしなければならないのが嫌というスタンスだったが、なんやそれ僕やんけ、と思いながら見ていたところそのセリフである。思わずファーwって声がでたわ。

 

いずれにせよ2期とは打って変わってわかりやすいストーリー、魅力的な新キャラといい随分と変化して、評判もいいようだ。まあシビュラシステムとかの世界観は全く利用されていないけれども、狡噛復活という男の復活劇と思えば十分だと思った。